Taka

アリータ:バトル・エンジェルのTakaのレビュー・感想・評価

3.8
3D日本語吹替版で鑑賞。
「アバター」から10年。ジャームズ・キャメロンが新たに仕掛ける「銃夢」を見事に実写化した122分の映像体験は努力が垣間見えて非常に良かった。
今作の主人公・アリータを使ってキャメロンが築いた新たなヒロイン像も良く、アリータに好感を持った。
しかし、話や設定に関しては端折ってる部分も少なからずあり、ノレない部分もあった。
そして、話のオチ。続編ありきで作られたこのオチは今後のキャメロンの仕事量からして、それで良いのか疑問を抱いたし、一作品としても良い顔はできないラストだった。
あと、個人的にこの映像体験はブレードランナー2049やレディ・プレイヤー1より前に観てたらより新鮮に観れたんじゃないかとも思った。
話のモヤモヤ感は否めないが、映像はかなり満足ですし、続編やるなら期待はします。
あと、吹替版でアリータ役をやった上白石萌音さんには文句のつけようがなかったです!
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