takechi

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのtakechiのレビュー・感想・評価

2.4
心のささくれ。
何か分からない鬱屈した思い。
そこから僅かな光をみつけだす話。
詩的な映像、音楽、セリフによって描かれていく。
詩が原作という事で、詩をそのままセリフにしたり、ナレーションにしたりしている
ところが賛否分かれているようだけど・・。
そこ否定したら、この作品は根底から成り立たないと思う。
しかし、う~む。
こういうのは(観る側の)その時の状況によって響きかた
違ってくるんじゃなかろうか。
私にとっては・・・遠い昔・・・こんな思いを抱えていたこと
あったような・・・なかったような・・・。
とりあえず募金して、挨拶はしよう。
あとのことは、わからん。
うん。それはまあそうだと思った。

ひとつ気になるのはこういう日本映画の青春もので
看護師や飲食店員、建築現場で働く人が社会の底辺みたいな描き方。

テレワークの会議とワンクリックのその先で
どれだけの人間が地べた這いつくばって汗水流していることか・・・。
そういう人たちの尊さ。尊厳。
7割テレワークなんて言ってる人間にはわかるまい。
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