王道エンタメ!!と思いきや殺陣シーンもそこまで多くなく、ただひたすらにカッコいい世界のミフネの名演技をマジマジと見せつけられる作品。渋すぎる。
一畳間に鎮座する仲代達矢の妖々して語りにより展開される復習時代劇。
構図、演技、そして音。ブラックホールのように引き込まれる作品。
人物と人物を対角線に置く構図が気持ちいい。
また、モノクロの映像>>続きを読む
前面に家具小物が映り奥に人の生活が眺められる観ていて気持ちいいくらいの構図。
何気ない日常会話、生活音のしないサーっとしている家。それがとても自然でリアルに感じる。
姉がいびる。母と三女が別荘で暮>>続きを読む
行動による精神療法。
人々がサイコマジックを通じて心の重荷を下ろしたり、解き放ったりする。
そのサイコマジックは一種の儀式、通過儀礼のようにも感じ取れた。
昔の文明の人々はこうした方法で精神的なあ>>続きを読む
初ミンリャン、なんだか凄いものを観た気がする。
あらゆる場所からの定点の静寂なロングショット。
定点で、ロングショットだから美しい構図がとても映える。ロングショットの間に登場人物がスクリーンの端から>>続きを読む
瑞々しく稔る和製ロードムービー。
古小屋、開かれる古戸、広がる青々とした田園。
誰しもが憧れるノスタルジー。
コミカルに映る少女の旅。
人は人との中で成長する。
人と出会い、人と関わり、人を知り>>続きを読む
夕陽に照らされる少年少女の顔。茜色の青春。
典道と祐介の水泳競争シーン。日の光が差し込み、キラキラと光るプールの水の中。とても美しい。まるでnever mind のジャケット。
なずなの私服、いつ見>>続きを読む
ギャスパーノエが60回も鑑賞したと聞いて。というかCLIMAXの序盤シーンにジャケットが映ってましたね。
当時は上映禁止になったらしいが……。
理由はおそらく作風だろう。
精神科医による精神鑑定カ>>続きを読む
初レオーネ。
チャールズ・ブロンソンがハーモニカと共に登場するところ凄えカッコいい。
あと台詞回し。
最初の駅舎での会話がカッコ良すぎる。
「馬が1頭足りないな」
「いや、2頭余る」
映画を通>>続きを読む
一風変わったロードムービー。
冒頭、奇妙な音楽と社会の中での集団の統率性、無個性さを表現するかのようなシーン。
砂漠を歩くマツカサトカゲ可愛い。
生き物達の動きに効果音がついてるの面白い。
とに>>続きを読む
ギャスパー・ノエの最新作として鑑賞。
TSUTAYAでDVDジャケ見かけた時に一目でギャスパー・ノエだって分かるくらい個性が強い監督。
冒頭、テレビに映るインタビューの脇に見えるDVDの中にズラ>>続きを読む
ドア越しのショットは何かのオマージュなのだろうか…タランティーノの用いてたけど、とても印象に残る。
首長との握手シーンは無意識にも心を揺さぶられた。
銃をベルトから抜き大統領令の紙を捨てるシーン、侍>>続きを読む
音、音、音。それを埋める静の音。
行間、空白のような音。
映画は音。
ホラー映画は聴覚情報こそが
大部分であるとしみじみ感じる。
もちろん音だけではない。
画面に映る構図が絵画のようでとても美しく>>続きを読む
終始不穏な映画
今まで観てきたモキュメンタリーの中でもかなり異質なもの。
起承転結はあるものの、内容に高低差がないためか余計リアルに感じる。
リアルに撮影されたものかも?って観る人が疑いたくなるよ>>続きを読む
映画冒頭、こちらに向かってくる宇宙船。男の声「地球は消えた」から始まるクラフトワークを思わせる怪しげなBGM。
これが既にお洒落。
宇宙船の無機質な壁がとても芸術的。
宇宙船やステーションの特撮模型>>続きを読む
何年か振りの再鑑賞。
環境音とボソボソとしたセリフ。反して大音量のオーケストラ。ノアの方舟。少女の性徴。アニメ版タルコフスキー。
聖書や聖典が文学でないことを考えれば、この作品の作風にも納得がい>>続きを読む
目に写るは狂気。
ズラウスキに出る人々の演技は恐ろしくも狂気的で、熱を感じる。
世界を狂気に変えるのは他でもない自分自身か。
ピュアな青年の背伸びハードボイルド。
何かをきっかけに強くなろうと筋トレしたり、鏡の前でのカッコ付けもデニーロに痛さを感じ、共感できる自分に痛さを感じる。
タクシーを運転してる時の哀愁感漂うあの表>>続きを読む