Takaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

色々と熱くなってめちゃくちゃ書いてしまったし、削ることも出来ないのでこの形で公開します。観てない人をあまり気にしてない評のため、ネタバレ要素はないものの、一応注意をしておきます。
まず、言っておきたい
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.8

完璧な配役と1から10まで見事な蜷川実花演出で面白かった。
藤原竜也はじめ玉城ティナ、窪田正孝、真矢みきらの個性のぶつかり合い…出番が数秒ながらも豪華俳優陣が出ていたりと観ていて非常に面白かった。
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.3

参院選を前にして、現政府への危機感を抱くメッセージを"映画"を使って発信するという姿勢については大きく評価は出来る作品である。松坂桃李や本田翼が出ているのも大きい。
だが、映画として観たとき、これを手
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.6

湯浅政明監督の作品で断片的に描かれてきた"愛"や"海"が全面的に押し出された作品。
大切な人を亡くした喪失感とどう向き合い、立ち直るのかを波や火などに例えて表現した湯浅監督独特の画はいつもより抑えめで
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

スパイダーマン映画としてMCUとして大満足の一作。
MCUの前作「アベンジャーズ/EG」で壮絶な結末を迎え、スパイダーマンとしてさらなる重圧を突きつけられることになるピーター・パーカー。そこにMJとの
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.2

「ファー・フロム・ホーム」を観る前に前作をNETFLIXで復習(劇場でも鑑賞済み)。
劇場で観た際は、いまいちアイアンマンが出てこないし、スパイダーマンがNYの高層ビル群をウェブスイングしてなかったり
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.6

クリス・ヘムズワース×テッサ・トンプソンというソー&ヴァルキリーコンビによってMIBが蘇った。そのアイデア自体は良かったが、残念ながら作品の出来を問うとせっかく良い具材を手に入れたにも関わらず、調理し>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭で鑑賞。
久々に昭和の邦画を観たので、まず、撮影環境に驚く。こんな過酷な状況をどう撮ったのだろうか。次に役者の演技力。やはり、高倉健のオーラは素晴らしかった。そして、演出。木村大作が撮
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.2

前作「ニンフォマニアック」で性についてとことん描いたラース・フォン・トリアーが手掛けた次回作は殺人(暴力)。152分間、倫理観などというのは風の如く消え、ジャックによる殺人ショーが展開されていく。
1
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海獣の子供(2018年製作の映画)

4.0

‪「2001年宇宙の旅」のスターゲートや「新世紀エヴァンゲリオン」の人類補完計画を彷彿とさせる神秘的であり、生命、宇宙の胎動を感じた映像体験だった。
‬例に挙げた2作品は本編の断片的な要素として機能し
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アラジン(2019年製作の映画)

4.5

さすが、世界一のエンターテイメント会社、ディズニーが放つエンターテイメント作品は第一級だった。「美女と野獣」に続き、実写化に見事成功していた。
なんといっても、ウィル・スミスのジーニー。よくぞここまで
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.7

ついにハリウッドでゴジラの型が出来上がってしまった。
神(God)の名を持つゴジラ。そこにモスラ、キングギドラ、ラドンが集結し怪獣バトルを繰り広げるという構図をハリウッドが見事にクリア出来たこと、さら
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プロメア(2019年製作の映画)

3.5

Twitterでフォローしている色んな人が絶賛していたため鑑賞。
映像はとてもすごかったし、音楽も好きな澤野弘之さんが担当してたり、キャスティングも松山ケンイチや堺雅人を起用するも全然違和感がなかった
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.2

テレビドラマ版が面白かったため、劇場版も鑑賞。
人の最大の欲である金と愛が入り乱れ、少々やりすぎ感を覚える騙し騙しの重ね合いの上で最後は見事に消化する古沢良太の脚本力…今回も面白かった。
何と言っても
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.4

不思議…この人たち、どこかにいそうだなというリアリティを持ってるのに、この映画を見終えたときに浮かぶのは不思議。けど、僕はすごく面白かった。
好きというのは多種多様な形があり、それが恋なのか、はたまた
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.2

ポケモンはゲームは世代的にダイヤモンド・パールでアニメは今でも毎週のように見ていて、今回の原作となったゲームも一応買ってはいるんだけど、未プレイに近いくらいやってない状態で鑑賞。
この作品、実写でポケ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

Twitterでネタバレレビューしてやろうとか意気込みましたが、めんどくさくなったのでネタバレはせずに書きます。
ところどころツッコもうと思えば、ツッコめるんです。だが、これまで11年もの間皆の心を支
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キングダム(2019年製作の映画)

4.2

日本の漫画実写映画に新たな可能性を切り開いた1本と言えるのではないか?
今回は東宝だけでなく、ソニー・ピクチャーズとの共同配給。しかも、ハリウッドのコロンビア映画がスポンサーに入ってくれたおかげで潤沢
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.4

DCEUの前作「アクアマン」では新たなスタンダードを確立させてきたと思ったら、もうそのスタンダードを見事に応用し、何度もテレビなどで家族で観たくなる"名作"が誕生してしまった。
「アクアマン」のジェー
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.8

「エンドゲーム」公開前に復習がてら鑑賞(劇場で既に鑑賞済み)。
MCUのこれまでの10年、延べ18作品を経てついに開始される最強の敵・サノスとの対決。
公開当時も今見てもあれだけのヒーローたちを束ねて
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.9

大学帰りにちょうどいい感じに時間が空いたので久々のコナン映画を劇場で鑑賞。
シンガポールを舞台に繰り広げられる京極真と鈴木園子のラブロマンス、怪盗キッドの華麗なる変装とアクションの数々、今回も健在の爆
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.3

黒人とユダヤ人の刑事コンビがKKKに潜入捜査という題材が面白いと思い観ましたが、そこに込められていたのは昔も今も変わらない"差別"への終わりなき戦いだった。
冒頭から「風と共に去りぬ」の場面→ボーリガ
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

88歳のクリント・イーストウッドが90歳の麻薬運び屋を演じるというまたまたチャレンジングな1作にして、「グラン・トリノ」以来の監督・出演兼任復帰作にして、「グラン・トリノ」以降にやり遺したメッセージを>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.2

爆音映画祭で劇場初鑑賞。
2006年のアニメーションでの極限なまでの表現力と今敏の爆発的な発想力。
そして、唐突に終わり、続きが見れない夢のようにこれが今敏監督の長編映画の遺作となり、ラストシーンをあ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.7

いよいよMCUが満を持してベールを脱がした最強ヒーロー。そんな誕生譚を90年代を舞台にこれまで、そしてこれからにも繋がる。「アベンジャーズ/エンドゲーム」を観る前に観るべき1作であり、今後のMCUを観>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.8

3D日本語吹替版で鑑賞。
「アバター」から10年。ジャームズ・キャメロンが新たに仕掛ける「銃夢」を見事に実写化した122分の映像体験は努力が垣間見えて非常に良かった。
今作の主人公・アリータを使ってキ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

公開当日にIMAX3D字幕と通常版吹替の2回鑑賞。
点数から分かるように個人的にとんでもない傑作に遭遇した。
これはアメコミ映画史いや、映画史に名を刻むに値する作品だ。
これまでもスパイダーマン作品を
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

公開から1ヶ月経ってしまったが、鑑賞。
個人的にDCEUは「ダークナイト」以降のシリアス展開の呪縛を解こうとしている箇所はあったが、それが功を奏していなかったように感じる。
が、今回、オラオラ系のアク
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.7

ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したのも納得のいくレベルの作品。
「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が次に手がけた作品は全編モノクロ、1970年代のメキシコを舞台にとある家族の日
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来る(2018年製作の映画)

4.3

邦画の監督でも好きな中島哲也監督の新作。
待ちに待った新作の中身は人間が一番恐ろしいというホラー映画で一番望んでいた展開と最恐のバケモンには最強の人間を。というお祓いシーンでは意外なエンターテイメント
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

‪クイーンという<音>が出来上がるまでの壮絶な物語。
冒頭のFOXロゴからエンドロールまでクイーンの楽曲が洪水の如く溢れ、見事なまでにクイーンを宿らせた本作は正しくクイーンへの<愛>に詰まった作品。
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

IMAX版で人生初の劇場鑑賞。
映像美は色褪せることなく、科学実証の正確さに驚き、そして不変的な哲学要素があることにより、半世紀を経ても未だに追いつく、いや、追いつけない領域に入り、映画としては"芸術
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.9

前作のノウハウを活かし、僅か1年というブランクでここまでの面白さを詰め込んだのは邦画のマンガ実写化としては拍手モノの1本。
今回は冒頭から終盤までしっかりと様々なギャグ要素を展開し、そこにシリアスと感
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

中盤からのフラグの連続、ビーチでのパニック、そして、ジェイソン・ステイサムとサメによる死闘だけでサメ映画、ステイサム映画としては100点満点の回答を叩き出してるので楽しく観れましたね。もう少し前半でサ>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.5

現代、目を背けたい真実が横行する中、それを裁く"正義"とは何なのか?
そんなテーマを膨大な情報、役者たちの白熱した演技合戦で魅せる。123分ただただ圧倒された…素晴らしい映画でした。
個人的にそろそろ
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.2

小学4年生という多感な時期をペンギンとお姉さんで過ごした一夏の甘く濃厚で切ないジュブナイルSF。最高でしたね…
お姉さんのおっぱいの魅力もありますが、個人的には今作のアニメーションとしての素晴らしさを
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