penguinwhipperさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

とてもいろいろ刺さる映画だった。

主人公の愚鈍なまでに真っ正直なところや(正義感強すぎていろいろ衝突してるところとか)が観ててイライラするぐらいだったのは、むしろ事実を映画にしているからなんだろうな
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

初めて劇場で観てから速攻でBlu-rayを買って毎日観たし、何度も劇場で観たし、
バラーラディーバ王(ラーナーダッグバーティ 氏)が来日した時も劇場に王に謁見しに行ったぐらいこの映画が大好きだ!!!
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失くした体(2019年製作の映画)

3.8

切り落としてしまった「手」と
その本人のストーリー。
とても詩的なストーリー展開なんだけど、
なんだかふぅっと息を吐いて
包んであげたくなるような思いに駆られるエンディングだった。

「手」が意識を持
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初恋(2020年製作の映画)

3.9

怒涛のバイオレンスに要所要所でブッ込まれる容赦ない笑いとホロっとする乙女心に最後まで引っ張られっぱなしのストーリーだった!内野聖陽さんの武頼っぷりに痺れた!(またあの乙女なケンジになるのに)初恋はバイ>>続きを読む

アースクエイクバード(2019年製作の映画)

3.1

日本語を話すアリシアヴィキャンデルを観るための映画。
ストーリーそのものはとても曖昧さというか、
不思議さを残しているのが特徴的。
1980年代の東京を舞台にしているせいか、
なんか別のアジアっぽさが
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

4.1

『Netflixで観る人はぜひ思う存分
127分、ベイ節キメまくってください』
12/13配信のNetflix作品の先行試写を劇場にて観賞。
音圧凄い!
マイケルベイ節炸裂!!炸裂、そう炸裂!
それに
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

4.4

終始笑いが絶えなくて超絶面白かった!
実在する建設会社(ダムとか作ってる)が
マジンガーZの格納庫を作る為に見積もりを出す、っていう実話ベースの映画。
マジで悪ふざけする為の意地と野望と真面目な人達の
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

3.2

淡い砂糖菓子のような色彩で描かれるのは
一人の人生、
それぞれの家族の生き様、
国の成り行き、
それらが混沌一体となって淡々と進行するストーリー。
人が幸せを求めるのは、どう生きたいのかを己で未だ模
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

5.0

間違いなくあのシャイニングの正統な続編だと強く言える作品。ずっと緊張しっぱなし、鳥肌が立ちっぱなしな物凄い重圧感の作品だった。真の怖さがあった。本当に震えが止まらない。
前作から40年と言う時間が経つ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

ネタバレしたら全く面白くなくなってしまう
映画なので所感だけ記す。

とにかく前情報無しで観るのが一番面白くて
最高に楽しめる映画!

今の日本にも通ずる格差社会のことや、
笑いのペーソスに包みつつ社
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.7

オンライン試写会にて鑑賞。
映像として、非常に没入度の高い映画だった。
ゴッホが見ていたであろう視界のボヤけ具合や、
幻聴などが映画の中でうまく再現されていて、
ゴッホの経験を追体験するような、まるで
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.5

まさかのスーパーマン闇落ちバージョン(意訳)な映画。本来なら無垢な存在の子供が実は邪悪の塊というジェームズガンファミリーがやりたい事をどっさり詰め込んだスペクタルホラー。お母さんのエゴも炸裂しててなか>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

4.0

公開時も武蔵野館で観たけど、久々にBlu-rayで観たので鑑賞記録として。

映画の完成度や構成とかは別にして
個人的にこういうナンセンス的なストーリーは
自分の好み。恋愛ものとしても、コメディとして
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.6

男女の立場や価値観が逆転した世界に紛れ込んでしまった男性のお話。非常に面白かった。
女性が普段から感じている世の中からの目線や、
最初から与えられてしまっている役割について
うまく映画というギミックを
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マイ・ビューティフル・デイズ(2016年製作の映画)

3.8

なんて初々しさに溢れた映画だろう。少し不器用な高校教師レイチェル(リリーレーブ)と男子生徒ビリー(ティモシーシャラメ)の淡い恋心のやりとりが心に刺さる映画だった。真っ直ぐな思いをつたなく伝えるビリーの>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.3

苔むした土の匂いが漂ってきそうな
深い森の風景が映像の中に溶け込んでいた。
何を書いてもネタバレになりそうなので、
所感だけ記す。
人間として生まれたならば
どこまでもどこまでもなにかを
奪いとって生
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ELI/イーライ(2019年製作の映画)

2.3

まさかの治療と見せかけた悪魔系。
展開が読め過ぎた。
設定は嫌いじゃないけど、もう一捻り欲しかったかな。

108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

4.1

どこまでもくだらなくて腹筋つりそうな程笑った!(褒めてる)
全編に渡って繰り広げられる松尾スズキの身体を張った演技(文字通り全裸になってる)、突然始まる不毛なミュージカル、男のプライドと意地をかけたヤ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

ウィレムデフォーが出演しているのと、『タンジェリン』のショーンベイカー監督作品とだけの前情報で観た。
すんごい淡々とした映画だなーと思いながら観ていたら…
泣いた。最後にブワッと泣いた。やられた。
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.2

浦島太郎的というかターミネーター的なタイムトラベルもの。

最後に明かされる壮大な計画が話の本筋。
途中の同じ展開に飽きそうになりながらも、最後のネタ明かしで「ほほーー!」となった。

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.1

19世紀のベトナム、富豪一族を舞台に
一夫多妻制や同性愛などのテーマを織りこんだ映画。

とにかくどのシーンを切り取っても美しい。
空気の湿度を感じさせる色合いに、自然の植物から吐き出される酸素まで感
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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

3.0

実にフランスらしい展開と内容の時代物コメディ。誰もが楽しめるハッピーコメディだと思った。
コスチュームがとても可愛らしかった。
英雄になりそこねた男は詐欺師スレスレの生活、元婚約者の姉に嘘を暴露されそ
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