takechi

ぶあいそうな手紙のtakechiのレビュー・感想・評価

ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)
2.3
頑固な一人暮らしの老人の話。
息子が一緒に暮らそうといってもいう事を聞かない。
息子の世話などにならん。
どっかで観たような・・イーストウッドがやりそうな・・。
わけありげな若い女と知り合い
昔の女友達からの手紙を代読してもらう。
思いもよらぬ若い娘との交流。
この子がもうちょっとかわいければ
個人的にはもっと引き込まれただろうとは思うんだけど。
短髪。ピアスジャラジャラ。首筋タトゥー。と超個性派。
しかも、老人の弱視に付け込んでの泥棒働き。
老人はそれを知っても、わざと知らないふりしている。
彼女の心の寂しさを敏感に感じ取って、
自分と重ねているのだろうけど・・・
お手伝いさんクビにして、彼女を住まわせるってあたりから
行き過ぎな気がして、素直に観れなくなってしまった・・。
しかし、若い彼女のいいいところも徐々にみえてきて。
結婚前に微妙な関係にあった女友達との50年ぶりの文通。
お隣の爺さんとの交流などと合わせて、干からびた老人生に潤いを取り戻していく・・と。
まあ、こんな老後を生きられたら最高だね~とは思うけど。
まずこんなことはありえない夢物語かな~。
と、思ってしまい。
そこはもう好みの問題だけど、
私的にはもう少し現実的な苦い話でありながら
そこを肯定できたり、ほんの少し勇気をもらえたるする話のほうが
好みかな~。
takechi

takechi