うーらさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

2度目の鑑賞。
映画ってタイミングだなあとつくづく。

前に見たときはこんなに刺さらなかったからレビューも忘れていたけど、今回は1:1のアスペクト比の意味や母ダイアンとスティーブ、カイラの関係性につい
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

主人公ルイが自分の死期が近いことを知り、それを家族に伝えるために12年ぶりに帰郷する、というお話。

でも、わかりやすい「感動」ではない。
もしかするといわゆる「胸糞」の部類に入るのかもしれない。
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シャレード(1963年製作の映画)

3.9

CSでやっていて久しぶりに鑑賞。

記憶に残っていた以上におしゃれだった!
ジバンシィの衣装でパリの街を歩く姿が洗練されていて目が離せない。
赤のスーツに白いベレーとか
また違う赤いドレスにレオパード
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シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

3.7

公開:1990年 イギリス
監督 ベルナルド・ベルトルッチ
脚本 マーク・ペプロー、ベルナルド・ベルトルッチ
音楽 坂本龍一、リチャード・ホロウィッツ
原作 ポール・ボウルズ「極地の空」
原題:The
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ひなぎく(1966年製作の映画)

3.2

ミニシアターで何度もアンコール上映されている本作。

1966年にチェコスロバキアで製作され、「ポップなガールズムービー」と評されことが多いように思う。

このくらいの知識しかないまま見てしまったのだ
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逢びき(1945年製作の映画)

4.7

公開:1945年 イギリス
監督:デヴィッド・リーン
脚本:ノエル・カワード / アンソニー・ハヴロック=アラン / デヴィッド・リーン / ロナルド・ニーム
音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
出演:セリ
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.5

先日シネフィルwowwowでやっていて
「あ〜、これ公開当時に観た!」と思いだした。

ほぼ内容は忘れていたので
改めて怖かった。。
特に下から見上げるアニーの顔、あの表情は凍える。。

ミザリーの意
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.3

歴代バットマンを全て見ているわけではないが、
こちらのクリストファー・ノーラン監督の新生バットマンよかったです^^

ただ、ある程度内容はわかっているので、
ストーリーに新鮮味を感じないのはしょうがな
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アニエスによるヴァルダ(2019年製作の映画)

4.1

公開:2019年 フランス
監督・脚本:アニエス・ヴァルダ
製作:ロザリー・ヴァルダ
原題:Varda par Agnès
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<あらす
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.5

公開:1965年 フランス
監督・脚本:アニエス・ヴァルダ
音楽:ジャン=ミシェル・ドゥファイ
原題:Le Bonheur
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<あらす
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ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)

4.0

監督・脚本: アニエス・ヴァルダ
原作者: ジャック・ドゥミ
撮影: パトリック・ブロシエ 、 アニエス・ゴダール
音楽: ジョアンナ・ブリュドヴィッチ
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モン・パリ(1973年製作の映画)

3.8

公開:1973年 フランス/イタリア
監督:ジャック・ドゥミ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、マルチェロ・マストロヤンニ 他
原題:L'evenement Le Plus Imp
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天使の入江(1963年製作の映画)

4.2

ジャックドゥミ監督のローラに続く長編2作目。
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脚本・監督:ジャック・ドゥミ
撮影:ジャン・ラビエ
音楽:ミシェル・ルグラン
主演:ジャンヌ・モロー(ジャッキー)/ クロ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.9

監督: グリンダ・チャーダ
原作・脚本: サルフラズ・マンズール他
原題:Blinded by the Light
概要:英国ガーディアン紙で活躍するジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録。1
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ロバと王女(1970年製作の映画)

4.0

ジャック・ドゥミ監督4作目の鑑賞。

監督・脚本:ジャック・ドゥミ
原作:童話「ロバの皮」(シャルル・ペロー)
主演:カトリーヌ・ドヌーブ
音楽:ミシェル・ルグラン
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<ストー
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ローラ(1961年製作の映画)

4.3

ジャック・ドゥミ監督作品は3作目の鑑賞。
同監督の「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」はもうだいぶ昔(10代の終わり頃)にみたけれど、夢でもみているかのような色彩とメロディでずっと心に残
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.2

トラン・アン・ユン監督のデビュー作。

監督のプロフィールがベトナム系フランス人となっているのは、10代の初期までベトナムで過ごし、戦争から逃れるためにフランスへ渡ったからだそうで、この作品は幼い頃過
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神宮希林 わたしの神様(2014年製作の映画)

3.8

樹木希林さんの生き方を少しだけ覗かせて貰えたようなドキュメンタリーだった。

一番印象に残ったのは希林さんのミニマリストであることが表れたいつくかの言動。

中でも、伊勢のうどん屋さんで女将が希林さん
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.6

ラストで一気にハテナ?になりますね。
正解は観客に委ねられたってことでよいのかな。

いつも不機嫌で神経質なサラの願望として、奔放なジュリーが存在したのかな。

ミステリー自体はシンプルで捻りはないの
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.7

今日突如報じられた三浦春馬さんの訃報。
このタイミングでの地上波放送。
こうして動いている姿をみると本当に信じられない。。

「本当の君を理解してるのかな」
という台詞で悲しくなった。

長澤まさみさ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.5

主人公ギルは恋人イネスとパリを旅行中、1920年代にタイムスリップして、フィッツジェラルドやヘミングウェイ、ピカソ、ダリ等と出会う。

ギルにとってのベル・エポック(古き良き時代)は今なお輝き続ける芸
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ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.8

“お前は事実を見たのではない。
見たかったことを見ただけだ”

ずーーーーっとモヤモヤしながらみていて、
この言葉でスッと落ちた。
わたしは無神論者だからジャンヌがここまで「神」に突き動かされるのがわ
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氷の微笑(1992年製作の映画)

3.5

シャロン・ストーン、マイケル・ダグラス主演のエロティックサスペンス。

先日ザ・シネマでやっていて、久しぶりに鑑賞。
当時、どんでん返しとか真犯人は誰なのか?などの煽り文句もあり、「結局誰が犯人だった
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恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.7

クリント・イーストウッドの監督デビュー作。

イーストウッド演じるラジオDJのデイブにつきまとう、イブリンの猟奇性を描いたサイコスリラー。

要はストーカーなんだけど、当時はストーカーなんて呼ばれてな
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.6

ターゲットのネックレスは、
カルティエの伝説的クリエイティブディレクター、ジャンヌ・トゥーサンから名付けられた「トゥーサン」。

出てくるものは本物ではないらしいが、カルティエのパリのアトリエで製作さ
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.1

ロメール3作目。

相変わらずストーリーは男女の会話が延々と交わされていくだけなのだけど、いちいち人間の本質について考えさせられる。

ボサボサ?な髪型も「ナチュラル」になってしまうアンニュイな空気を
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.6

幼い頃大好きだった若草物語。

当時、ジョーが豊かな髪の毛をバッサリしてしまったシーンは本当に悲しかった記憶。
このシーンもしっかり盛り込まれていたけど、幼い頃の印象にはかなわなかったな。

2時間半
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.6

エリックロメール監督2作目。
忘れないうちにメモしておこう。

3話オムニバスだからサクッとみれるのが良い。
この監督の、人の描き方と赤の使い方が好みなんだと気づいた。
ふと思ったけど、ロメール監督に
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.8

延々、素晴らしく美しい映像と恋愛。

ひたすら恋愛なんだけど、みんな思い込みが激しくて面白かった。

それぞれが自分中心って本来の姿なんだろうな。
良い意味で後腐れがないのも、冷めてるわけではなくてみ
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.3

イザベル・ユペール×フランスのしっとりした空気感が美しくて、彼女が60代ということを忘れてしまう。
背中とかおしりとか、顔じゃないところに老いがしっかり出てるのに、ちゃんとエロいってすごい。

フラン
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

ふくよかすぎる女性のダンスから始まるオープニングが強烈。。
これはエイミーアダムス演じるスーザンのアートギャラリーの演出だった。

ある日、スーザンに捧げられた元夫エドワードの著書が送られてきて、それ
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ベガスの恋に勝つルール(2008年製作の映画)

3.2

キャメロン可愛い!

安心して見れる王道ラブコメ。
ラストのざまぁまろ!も良いね👍

でもすぐ忘れちゃいそうな内容。笑

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

3.9

シリーズ最後の作品。
こちらだけ今回初見でした。

あの魅力的な豊満ボディが痩せてしまって…
痩せたからか、正直43歳設定以上に見えてしまった。

でも見ていくと、やっぱり魅力って外見だけじゃないんだ
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.9

一作目の2回目を見たタイミングで、
こちらの続編も2回目鑑賞。
前作からそれほど経ってないので違和感ないですね!

三角関係も相変わらずでかなり笑いました😆
こういうビタミン映画を今欲していた!

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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.9

CSでやってたのを録画して再鑑賞。
懐かしいー!
ヒューグラント若いなあって思ったらもう20年も前の作品なのかあ。
男女共にタバコが当たり前だった時代だもんね。

それにしてもこの頃のレネー魅力的♡
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.4

こんな大胆な人が実在の人物だなんて。
凄腕のパイロットってだけで十分じゃない?って思っちゃうけど、
人間の欲深さとはなんと底なしなのか。
かといって、お金に執着してる様子はないのが不思議。
稼ぎだすこ
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