DCEUの前作「アクアマン」では新たなスタンダードを確立させてきたと思ったら、もうそのスタンダードを見事に応用し、何度もテレビなどで家族で観たくなる"名作"が誕生してしまった。
「アクアマン」のジェームズ・ワンに続き、「ライト/オフ」や「アナベル」の2作目で知られるデビッド・F・サンドバーグというホラー映画監督を起用したことにより、驚かす描写や七つの大罪のクリーチャーがしっかりしている。
さらに、子供から大人に変わるという特徴を活かした子供心あるヒーロー像や孤児同士が集まってる家族ドラマという要素を入れ込んでおり、見事なオリジンが出来ている。劇中曲の使い方も良かった。
あと、ユニバース映画というのは個人的に主人公がその世界を作り上げてく感じがあるのだが、今作ではしっかりとその世界の下で生きている主人公が出来ているのが関心した。スーパーマンやバットマンがいるという土台を見事に活かしていて、ユニバース映画で観たかったのは正にそれって感じでしたね。
自分は字幕版で観ましたが、果たしてこの出来で福田雄一×菅田将暉の吹替版を後世に残していいのか不安になるレベル。ネット見る感じじゃ良い声をあまり聞かないので機会があれば、ワーナーさんは新吹替版の製作をしていただきたい。
クリスマスに家族で観たい！
