takechiさんの映画レビュー・感想・評価

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劇場(2020年製作の映画)

2.6

原作の又吉さん。
太宰治「人間失格」・・・が好きだとどっかで聞いたけど。
まさにそんな作品だった。
ダメ人間の話。
人間の暗部を鋭くえぐって・・・
とかなんとか、そういう話好きな人には響くのかもしれな
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

1.9

人それぞれに死に方にも理想があるだろう。
僕の父は脳梗塞である日突然逝ってしまった。
「苦しまないで逝けたんだから、本人は幸せよ」
なんて慰め半分で言う人もいるけど・・・。
果たしてどうだったのか・・
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生きちゃった(2020年製作の映画)

1.6

言いたいことを言えない。
泣きたいのに泣けない。
家族のための頑張って仕事してマイホームを建てる夢がある。
それも言えない人。
わりと多い日本人の男像を極端にデフォルメした主人公。
言葉を問題視してい
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

1.5

これは世間的評価が高いのは知ってたけど
私には合わないだろうと・・・今まで観なかった。
観てもどうせレビューは書けないだろうと。
公の場で感想も言えんだろうと。
数多くのフアンを敵に回す事になるだろう
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

2.4

心のささくれ。
何か分からない鬱屈した思い。
そこから僅かな光をみつけだす話。
詩的な映像、音楽、セリフによって描かれていく。
詩が原作という事で、詩をそのままセリフにしたり、ナレーションにしたりして
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

2.3

頑固な一人暮らしの老人の話。
息子が一緒に暮らそうといってもいう事を聞かない。
息子の世話などにならん。
どっかで観たような・・イーストウッドがやりそうな・・。
わけありげな若い女と知り合い
昔の女友
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.1

フォードがルマン参戦を決めてから優勝するまでの話
それを2時間半で描かれても、そんな簡単じゃないだろうと
どうしても思ってしまう・・・。
しかもフェラーリと戦う以前に身内のフロントVS現場の対立があっ
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パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

2.5

駅ピアノ。BSNHKでたまに観るけど。
駅ピアノからプロのピアニストになった人の話。
駅ピアノ弾いてたら偶然、音楽学院の先生に見出される。
貧乏で悪い仲間と犯罪にも手を染めてるんだけど
学費無料でレッ
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レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

2.8

音楽映画を期待していたのですが
女性差別と闘う話がメインになってます。
そこに恋愛と自分を捨てた親を探す話を盛り込んで
音楽にあまり向き合っている様子が描かれていないのがちょっと残念。
指揮者ならもっ
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

2.4

原作を先に読んでしまったのだけれども・・・。
原作のある映画を、原作のイメージと違うなんてこと言うのは
ナンセンスだと思うんですよ、私は。
映画は映画。原作は原作でいいと。
しかしなんだろう・・・。
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

2.2

これはよく親子の物語だと言われているけど
夢・・いや、お金や安定よりも、人生、冒険だという話
好きな事思いついたら迷わずやりなよ
人生一度きりなんだし、後でやろうと思っても
その「あと」は無かったりす
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

2.4

チャーチルの知識がある程度ないとよくわからないんじゃないかな。
映画とはそれだけ見ても楽しめないとと思うので・・・。
チャーチル知らない人間が観たら何してるのかわからないんじゃないかな。
そのくせゲー
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.2

今さらながら・・・
どらどら。東出さんの例のお相手はどんなひとかな・・
と、ミーハーな気持ちオンリーで鑑賞。
えぇぇぇぇ~そんなにかわいいかぁ?
杏ちゃんのほうが全然イイじゃねえかぁぁぁ~~~
なんて
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.9

病気と言われたらなんも言えないですね。
まあ人間は、病気も含め、いろんな違いがあって、
いろんな人がいる。
人を殺せる人はある意味みんな病気でしょう・・。
そんな病気の人を生み出すのは社会が悪いのか・
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荒野にて(2017年製作の映画)

1.5

これはいかん。
ある意味、是枝監督作品「誰も知らない」とか高畑勲監督作品「火垂るの墓」とか、
と共通する、大人の保護を失った子供の話。
辛い現実から逃げて逃げて・・・その成れの果てに・・どうなるのか。
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

1.8

スーダン難民の実態。
難民キャンプまでの壮絶な道のり。
アメリカ移住後の苦悩。
その現実を知ることができるという事では意義ある作品。
しかし、映画としてのドラマを盛り上げるのが
結局、自己犠牲・・。
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

忘れたくない思い
流れゆく時代の中で、人の心も体も変わってゆく
それが自然であり、変化を前向きに受け止めてゆくのが人生でもある
過去に、いつまでもとらわれていては、前に進めないのだから。
と、思ってい
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

はじめは安全委員会が嫌な人たちに見えました。
現場の状況も知らないくせに悪と決めつけ疑い犯罪者扱いしてくる。
しかし機長サリーは、「このやろう‼」と委員会に反発することなく
本当に自分の決断、判断に非
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.6

音楽がイイ。兄貴がイイ。すばらしい青春映画。
は他でさんざん言われているので、そこはもう深くは語りません。
僕が特筆したいのは主人公コナーのいじめに対する対応。
冒頭で荒れた公立校に転校した主人公コナ
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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

2.7

メリルストリープが売れないロックミュージシャンを演じ、娘役に本当の娘が出演したことが話題となった作品。
他のバンドメンバーはほとんど本物のミュージシャンを起用しているという。
ギターも歌もメリル自身が
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訣別の街(1996年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

政治家と判事とマフィアの癒着を、
若い市長補佐官ケヴィンが暴いていくという話です。
単純に、正義感あふれる若手補佐官が、悪徳政治家を成敗するという話にせず、
明白な善と悪の目線を持たず、人間のグレーな
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

2.3

007シリーズやM・Iシリーズとは違うスパイものになっているところは
面白いですが・・・
なんかもう一歩。おしい・・・。
エンタメ映画にするか社会派映画にするか
中途半端な気がしました。
しかし・・
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.3

この話。ケビンコスナーとクリントイーストウッドの共演ということで、
逃げる犯罪者コスナーと追う刑事イーストウッドの心理戦、
駆け引きが中心になるのかと思いきや、
それは最小限にとどめ、
ブッチ(ケビン
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.3

映画として、よくある白血病もの。
この作品は、病気の本人よりも、
不治の病の人に対する周りの人の接し方に焦点を当てている感じが
イイ。
始めは、幼馴染というだけで、今ではたいして仲良くもないのにレイチ
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17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)

4.0

あの「アイアムサム」のダコタ・ファニングちゃん。
17歳になって。
死と向き合う役どころが、かなりインパクトありました。
こういう病気の話は、ラストは死ぬにしても
前半から中盤にかけては楽し気に、気丈
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

2.6

ごくたまにひどい駄作と思って観ていて、
何度も途中挫折しそうになりながら我慢して観ていたら、
ラストのラストでひっくり返る作品がある。
この映画もそんな作品だ。
 強引な展開に、ドタバタとまくしたてる
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.9

冒頭から主人公の男の歌声に引き込まれます。
僕はなんの予備知識もなく観たから余計にそうだったのかも知れませんが。
後から知りましたけど、本物のミュージシャンのようで。
ちょっとしゃがれた感じの声が好み
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

2.9

伝わってきたのは
やり場のない苦しみ。
そこからの微かな希望。

しかし冒頭からみんな攻撃的・・。
看板を出したのは確かに攻撃的
特に所長の個人名を出したところが
みなの反感を買ってしまった・・。
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

1.5

これは好みの割れる作品ですね。
僕はあまり好きじゃないな。
ただし人気作品だけあって
みんなの感想を読んでる方が面白いな。
いろいろな楽しみ方をしてるね~と感心します。
1・オーソドックスに半魚人と声
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.5

夢と刺激と名声を求めて走りつづけた男は
大きな欲を抱きすぎて破滅する。
しかし、失って初めて大切なものに気付くという
最後は家族の絆も仕事の絆も再生できて・・
少々お気楽主義ではあるけれど
王道サクセ
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エリザベスタウン(2005年製作の映画)

3.4

これは父の死と葬式がメインストーリーで、そこに集まる父の多くの友人知人親戚らはほとんど涙も見せずお祭り騒ぎ。
ドリュー本人も死を実感できず、クレアとの穴埋めの恋に舞い上がっているというような話で・・・
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.5

唾を吐かれても微動だにせず毅然と立つグレゴリーペックが素敵
法廷ものとしては、古さは感じる
最近のアメリカの法廷ものは特に面白いものが多いので
ただ、日本の法廷ものなんかと比べれば、なかなかいい勝負
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イン・アメリカ/三つの小さな願いごと(2002年製作の映画)

2.6

新天地で底辺の暮らしをしながらも
明るく力強く生きようとする家族の姿が
淡々と描かれていく。
そして・・
家族を失った事に対する
それぞれが抱えている想いが明かされていく。
隣人マテオとの奇妙な交流。
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

病気ものとしてはファンタジックなのが気になる
ちょっと美しすぎるような気が
重苦しい病気ものは苦手という人には
比較的、観やすいかもしれない
一つ、光るセリフがあった
「愛の話は照れ臭いから、数学の話
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

2.8

こじらせ女子の青春ストーリー。
こういうのはセリフの掛け合いがポイント。
2度目の鑑賞で、初めに観たときはインパクトあったけど
今見ると若干、キレがない気が・・
最近こういう作品多いせいか、この分野の
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伏 鉄砲娘の捕物帳(2012年製作の映画)

4.0

冒頭からかわいい顔した女主人公浜路は容赦なく狼を狩り殺します
その命のやり取りをするとき浜路は獲物と「繋がる」と感じる
そしてじいちゃんがクマに殺されたことが語られ
そこには生きるための真剣な命のやり
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