ゆかふさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ゆかふ

ゆかふ

映画(240)
ドラマ(3)
アニメ(0)

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレ解説を読んで、いろんな伏線がはられていたことを知った。

偽クレアが小説家というのは完全にウソというわけでもなく、この略奪計画のシナリオの一部を担当していた、というのもアリかなと思った。

>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.7

主人公とジャレットレトーの役づくりがすごい。

組織の不条理が許せないとおもってしまうタイプなので、主人公同様に製薬会社に怒りを感じた。その分、ラストは感慨深く拍手を送りたい気分になった。

主人公は
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

この映画をみた翌日に、警官による黒人警官への暴行事件とそれによるデモのニュース。
根深い。

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

2.9

長い!笑
女子高生、言葉たくみな殺人者と巻き込まれる人々、厳しい親への反発、映画製作、解体。。

園子温のテーマが盛りだくさんで、「冷たい熱帯魚」と「自殺サークル」と「リアル鬼ごっこ」と「ヒミズ」を詰
>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.2

高校教師になった友人にすすめられて、初めてみた。
全員ダメ人間、でも人情があつい、音楽最高、という、私のツボをおさえてる映画。極めつけにユアンマクレガー。
ガラスの十代の感覚でおとなに反発していた頃を
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

状況や天気や気分など、奇跡的にいろんなことがうまくいってすごく幸福な瞬間にいるとき、これが覚めない夢だったらいいのになぁと思うことがある。

コブの奥さんみたいに、現実に戻りたくないと思う人もたくさん
>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

結末が分かってからのラスト5分はしびれた。
ホアキン版ジョーカーで、悪が完成された場面を見たような、なにもかも知らなかった昔の自分にはもう戻れない、という、ウソを知っちゃってるカタルシス。。
もう一度
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.8

さまざまな色彩が使われたバスが大自然を走るシーンが良かった。きれいなサリーや鮮やかなとうもろこし、美味しそうなチキン、可愛い子どもたち。理想をつめこんだ、夢のような映画だった。

宗教の違いを超えて人
>>続きを読む

青い春(2001年製作の映画)

3.7

手を離して手を叩くバトル、中学生のとき、めっちゃ真似したなぁ。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

小学生のときに初めて見て、夢があって退廃的で刺激的なこの世界に強く憧れた。

あの頃は、東京は、アヘン街みたいなやばい路地が至るところにある怖いところだと思ってた。。

アジアの国々や、昔の汚い歌舞伎
>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

1.1

ネガティブな感情を焚きつけるような作品はつくづく苦手だなと思った。
気分が悪くなった。

ラッキー(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

酒場での、何度も見返したくなる、ひとことも忘れたくないラッキーの演説のあとの、ラストのカメラ目線に完全に心を奪われた。
「きみはこんな風に笑えるか?」と問われているようだった。

それまでずっと、老衰
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

宇宙や高次元の知識がないので、NASAのメンバーが交わしている会話の半分くらいは理解できなかったけど、大筋のストーリーはシンプルなこと、宇宙やブラックホール内の映像がこれまでに見たことのないものなので>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

2.9

主人公が、視聴者を欺いて事件を解決してくれることを途中から期待してしまった。敵を欺くためのメモとか出てきたらよかったなぁ

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.8

いろいろな解釈があると思いますが、人の想像力は無限で、物語を創作することは素晴らしいということを教えてくれる作品だと思いました。

老人ニモのいる世界の、豚を抱えた人々がとても奇妙で、死ぬ寸前の人間に
>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

3.9

「次は現場で」って、一緒に言いたい〜!!!
このセリフが、いまの状況や娘ちゃんの感情や現場の人たちとの関係性など、すべてを代弁している。
「ひとことの重み大賞」があったらナンバーワン!!

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

1.8

ラストにつながる選択をしないと、前の選択にすぐに戻されてしまうので、「視聴者の選択によって何通りものストーリーができる」というわけではなかった。
自由な選択を与えられているようで、実は敷かれたレールの
>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

5.0

つらいことばかりだけど、こんなに最高に楽しい瞬間があれば生きていける。長男のキャラクターがとてもとても好き!!! 
川上未映子『夏物語』の緑子ちゃんを思い出した。

プルースト研究者のおじさんのキャラ
>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.1

坂口安吾と三島由紀夫が登場したのがよかった。
作家同士の絡みは、なかなか想像できないので、とてもわくわくした。

これくらいポップな作品にして、いろんな人に面白おかしく批評される方が太宰は喜ぶのかもし
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

この世界にいないのに、ビートルズは偉大だなぁ。

いまのリアル世界とのギャップが大きくて、夢みたいで、こんな作品がもっと描かれるといいなぁ。

この作品をみて、ビートルズの世界観が少しわかった。

セブン(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ウブでイケメンなブラピをこんなオチにしてしまうなんて。。。。。!!! クラシックの名曲が流れる作品はドキドキする説

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

フィルム映画づくりのシーンが登場したことで、この話がすべて、主人公による妄想なのではないか?と思わせてくれる。
千一夜物語のような入れ子構造のよう。観る前とは違う場所に連れて行かれた。

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.0

ダニエルクレイグの悪そうな顔、鋭い眼光、いい身体から終始目が離せなかった。双子ちゃんも奥さんもお向かいさんも、女優さんみんなキレイ。