くじらさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

くじら

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蛇の道(1998年製作の映画)

3.9

結局その道に行ったらちゃんと自分で考えて行為をなさねばならないな。黒沢清監督からいつも教わることです。

脚本×監督も名タッグなら、W主演も神タッグ。狂気の質と量がバランスを変えながら噛み合っていく両
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CUBE(1997年製作の映画)

2.3

ギフテッド、人間怖いよねムービーはたくさんだ!

でも「ゲームマスターなきデスゲーム」の時代を見られてよかった。勉強でした。

荒野の処刑(1975年製作の映画)

4.7

"いじらしい"道徳、人間らしい教訓ロードムービー。存在って可愛い。とても好きな映画。

(西部劇まじで知らない中なのでちょっと的外れな評価を書くかも。)

とにかく登場人物みんな可愛らしい。生き死にを
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ラスト・エクソシズム(2010年製作の映画)

3.3

『異世界転生〜信仰なき神父の俺でも優しさで女の子を救える件〜』だったら嫌だな〜って思ってたら大丈夫だったのでよかったね🙆‍♀️

こんな量産モキュメンタリー風なのに、めちゃくちゃ1シーン1セリフ1アイ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

こういうこと(※)をするのはやめてください。

※デフォルメ化した悲劇を見せて可哀想がらせること
※錦山のセリフを言わせること
※ストーカーが急に家に上がり込むホラーをねじ込むこと
※ご都合ベビーを産
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.1

ガキスリラーと思いきやカス人間パレード!
ヒステリックな叔母、狂った家政婦、別に強くもない神父。今ではお目にかかれないモチーフばかりで愉快。
ただ全てのキルシーンに緊張感がなく、たるみがすごい。本来も
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カリスマ(1999年製作の映画)

5.0

マイオールタイムベストかもしれない。

解釈や考察の余地のあるコンテンツ(正しく言うと、周りが解釈や考察をすることを歓迎するコンテンツ)がまあまあ嫌いで、なぜならそれは映画表現を諦めているように見える
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

2.4

「人を超えた神のパロディならブッダモチーフにしろよ」って言ったら交際相手に「手塚がもうやってるよ」って言われた。
キリスト教モチーフのやってはいけないあるある○選!みたいだったな。

カルト(2012年製作の映画)

3.4

あんまり白石監督作品見てないから、これでよかったか…?とおもいつつ見始めたけど、良かった。
俗に素直になりなよ〜って言われ続けて脳が変になった気分。緩急がうまいし、POVなショットも見やすくて最高。
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

2.8

ゾンビであることもビーバーであることもいちおう巻き取っていて偉い。ゾンビーバー自体がチープすぎるのは仕方ないけど、テンポもよくてオチもついていてなかなか良い。
オチがしょうもなさすぎて「お前が見たのは
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.6

まずどどーんと「11日の水曜日」って出た瞬間にもう神作だった。
「人間の本質は身体に宿っていないからこそ、身体の操作が上手になっていく」様をどんどん書いてくれて楽しかった。
またゴア描写もしっかりあっ
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

はー!!面白かった!

単純にキラーが交代する恐怖の客体化で終わるんじゃなくて、結構バタバタバチバチで、最早ドリフだった。

ミキサーキルは本当に最高。ファイナルデッドシリーズの日焼けマシーンキルが大
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キョンシー/リゴル・モルティス 死後硬直(2013年製作の映画)

3.5

クリスマスイブだから(???)見た!
こんなに「いやぁ〜〜!やめて〜〜〜!!!」と叫びながら見た映画は初めてかも…ゴア部分じゃなくて、どうしようもなさ。戻れなさ。
仰々しい除霊シーンは興奮しかない。後
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「やるならちゃんとやってくれ!」と思ってしまうタチなので、なんで
"バッドエンド ケース1【食料倉庫】"と、
"バッドエンド ケース2【迷路の果てに】"
の回収をせにゃならんのだ!と憤慨していた。
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宇宙戦争(1953年製作の映画)

3.5

そうか、「人類は宇宙人に勝てないけどハッピーエンドが欲しい」ならこれか〜〜。幸運なことにオチを知らずに、リメイク版も知らずに見れました。
これはご都合主義ではない。奇跡なのだから。
神父の死とか、「創
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

悪霊か〜〜〜と、悪魔ホラー好きなのでちょっと寂しい気持ち。
彼氏が「まあまあ役に立つ」という微妙なポジションで面白かったけど、好意的に解釈すれば、あの姉弟を現実世界と繋ぎ止める杭のような存在だったのか
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.7

今まで見たホラーの中で1番怖かった。序盤の嫌なキッザニア感楽しかった。途中の解剖シーンがエグかったんだけど、一緒に見ていた人から「大丈夫、武器人間と同じことだよ」って言われたとき、「予算がちがうだろ〜>>続きを読む

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.0

面白かったけど、近距離パワー型でパズルのピースを埋められて、「いや、いろいろあるけどよかったな!!!」って丸め込まれた感じがする。これ系の話って力技でまとめてくることあるんだ。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

もう見終わった後、何故か走り出しそうなくらい最高だった。
この手の手法の映画、私は愉快なくらい監督の思惑通りに見て、「ははあ!そういうこと!」と膝を打ってしまう。それゆえそれだけで結構満足しちゃうんだ
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.3

[総評]
面白かった!初ポンジュノ。
怒りとやるせなさが、良い意味でサムいユーモアで包まれていて良い雰囲気。当時、韓国にとってのアメリカはどういう存在で民主主義とはなんだったのか、に思いを馳せるシーン
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

面白いとは思った。思ったけど!悲しい…となったので書いておく。
●まず、没入感を感じなかった。アリ監督が色んな映画のオマージュや、細かいネタ入れを好きなことは知っているが、そのせいでちょっと足を引っ張
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.6

よかった。
この映画を見る前に、ある部族が鯨を捕まえた時の儀礼〜配給の動画(YouTubeにある)を見たほうが楽しめると思う。
その動画内には「村の長がまず1番大事な心臓をもらうしきたり」がある。『グ
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ザ・セル(2000年製作の映画)

2.5

"マリア様が行く!水が嫌なら水に浸せばいいじゃない!"
って感じのパワー系勧善懲悪だった。
キャサリンの自意識がマリア像に寄るのは結構気味が悪かったけど、面白かった。ま〜〜たピエタですねわざわざ聖痕付
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

3.0

いろんな死に方が結構なクオリティで続いて最高だった🙌
全裸の女が湖の中で泳ぐシーンは普通に美しかった。
最初がピークかと思いきや全然どんどん面白くなってよかった!小型サメいっぱい描きたいよねわかるって
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ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ピタゴラスイッチ♬ \death!/
って感じで最高だった!
(ファイナルデッドシリーズはこれが初視聴)
燃える日焼けマシーンが棺桶にオーバーラップするシーンはお腹抱えて笑った。予想外に徹底的に古典的
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.4

信仰を通じて人種を超えた友情が芽生えるとてもよい映画だった。
奇をてらった死に方はなかったけど、どれも丁寧な死に方で最高だった。緊張からのサメ登場はどれも美しかった。サメ映画初心者でも楽しめそう!
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MAMA(2013年製作の映画)

3.5

人間と非人間の境界をどちらも肯定する美しい作品だった!これがデルトロ節か。
ママの動き方が海洋生物みたいで面白かった。最後のママとリリーのシーンで、ママが笑っていないのに優しい顔をしていて、秀逸なデザ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.4

クソッッ本当に面白かったッッ。
シリーズものではなく、普通に前編後編だったので前作から見てね。
ダニエルという素晴らしいキャラクターを作り上げ、骨の髄までしゃぶり尽くした監督に拍手喝采です🙌🙌
❤️:
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

最高に元気になれるラブコメだった!
オタクくんのギャル信仰は日米共通なんですね。
テンポがよくて見やすい。殺人鬼が可愛らしい動きでよろしい。
リピしたいのでそのときに加筆する。

サスペリア(2018年製作の映画)

3.7

[総評]
ホラーやサスペンスにおける「巻き込まれるヒロイン像」を完全にアップデートした作品。エンパワメントでさえある。
貧しい時代の女性たちが手を取り合って目標を達成してゆく様は美しい。もう女性は守ら
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

[総評]
最後の方はもはや物語としては破綻していて、ただ実感として現れる感じ。あの美しいオブジェたちがあったのは嬉しかったな。ただしめちゃくちゃ疲れた。1週間くらい見ていたような気持ち。哲学対話もハッ
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アス(2019年製作の映画)

3.3

[総評]
もっと家族単位のホラーかと思ってたら変なアメリカの話だった。陰謀論好きには嬉しいサプライズ。どうしようもないものが出てきたら共存してやっていくしかない。現代っぽい。
途中は最悪のアラバスタ編
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武器人間(2013年製作の映画)

3.5

[総評]
武器人間たちの描写が丁寧で可愛らしく、愛着が湧いてしまった…。
ストーリーも起承転結がきちんとあって、全く飽きず最後まで来れた!
モスキートのデザインは予想以上のかっこうよさ。
❤️: 武器
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