nori007さんの映画レビュー・感想・評価 - 85ページ目

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

2.0

レイプ犯の犯人と被害者が不思議な共同生活をはじめる。
はたして、共依存なのか、ストックホルム症候群なのか。
愛してるようで、冷めている。よくわからない関係。

主人公たちの行動も理解出来ず、異様なほど
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.0


営業部では変わり者であった松田龍平扮する主人公が
辞書編集部に異動になり、自らの才能を発揮していく。

主人公には、アスペルガー症候群の兆候がみてとれ
コミュニケーションが苦手で、場にそぐわない丁寧
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少年H(2012年製作の映画)

2.5

妹尾河童の自伝的小説。

映画は、戦前、戦中、戦後と少年時代を過ごしたはじめ少年ことH少年。
世の中がきな臭くなっていく中、大人たちの行動に疑問を持ち
世間に抗う姿が描かれる。たしかに当時を過ごした人
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キャリー(2013年製作の映画)

4.0

旧作は大昔に見たので正直ラストしか覚えていないのが自分の立ち位置。

人間関係のバランスが絶妙。
狂信的な母親に育てられたキャリーはまったく自分に自身がない。
そんな中、ちょっとした事が原因でクラスの
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カルト(2012年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリー風な作品で、霊に取り憑かれた母娘を除霊するレポーターを務めることになった、あびる優、岩佐真悠子、入来茉里の3人

前半は、少々胡散臭い霊能者と共に除霊をするので
違和感を感じながら見て
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.0

映画「スピード」の元ネタとか、一部では名作の呼び声高いが
現在の視点から見ると、不要なエピソードが多数あり
展開もその存在は偶然なのかよ!とツッコミどころも満載。
犯人側の犯行理由も説得力に乏しくまっ
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.0

主人公は雑誌“LIFE”の写真管理部で働くが
地味でな暮らしをしている冴えない男。趣味は妄想。
そんな彼が雑誌LIFEの最終号の表紙に決まったネガが
無いことに気付き、いを決してカメラマンを探す旅に出
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キャプテンハーロック(2013年製作の映画)

3.0

フルCGで、日本映画らしからぬ迫力の映像!
ただ、面白いかと言うと微妙かもしれない。

前半一時間はほぼ設定と世界観の説明が延々つづく。
しかもハーロックが主役と思いきや実はヤマが主人公でハーロックは
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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007年製作の映画)

2.7

80年代の冷戦まっただ中。アフガニスタンはソ連の侵攻に
危機的状況に陥っていた。
もしアフガニスタンが共産化したら次に狙われるのは
湾岸諸国であろう。そうなったら東西のバランスは完全に狂う。こんな世界
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クローサー(2002年製作の映画)

3.5

台湾(スー・チー)、中国(ヴィッキー・チャオ)、香港(カレン・モク)の3大スター主演のアクション映画。
主演の女性三人がとても魅力的。そしてこれぞ香港映画といったアクション。
かなりの萌えと燃えのア
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ガッチャマン(2013年製作の映画)

3.0

以前から日本製のアメコミヒーローのような
リアリティのある物は作れないのだろうかと思ってました。
この映画は、その難関に挑んだ意欲作でしょう。
たしかに地球規模な危機とギャラクターの設定と
石の適合者
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

2.0

みなさん絶賛のところ恐縮ですが
まったく燃えられなかったです。

MARVELにハズレ無しと思ってたんだけど。。

デリーに行こう!(2011年製作の映画)

4.0

この映画、ロードムービーでもあり
セレブな女社長と能天気な無責任男の
カルチャーギャップなコメディでもあります。

ごくごく一般人の目線でストーリーが展開していくので
主人公たちと旅行している気分にさ
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.8

2005年にアフガニスタンで行われた作戦で、
米海軍特殊部隊ネイビー・シールズ最悪の惨事を映像化した映画。

部隊は、敵の目前である山中で山羊を連れた民間人に出会ってしまう。
その事がきっかけで、恐ろ
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レッド・バロン(2008年製作の映画)

3.5

第一次大戦でのドイツの撃墜王リヒトフォーフェンを
映像化したドイツ映画。
なかなか映像化されることのない複葉機のドッグファイト
を描いたのはとても評価出来る。エンジンからむき出しの
ロッカアームが激し
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

5.0

1976年のF1を舞台にジェームズ・ハントとニキ・ラウダが
王座を争った実話を元にしたストーリー。
寡黙で精密機器のようなニキ・ラウダと
野性的でチャラいジェームス・ハント。
その相容れない二人が反発
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李小龍 ブルース・リー マイブラザー(2010年製作の映画)

3.0

本作は李小龍の実弟・李振輝(ロバート・リー)が
製作総指揮。ブルース・リーを描いた伝記映画は数々あれど
青年期までの香港時代を描いたのはこれが初だろうか?
そこには無敵のヒーローではなく、普通の青年ブ
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

J・J・エイブラムス監督、スピルバーグがプロデュースで
スピルバーグへのオマージュたっぷりな映画。

舞台は1979年オハイオ、田舎の炭鉱町。少年少女が自主映画を製作しようと
するのだが、大変な事件に
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

3.5

今作もめちゃめちゃすごい映像を観た!
という実感はあるのだけど、どこか引っかかる

何故、軽いキャラが増えて少々ウザいのか?!
何故、母ちゃんが不必要にウザいのか?!
何故、中東にいきなりワープなのか
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リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

2.0

人の意識の中に入り込んでいくというのは
昨今の様々な映画にも取り入れられているが
この映画は、序盤からもう結末を予見できていまうという。
そして、物語の浮き沈みもせずに淡々と進行し
かなり退屈な感じ。
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ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

3.5

日本・フランス合作映画で、監督がイランの
巨匠アッバス・キアロスタミという不思議な組み合わせの映画。

デートクラブの女子大生、元大学教授の老人、自動車整備工の男。この三人が織りなす人間模様を淡々とリ
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KILLERS キラーズ(2013年製作の映画)

3.5

恐ろしい殺人鬼を演じるのは北村一輝で
とても不思議な魅力を持っています。
一見、とても誠実そうで純粋に見えるのだけど
突如、狂気の殺人鬼となってしまう。

「冷たい熱帯魚」のでんでん、「悪の教典」の伊
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殺人の告白(2012年製作の映画)

3.0

韓国映画「殺人の告白」視聴

連続殺人事件の時効成立後に
自らが犯人だと男が現れるのだが。。

かなりのドキドキハラハラな展開で
全く飽きることはないのだけど、少々大味な
演出過多な感じはある。
特に
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.0

ドラマというよりも、日常の風景をそのまま切り取ったような物語で
80年代に青春をすごした人にとっては共感しまくりの映画。
あの当時の新宿駅やペペを再現されてるのがすごい!

これはフィクションだけれど
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

2.0

映像は素晴らしかったです。
ストーリーもよかったです。

ただこの作品、個人的には好きにはなれない。
終盤に超絶バトルが延々と続くのだけど
クリプトン星人があまりに超人すぎて、逆にシラケるという。
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大脱出(2013年製作の映画)

2.5

シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが夢の共演。
二人が脱獄不可能な監獄からどう脱獄するのか!?

なのだけど、この二人を出演させるなら
お互い戦わせた方が燃えたんではないかな。
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドキドキしながらも、どこか冷静な自分もいて
自分自身も霊の正体を分析しながら視聴。

序盤の主観視点のカメラワークでは主人公と同じ
気持ちで体験できるが、途中の
「霊は場所ではなく人の心に住み着く」と
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フィギュアなあなた(2013年製作の映画)

3.5

鬼才・石井隆監督作品。
世間から追い込まれ行き着いた先にあったものとは!?

主演の柄本佑がオタク青年に扮し
佐々木心音もほぼフルヌードで熱演。
元女子プロレスラー風間ルミも大暴れで
出演者はものすご
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

4.0

一時期、ソマリア沖の海賊が度々ニュースになっていたけれど
この映画は、実際に起こった事件を映像化したもの。

巨大コンテナ船が海賊に襲われてしまうのだが、相手のソマリア人は
たったの四人。ところがAK
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俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

4.0

主要人物それぞれが何らかの欠陥を持っていて
笑えるんだけど、その根底にあるものはとても悲しい。

堤真一がダメ男なのにプライドだけは高く超脳天気。
「男はつらいよ」の寅さんのようだけど、こちらは
どこ
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アポロ13(1995年製作の映画)

3.8

アカデミー賞、編集賞、音響賞の2部門受賞作品。

ゼログラビティと似ているストーリーだけれど
こちらは1970年に実際に起こった事件。

ゼログラビティは映像で見せる映画としたら
こちらは人間のあらゆ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

5.0

ものすごい映画と思った。
いや、映画というよりも主人公と共に脅威の体験をしてしまう。
そんな作品でした。
宇宙は美しい。大自然というよりもそこは神の領域。
そこでは想像もつかないことが起こり、無限の世
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図書館戦争(2013年製作の映画)

3.7

劇場版アニメで終始違和感を感じていたのだけど
こちらは、冒頭からどういった経緯でメディア良化法が成立し
どの事件をきっかけに自衛組織である図書隊が作られたかを簡単に説明してくれる。

敵である検閲組織
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図書館戦争 革命のつばさ(2012年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

見る方の立場的には、原作、アニメシリーズ、未見。
絵のクオリティがものすごく高く、新宿紀伊國屋書店や半蔵門、大阪と
どれも見たことのある風景ばかり。

ただし背景の町並みのリアリティに反して設定に無理
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

4.0

アイドル映画とは真逆の手法で
ダメさを全面に押し出して
等身大の日常風景を描いている。

なので、本当はトップアイドルのはずの
前田敦子、たま子がダメな人間なほど
親近感が湧いてきてしまうという、不思
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.0

ゼログラビティのアルフォンソ・キュアロン監督作で
ワンカットの長回しのアクションが数カ所あり、そのシーンは
かなりの奇跡の映像と言ってもいいのでしょう。
主人公と同じ視点で現場の雰囲気を味わえます。
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