乙郎さんさんの映画レビュー・感想・評価 - 59ページ目

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

劇場で体験できたのは幸運だった。やはり序盤のきしみが解消されていくところに惹かれたんだろうな。

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

内容の薄さは気にかかるが、金城武が失恋して誰彼構わず電話するシーンはあかんやろと思いつつも共感。

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

5.0

最初観た時は映画としての構成がなってないように思ったのだけれど、今思い返してみるとあの独特の雰囲気がいとしい。

(H30.1.7再鑑賞)
劇場公開時以来8年ぶり。こんなに面白かったっけ?ノワール、ハ
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.0

あー、フランスとは上品と下品が同居した街なんだなと思わせられる。

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.5

欠点の多い脚本とは思うけど、日本映画のスケールを拡げる方向としては間違ってない。あと、伊坂幸太郎の本来の資質は青春の終わりにあると思ってるので、その点の強調も嬉しい。

のだめカンタービレ 最終楽章 前編(2009年製作の映画)

3.0

テレビドラマの劇場版以上のものはないけど、映画館の音響でクラシックを聴くという恩恵に預かった。

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.5

ユカとは空洞なのかもしれない。タイトルバックがお洒落。

すべては海になる(2009年製作の映画)

4.0

人と人とがわかりあうことの困難さ。柳楽優弥の童貞厨二演技が良い。

ゼロの焦点(2009年製作の映画)

2.0

笑ってよいのかわからない大仰な演出。逆に見ものかも。広末は浮いてる。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

後に見直して評価上がったけど、初見時は寝た。煙に映るメラニー・ロランの美しさ。

空気人形(2009年製作の映画)

4.5

内面の空虚さを映し出すペ・ドゥナの空気人形。観終わって一週間くらいぽっかり穴が空いたような感じだった。

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.5

賛否両論ある作品だけど、日本映画的な情緒を保ったまま娯楽作として突き抜けた点で個人的評価は高いです。

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.5

若干段取りくさく思える部分もあるが、この静謐さはわりと好きだった。

八月の濡れた砂(1971年製作の映画)

2.0

好みではない。ラストを観て「スクールデイズかよ…」と思った。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

映画としても倫理的にも不味い部分が多いのだけれども、それでも僕がこの映画に惹かれてしまうのは、90年代亡霊としての岩井俊二にドンキホーテ的な姿を観てしまうからなのかもしれない。

ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う(2010年製作の映画)

4.5

劇場で石井隆作品を観られるのは念願だった。しかも思い入れのあるグラビアアイドル主演で。佐藤寛子の無理したサイコパス演技になぜか引き込まれて、放心。

ヒーローショー(2010年製作の映画)

5.0

青春のどん詰まりが展開される暑い季節。何度か見返している。俺にとってのアメリカンニューシネマ。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

5.0

全編歌のミュージカルという形式もさることながら、人工感が強い小道具に惹かれた。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.0

演出にクサい部分はあるけど、面白い。制服を着て武器を持って闘うイメージは我々の世代の共通認識。

黄色い涙(2007年製作の映画)

4.0

前の年の秋に『木更津キャッツアイ』で青春の引導を渡した、そのメンバーの一人が所属するグループで明確な青春の終わりを描いている。そのことに感動した記憶有り。個人的偏愛。

バベル(2006年製作の映画)

2.5

この映画の群像劇形式が効果を上げているかどうかは疑問。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.5

日本人の歴史的な痛みを観客にも強いるような作品。ので、簡単には勧められないけど、人生で一度は観て欲しい映画。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.0

シガーのキャラ造形とか面白いんだけど、観客は安全圏に置かれているような、そんな印象を受けた。

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.0

高校の頃に。当時はそれなりに感動したけど、今思えば音楽の使い方ダサいかも。

ハンニバル(2001年製作の映画)

2.0

高校の頃に。脳みそのシーンが強烈すぎてその他はあまり覚えていない。