Arbuthさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Arbuth

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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

4.9

「きっと、うまくいく」や「最高の人生の見つけ方」に通じるものがある、とってもlovelyでhappyでheartfulなコメディ。こういう映画本当に好きだ。なんかもう、本当に…本当に大好き。

患者の
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アトミック・ブレイン 大脳移植若返り法(1964年製作の映画)

1.4

アマプラでたまたまオススメで出てきて、気の迷いで観てしまった。

昔のモノクロ映画って、ただそれだけで名作の期待値が底上げされるんだけど、これは迷作だった。当然と言えば当然だけど、昔にもB級映画ってあ
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レベル16 服従の少女たち(2018年製作の映画)

3.8

平均スコアから期待したよりは全然面白かった。

上流家庭の養女となるため厳しい教育を受けさせる寄宿学校。特に清潔にはやたらと厳しい。どうやら0〜16歳の生徒がいるらしい。従順は女性の美徳、好奇心は悪徳
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トロール・ハンター(2010年製作の映画)

3.4

名作ホラー「ジェーン・ドゥの解剖」の監督の作品ということで少し期待しすぎてたかもしれない。
まあでも普通に面白かった。名作とまではいかないけど。

冒頭から「ブレアウィッチ・プロジェクト」臭がプンプン
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マシニスト(2004年製作の映画)

4.5

約十年ぶり?以上?の再鑑賞。

…いやー改めて観てもすごく面白い。よく出来てる。

最初に観た時は本当にまんまと騙されたな。オチを知った上で観ると、至るところにヒントが隠されていたことに気づく。

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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.5

まず邦題が詩的で素敵。「孤独なフリした世界で」なんてエモい邦題、よく思いついたなって思う。「死にたい夜にかぎって」に通ずるエモさ。

でも原題もかなりエモいな。“I Think We’re Alone
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.2

むかーし子供の頃にTVのロードショーで断片的に観た記憶がある。今回初めてちゃんと鑑賞。

リドリー・スコット監督がメガホンを取ると大阪の街並みが一気に「ブレード・ランナー」の世界観になるから面白い。こ
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アップグレード(2018年製作の映画)

4.5

記念すべき2020年100本目🎉の鑑賞作品。

先日鑑賞した「透明人間」のリーワネル監督の前作。
テーマが『高度に発達したテクノロジーの脅威』なので、そういう意味で「透明人間」に似てたかな?
あと『妻
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

この作品の魅力はクライマックスの御前会議に尽きます。

まず会議室広すぎ!小学校の体育館くらいあるぞ。舞台づくりが完全に悪ノリ。
そして出席者の面子の濃さ。顔の濃ゆいおじさん達が眼力をこれでもかと効か
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.0

期待通りにB級で、予想通りにしょうもなかった。

パロディ元である「高慢と偏見」を観てたらまた感想も違ったかもしれない。設定は本家そのままなんですね。
パロディなのにコメディではないというのが予想外。
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透明人間(2019年製作の映画)

4.2

まず、映画館で映画を観るのはコロナショック以来初めてで、本当に久しぶり。やっぱり映画館はいいなぁ。また観れるようになって本当に良かった。

これは詳しいことはネタバレになるから書けないんだけどラストが
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

1.5

うーん、なるべくこういうこと書かないようにしてるんだけど、残念ながら全然楽しめなかった。
こういうタイプの映画嫌いじゃないはずなんだけど、最後まで好みが合わなかった。
わかる人にはわかる良さがあるのか
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.0

ちょっと珍しい、サメ映画ならぬワニ映画。
こんなザ・B級映画を観るのも久しぶりかも。

現在、2020年7月の日本でも、大雨災害が全国各地を襲っているけど、警報が出たらすぐに避難しないといけないなと改
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.9

“Captain Fantastic“に「はじまりへの旅」っていう邦題付けた人すごいな。とても分かりやすく内容を表していると思う。

邦題は親切で、作品を理解する助けにはなるけど、同時に最初からその見
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カンパニー・メン(2010年製作の映画)

3.8

リーマンショックで職を失ったホワイトカラーを描いた社会派ドラマ。一寸先は闇、なアメリカ社会。

失業してもプライドが邪魔してなかなか生活レベルを落とせなかったりブルーカラーを見下す意識が抜けなかったり
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.1

おそらくそういう若者は世界中のあらゆる時代にいたと思うけど、『ライ麦畑で捕まえて』は多分10代の頃に最も影響を受けた本の一つだ。16歳から18歳にかけて毎年一度は読んだ。20代になって、村上春樹訳の『>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

面白かったー。
二転三転するストーリーに目が離せず、ずっとドキドキさせられっぱなしだった…
後半、『えっこれで終わり?このオチはちょっと…』って思ったけどそこから更にどんでん返しがあり、満足のいくラス
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ポゼッション(2012年製作の映画)

3.3

いやー怖かった。
これが実話を元に作られたとか、嘘でしょー。怖すぎるよ。「ファーゴ」みたいなオチなんじゃないの?と思ったら、実際は『こういう呪いの箱がebayで出品されてたよ』っていう部分だけが実話の
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キラー・メイズ(2017年製作の映画)

3.0

なんだこれ、しょーもなっ!
何を見せられてたんだろう??

絵に描いたようなザ・B級映画、だけどセットはすごく良くできてる。手が込んでる。ストーリーは全然意味不明だけど。あと俳優の演技はとてもB級感あ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.8

ウォッチリストに溜まっている映画を少しずつ消化中。

こういう『映画好きなら教養として観ておかないと』的なクラシック映画って、難解そうでどうも敬遠してしまってたけど、実際観てみたらむしろすごくわかりや
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パターソン(2016年製作の映画)

4.1

あらすじに書いてあることが全てな映画。取り立てて大きな起承転結はまるで無い。

だけど、なんか良かった。
語彙力がなさすぎるけど、この表現が一番しっくりくる。“なんか良かった”。

主人公はアマチュア
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.7

説明不要のSFホラーの金字塔。
この原題によくこの邦題を付けたなあと感心。でももっとSFチックな映画かなとミスリードさせられたので、シンプルな原題の方が好きです。

いやー面白かった。素晴らしい!かな
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

完全に余談だけど、昔「うしおととら」に『パーティで踊る相手がいない奴のことを“壁の花”という』みたいなセリフがあった。
漫画で学んだ雑学は多い。

日本には幸い高校にダンスパーティの文化は無かったけど
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ウィッカーマン(2006年製作の映画)

3.0

これは「ミッドサマー」を観る前に観たかったなー。まぁ「ミッドサマー」観たから知った作品だからしょうがないんだけど。

だってどのシーン観ても(ミッドサマーだ…)としか感じなかったし、ラストも完全に予想
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.4

予告編から予想してた内容と違い、良い意味で裏切られた。

ホラーでもなければ涙無しでは観れない悲しい話でもない。ちょっと切ないけど、それよりも暖かさが勝つ。

すごい傑作、とにかくお勧めだ!ってわけじ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.5

正直ちょっと思ってたのと違ったかなぁ…でした。ポスターに書いてあるような『密室ミステリー』はあまり感じられなかったし、『8人全員嘘つき』でもなかった。

(そもそも最初に2台目の駅馬車がミニー服飾店に
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.9

『予期せぬ一瞬が訪れ生き方を変えてしまう…』
作中に出てくるこの台詞がこの作品の全てを物語ってます。

マゾヒズムの語源となったマゾッホさんの同名の小説が原作。何度か映画化されてるんですね。

ロマン
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.5

期待通りに傑作だった。それは観る前から知っていた。ヒースレジャー演じるジョーカーという映画史に残る最高のヴィランを欠いても、ノーラン監督はこの三部作の終焉を申し分なくキッチリと仕上げてくれた。

ベイ
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.5

あぁーやっぱりエピソード6はいいなぁ。多分人生で一番観た回数が多いスターウォーズ作品。壮大なサーガの終幕にふさわしい作品!

序盤のジャバのアジトのバンドシーンが好きだったんだけど、こんなにシンガーの
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

4.0

やっぱりこっちだよ、「ルーパー」だ。前日観た「ループ」はこれと間違えてウォッチリストに入れてたんだ…ジャケットもなんかちょっと似てるし。てかこれはライアン・ジョンソン監督だったのか。

若ジョー対老ジ
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LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.6

なんでこの映画をウォッチリストに入れてたのか。。。多分「ルーパー」と間違えてたのかも。

最初主人公のアダムがクズ男で全然共感できなかった。「恋はデジャブ」といい「ハッピーデスデイ」といい「残酷で異常
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ANON アノン(2018年製作の映画)

3.5

先日観た「タイム」と同じ女優さんが出てる、と思って観てみたら監督も同じだった。道理で作品のディストピア感が少し似てる。「ガタカ」や「トゥルーマン・ショー」もこの監督だったんだ…好きな作品多いな。

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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.4

本作の主人公、ホアキン・フェニックス演じるジョーはどことなく「ジョーカー」のアーサーに似ている。かたやガリガリのおじさん、かたやふっくらしたおじさんなんだけど、年老いた母親と2人暮らしなところとか大き>>続きを読む

TIME/タイム(2011年製作の映画)

4.0

『時は金なり』が文字通りの意味で使われる近未来が舞台のSFアクション。この世界では寿命が通貨。金欠=死。これはヤバすぎる。絶対強盗とか増えるだろうし治安悪くなるよなあ…。

タイムゾーン=標準時間帯が
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.6

ああ、観てからだいぶレビューがあいてしまった。。

「ライオン」を観た日の夕方に続きデヴ・パテル繋がりで観賞した一作。
1日に2度もデヴ・パテル氏にネバーギブアップ精神の大切さを学んだ。

公開当時に
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.8

今年に入って観た中で多分一番泣いた。

インドで5歳の時に迷子になり、オーストラリアの夫婦に養子として迎えられたサルー。20年の時が過ぎ、大学のインド出身の友人のホームパーティーで見つけた揚げ菓子をき
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