『時は金なり』が文字通りの意味で使われる近未来が舞台のSFアクション。この世界では寿命が通貨。金欠＝死。これはヤバすぎる。絶対強盗とか増えるだろうし治安悪くなるよなあ…。
タイムゾーン＝標準時間帯がそのまま住む人の階級の差になってるって言うのが面白かった。NYのグリニッジはやっぱり超高級な街なんだな。日本はどうなってるのか気になります。
貧困層から富裕層への反撃と革命、ほんと最近色んな映画で観るなぁ。SFにせよ現代物にせよ。2010年代以降やっぱり増えてきてるんじゃないかな。
本作、ディストピアものでは社会システムの作られ方という点で特に「ハンガーゲーム」や「スノーピアサー」に似てた気がした。
後半は完全に近未来版「俺たちに明日はない」って感じ。クライマックスまでなかなかハラハラして楽しめた。
キリアンマーフィー演じる警官のキャラが特に良かったですね。社会のシステムの不合理に憤りを感じつつも職務を全うしようとする葛藤と哀愁がにじみ出てました。もう少し掘り下げてほしかったな。
そしてやっぱりなんと言ってもアマンダが可愛すぎる。この映画で初めて知ったけどアニメかな？っていうくらい目が大きい。可愛い。素敵なキャスティングでした。
