むさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

む

映画(313)
ドラマ(9)
アニメ(0)

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.5

エンドゲーム後の世界が描かれた。
MCUスパイダーマンは、ポップで重くなりすぎないから、IWからEGまでの戦いの後の箸休めには丁度良かった。

けど、スパイダーマン好きとしては、正直観る前はアベンジャ
>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.4

2シリーズ連続で、コケたりトラブったスパイダーマンが、MARVELで還ってきた!
MCUの他作品を全く観ずに、スパイダーマン単体で以前は観ましたが、フェーズ2まで鑑賞してMCU作品の流れで観ると、全く
>>続きを読む

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

2.3

前三部作のゼロストーリーだけれど、辻褄が合わない不自然なストーリーを、何故良しとしたのか疑問。
もう少し緻密なストーリー作りが欲しいなぁ…、大味も大味で、X-MENシリーズにあぐらを掻いている(もしく
>>続きを読む

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

2.6

ジーンが最強のミュータントっていう設定はアツい。味方であり、内側に潜むラスボス…こういうのいいよね。
しかも最強の敵と言えば、複雑な能力だったりするけど、シンプルな能力なのもイイ。

ストーリーはイマ
>>続きを読む

X-MEN2(2003年製作の映画)

3.0

マグニートーが渋いしスマート。カッコいい。脱獄するシーンは痺れる。
魅力的な敵がいないとヒーローが燻ってしまうけど、マグニートーが輝きすぎて、ヒーロー燻ってたなぁ。

X-メン(2000年製作の映画)

3.0

子供の頃に父親と観て以来、久しぶりに鑑賞。
マーベル作品はほとんど観ていないけど、この薄暗い雰囲気もやっぱり良いかなぁと。

シンプルな話だから、物足りない所は多いけど。ストームきれい。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

なんというか、こういったサイコパスな映画って、良質なサイコパスがなくて、ただのホラーになってしまうけれど、この作品はサイコパスちゃんとしてた。
それを観てゾクゾクするのは癖になる。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.6

中々ハイカラな映画。
ストーリーは王道のSFという感じ。設定や映像も映画制作当時を考えると、新しかったんだろうなと思う。

最後はハッピーエンド風だったけれど、これが現実の話なのか、夢の話なのか、観て
>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.7

ウェス・アンダーソン越しに見る日本。新しいわけじゃないけど、可愛い。

桜が顔に引っかかってる最後のシーンで、花びらじゃなくて花の軸ごと風に乗ってくる所とか良い。
桜が舞うのはまるで普通だけど、少しエ
>>続きを読む

ジム&アンディ(2017年製作の映画)

3.5

演じる人と演じられた人の、2人の間でしか築けない絆というか、関係があって。ジムの演技(もはや憑依)から滲み出てる。

こんなにもヒシヒシと伝わる2人の絆は、もはや狂気で怖くもある。
日本風に言えば、霊
>>続きを読む

101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

3.5

初っ端オープニングから良かった。ブチ柄を使ったアニメーションが可愛い。ダルメシアンって特に可愛いとは思ったことないけど、徐々に徐々に「あ…カワイ…」って思えた。

他にも、99匹でも100匹でもなくて
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

登場人物全員を救って、
監督自身も救って、
観に行った僕らも救った。

…寂しくなるなぁ

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.6

ナイル川という完璧な舞台。
日常とかけ離れた華やかな場所で、皮肉にも血が流れる。
もう既に美しいよ、これが他のミステリー作品と違う凄さだと思う。アガサ・クリスティ自身に生まれ持って備わっていた、美的感
>>続きを読む

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.2

西野さんが込めるメッセージのエネルギーはすごく伝わった。
けどそこが先行しすぎて、物語の緻密さや、こだわりが甘く感じる。

そして今作、エンドロールが良かった。たぶんワザと読み易くしてると思う。挑戦す
>>続きを読む

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

3.1

生まれて死ぬまで、たったの数十年。
皆最初から最後まで1人で、
死んだら何も残さず昇華される。
だったら人生さえも冗談で、寸劇かもしれない。

過激でふざけ倒してるアンディを観て、バカボンの「これでい
>>続きを読む

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.9

一見常識人に見えた住人もねじれてる。少しのねじれが大きなねじれに。大きすぎる家が悪いのかも…。隠し事しやすそうだもんな…。

ラスト15分まで謎解きに迫らなかったのが好き。人間模様が謎を深め、分かり辛
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

2.5

こういう映画は、吹き替えの方が観やすくて、雰囲気掴みやすいなぁっていつも思う。
気楽に観るにはいい、お手軽な映画。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

未来の世界をえがくとき、なんで冷たい未来をえがくんだろう。
あたたかい未来はないのか。
こんなフィクションの未来を、明日来る未来だと思ってて良いのか。

けど最後の方、1人1人が愛の粒を持ってる感じ。
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.3

ドキドキはした。
中だるみも無かったけど、めちゃくちゃ面白かったとは思えない。
犯人に魅力が無いのかも。

地中海殺人事件(1982年製作の映画)

3.7

推理以外の退屈な人間模様が良い。
古いクリスティ映画はそういう所が好き。
犯人にも華と品がある。
ただの悪人って感じじゃない。

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.6

青春の誇張。
アニメだから許されるストーリー。

しかしその誇張が、青春をすでに終えた大人たちの美化された青春と重なり、まだ小学生で、青春に憧れを抱く少年の妄想と重なるのだろう。

子供の頃から大好き
>>続きを読む

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.9

興奮!最高!その中で、ナウシカを観ると色々考えてしまう。

血を流すのは人間達が作り出した武器だし、王蟲が怒りで暴走する様に人間も武器を持てば誰の声も耳には届かなかったり。腐海の浸食よりも国の侵略の方
>>続きを読む

夏の夜の夢(2014年製作の映画)

-

ずっと気になっていて、とうとうBlu-rayを購入。こんな舞台があるのかぁ…すごいなぁ…

押し寄せる幻想的な演出と、演者さん達の全身で表現する姿は、見れば見るほどのめり込み、不思議な世界に連れて行か
>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.1

元気をもらえる。
自分も日々こういう風に挑戦したいし、パワフルに生きたい!
…って中々そうはいかないけど、イエスマンを観たからガンバレルって時がある。

ラストの真っ裸のシーンが良い。あのシーンがある
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

怖いと噂を聞いてたけど、あまりそうは感じなくて、トゥルーマンショーを食い入るように観てた。ボクも映画に出てくる視聴者と同じだった。

最後のトゥルーマンの言葉と笑顔が忘れられない。あの場面だけは、彼が
>>続きを読む

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.5

僕もバズのおもちゃを持ってて、それでよく遊んだ記憶がある。
今どこにあるんかな?と思って実家を探すと、箱にしまって物置に置いてあった。
なんか、チクッとしたなぁ…

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.5

子供の頃、シドに改造されたおもちゃ達が怖くて怖くて…
ちょっとしたトラウマみたいになってた。

シドもおもちゃを親からプレゼントされているはず。そのオモチャをバラしたりロケットにくくりつけたりしてて、
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

くぅ!かっこいい!見えない衝撃や空中浮遊、使える超能力がシンプル。だからイイ!
力強い表現から浮き彫りになる複雑な人間模様や、繊細な精神表現が映画の深みを与えてくれている。

この作品だけでは描ききれ
>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

今作は起承転結でいう、転。

にしても、ナニ?そうなるの?世紀末?ここでネルフを倒す目的って、なんなんだろう。葛城さんなりの責任の取り方なのかな。

真希波が前作からポッと出てきた。誰なんだって感じる
>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

アスカ登場シーンの、晴れた戦闘が気持ちいい。

後半の展開は怒涛!エヴァが人類を救うし壊せる。原発みたいなハイリスクで、不安定なものを感じた。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.7

いままでに感じた事ない感覚。
エヴァや機械の動きとかキャラクターの声とか、色使い、音楽も。グロいのに品がある。

何度も出てきた白くて、強い日差しのシーンは懐かしい。
けど寂しかった。夏休みのお盆を思
>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

フランクの気持ちに耳も心も傾けず、自分第一だった両親も悪者。

もしもフランクが、順風満帆で育ってたら、父親みたいな1匹目のネズミになってたかもな。

コーダ(2013年製作の映画)

3.1

死をテーマにした作品を観て、人生を丁寧に生きようと思うっていう人、結構いると思う。
特に最近そういう作品多い気もする。

死が身近にあった昔の人達は、日常的にそういった感覚を学んでいったと考えると…
>>続きを読む

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

2.8

ヴァンパイヤ達も、現代に合わせた生き方をしてた。
超長生きなヴァンパイヤは、色んな時代を歩んできた。それなのにそんな彼らでも、現代は生きづらそうに見えました。

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.8

狸がいて川があって柿の木がある。
綺麗な川があるし山がある。
人間はやっぱり仏でもなんでもなくて、動物だ。

ブルー・ストリーク(1999年製作の映画)

3.6

ストリート派な警察官(泥棒やけど)、日本にも眉毛が繋がってて、破茶滅茶な警察官がいるよな〜笑