にこぷーさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

にこぷー

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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

未公開の再編集が気になるのと、大切な人に観て欲しく鑑賞。追加されたエピソードで前回観た時と異なる解釈。同じ場面会話が全く異なりそーだったんだと言う発見。前作観た人には是非観て欲しい。2度目の鑑賞にも関>>続きを読む

ピンカートンに会いに行く(2017年製作の映画)

2.7

内田慈ハマり役。彼女の映画にことある事に出てきたセリフの元アイドルが具現化。あい変わらずのまくし立て演技も冴えている。ストーリー的にはもう少し内面的なエピソードかあればラストライブで泣けただろうに。し>>続きを読む

のみとり侍(2018年製作の映画)

2.6

ただのコメディかと思いきや、ちゃんとした話で、奥が深い。また、その江戸に生きる人々のなんて粋なこと。スカッとした気持ちになれるコメディ。阿部ちゃんはこういう役がよく似合う。

フロント・ページ(1990年製作の映画)

2.5

子供の頃にハマったMr.Boo、懐かしさと当時夢中になったテイストは相変わらず。兄弟の息がピッタリの掛け合い、それぞれの役割分担、流石。日本1作目の半斤八兩のニューバージョン、でも全くの飽きることなく>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

2.9

味のある役者に白石監督。重いテーマで期待を上げすぎて肩透かし。兄弟が背負ってしまった宿命も希薄でそれぞれの葛藤も伝わらなかった。ただ役者の演技素晴らしく安心して観られた。また細かな描写や仕掛は見事。

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

2.6

園子温監督ワールド全開。そこかしこに過去の先品が見え隠れ。観終わったあと、相変わらずの精神疲労感も健在(笑)園子温作品に欠かせない神楽坂恵が出てなかったのが残念。

オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

2.3

派手すぎず、しょぼ過ぎないちょうどいい感じのでほんとにある遊園地なので行ってみたい気持ちになる。職場の仲間が家族って理想そのものの現実味には欠けるがほのぼのと観れた。テレビの特番ドラマでもいい感じ。

劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

2.6

リアルタイムで観ていたので登場人物の成長、その後が微笑ましい。敵の軍団にもあちこちに懐かしい機体が。さすが永井豪の原作だけあり広大なスケール感のストーリー。ただCGのマジンガーZはなんか違う。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

2.6

三谷幸喜と安定の役者さん達で、面白かったが笑いが古い。10年前の笑える映画の感じ。笑いのツボもセンスも古い。あえて狙ったのか監督の時が止まったのか
スッキリ爽快では無かった。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.5

東野圭吾ファンとしては加賀恭一郎の阿部ちゃん、湯川学の福山さんはハマリ役で楽しめたが新田浩介のキムタクははずれ。どーしてもキムタクの演技が気になり物語に没頭できない。長澤まさみもこの映画では輝きが無く>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

2.8

中島監督の独特な世界観と軽快なテンポ、派手な演出がホラーと融合したらと興味深く鑑賞。さすが単純なホラーにはならず、人間の奥に潜むダークな部分が逆に怖かった。松たか子カッコよすぎー

七つの会議(2018年製作の映画)

2.9

過去に原作を読んでいたがすっかり忘れていたので新鮮な気持ちで観られた。最後の語りは社畜日本をよく表す説得力のある話だった。野村萬斎がやたら芝居かがっていて、時代劇ならいいが現代劇だと鼻につく。

引っ越し大名!(2019年製作の映画)

2.5

引越し準備がじっくりと、引越し道中はチャンバラ劇でメリハリが効いていて単純に楽しめた。星野源久しぶりに映画で観たがいつも同じような役柄。高橋一生みたいにイメチェンや意外性がなく、役柄はあっていたが主役>>続きを読む

億男(2018年製作の映画)

2.2

売れっ子の高橋一生を筆頭に豪華なキャストで物語を盛り上げているが、なんともスッキリ出来ない。お金について考えさせるエピソード満載だが現実的でなく
観終わったあとに、なんだったんだ感が強い。

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

1.9

設定、シュチエーションは非常に興味をそそったが、何故かつまらない。サメ映画の王道で装置も設備も今風だがなんか古いB級映画を観ている感じ。舞台も中国なんで?あー相変わらず中国に媚った映画かー

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.0

12人の訳ありの集い、密室のサスペンス、アガサ・クリスティバリのミステリーを期待させる話だが薄い。話に重みが無く淡々と話が進み、期待を裏切る仕掛けもない。今後を期待する若手が勢揃いしていたが皆くすんで>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.0

ベタな恋愛映画とは一線を引く、深く重い恋愛映画。誰もが持つ、こんな気持ちになることあるが、振り幅が広く表れるヒロイン。趣里だからこそ、上手く演じあげていた。仲さんのいつもと違う役柄もよかった。救いが無>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

2.5

映画好きの斎藤工が監督ということで期待していたが特別味があるわけでも変化球があるわけでもなく、淡々と物語が進み気づいたら終わってた。監督しながらの出演はどっちつかずの中途半端。

旅猫リポート(2018年製作の映画)

2.9

上から目線の猫の擬人化は「同居人はひざ、時々、頭のうえ」にも使われていたよくある手法だが感情移入しやすく好きな表現なので集中して観られた。ナナの表情や仕草、動作が演技している訳では無いがすごくよく撮れ>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

トイストーリーと共に成長した大人に向けた作品だった。ラストに関しては色々な解釈見方があって、衝撃でもあり、納得でもあり、意見は別れるだろうが1~3で確立したトイストーリーを一旦別の角度から見直すことが>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

2.3

フランス映画独特の雰囲気と後味の悪さ。生々しさ通り越して毒々しい。あまり物語に集中できないのと、よく分からない感情の起伏に振り回された感の映画だった。

娼年(2018年製作の映画)

3.0

ただのエロ映画にならず、性を通して人間の本性、本質があからさまになる描写はさすが三浦監督。演出も手が込んでおり、こだわりが細部に感じとれた。桃李くんハマり役。

レオン(2018年製作の映画)

2.6

よくある入れ替わりもの。設定はつかいまわされているが、単純に面白いのは竹中直人の力だろーと。それにしても知英はよく入れ替わる(笑)中身が親父は慣れてるから堂々感がいい。

羊と鋼の森(2018年製作の映画)

2.6

小説を読んでいてその時からこの作品は映画向きだと感じていた。活字からの音の想像は限界があり実際に映像と音から作品の深みが伝わってきた。ただ良い小説が必ずしも良い映画になるとは限らないとも、感じた。

いぬやしき(2018年製作の映画)

3.3

漫画もアニメも既読済みなので映画化で世界感が壊れてないか心配だった。だがストーリーも上手くまとめてあり、ラストもオリジナルでよく出来ていた。日本のSFも米国に引けを取らず素晴らしくアメコミ映画観ている>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.1

命を粗末に扱う映画が多い中、この作品は命とは、生きるとは、生命の尊厳を考えさせられた。原作を読んでいないので最後はどーなるかと気になって仕方なかったが納得の終わらせ方。最後の最後で東野節がニヤリ。

彩恋 SAI-REN(2007年製作の映画)

2.0

徳永えり目当てで鑑賞。作品自体はフワフワした感じで特筆すべき点はないが、
作中に未成年だが親子で飲酒のシーンが多々あり、是非を問わ無いが映画の表現の自由さと今のご時世の面倒臭さとを改めて感じた。

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.9

サメ映画の中では秀逸。海の綺麗さとサメの怖さが上手くマッチしていた。ここまで極限に追い込まれてあそこまでできるだろうかと言う疑問もあるがただただ、女性は強いと関心

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.3

基本テレビドラマと変わらないが、映画ならではの豪華さが物語を高めてる。ドラマパターンでどんでん返しはわかっていたがそー来るかの意外性は流石の脚本。長澤まさみはシリアスよりこーいう役があってる気がする。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.2

時代がかわり、背景がかわり、人物がかわり、フィラデルフィアの街並みも変わったがやっぱりロッキーだ。一度敗北して蘇る、これは変わらない。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

サブカルチャー満載は流石の大根監督。細部に渡り当時が蘇る。登場人物のひとりひとりの個性が活きて物語の感情移入もしやすく、気がついたら大笑いしながら号泣。笑って泣ける、コレぞ映画!!春馬くんはひたすらキ>>続きを読む

HERO(2015年製作の映画)

2.1

前作と続けて観ると映画技術の進歩の凄さを感じる。ストーリー的には相変わらずのご都合主義でTV特番の域を出てないが、松たか子はやっぱりいいなぁーって再認識。

HERO(2007年製作の映画)

1.8

いわゆるTVドラマが売れたからそのままの流れで映画の典型(笑)今見るとTVのスペシャルでいいじゃんレベル。それなりに出演者に力入れてるが。

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.8

観る前に賛否両論ある先品だと知らされていたが、構えず観られた。細田ワールドの集大成だった。あちこちに過去の作品のオマージュを感じる。子供には見えないものがみえたり、大人ではわからない世界感があり、それ>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

2.7

全く正反対の兄弟姉妹それぞれの葛藤や思い悩みを巧みに絡ませて進むストーリー。兄弟姉妹だからこそ本音でぶつかり合える、骨太な作品だった。ニッチェの江上さんここまでと期待してなかったがいい味だしてた。

累 かさね(2018年製作の映画)

2.0

もっとドロドロゾクゾクするものを期待していたが外れた。太鳳ちゃんにしては珍しく嫌な女役。イメージ脱却にはいいかも。変身前、変身後の太鳳ちゃんの演技の違いがよくわからん(笑)