penguinwhipperさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

3.5

ロビンフッドの前日譚として描かれた本作。
主演のタロン君の身体能力がとても活かされたアクション満載だった。弓矢片手に暴れるタロン君を鑑賞する映画。

・衣装がとてもスタイリッシュで現代的だった。
・ジ
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.8

日本公開前に海外版Blu-rayを入手して観賞。久々に観たのでメモ。

少ない登場人物、はっきりとした骨子、
人間とヒューマノイド(AI)
浮き彫りになる不安と自己嫌疑、疑心暗鬼、
人はなにを信じて、
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モンスター(2003年製作の映画)

5.0

何度も観る映画だけど、その度に落ち込む映画。シャーリーズセロンの演技に心の底から突き動かされるものを感じる。


悲しいけど、痛みや苦しみや出生や育ちなんかが個の形成にいろいろ影響するんだってわかる映
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

『ブレードランナー』はいつも頑張って観ても途中で寝ちゃうのに、これは最後までちゃんと観れた。面白かった!いろいろ整合性が取れてて自分の中で前作との答え合わせが出来た。また観る。

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.2

試写会にて観賞。

元ネタの映画を知らずに観たのでとても新鮮だった。麻薬を巡る麻薬組織とそれを潰したい捜査官達の攻防。ある種、刑事と犯人のバディ物のように感じた。124分という尺ながら時間を感じさせな
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

物凄い映画だった。
全編に渡って連綿とそこにある「狂気」がものすごかった。今の世相にも通ずるであろう世の中の狂った部分を痛烈に描き出しつつ、アーサーがジョーカーになっていく過程を見事に描いていた。
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

ほかの宇宙ものの映画を観た流れで久々に鑑賞。
公開時は試写会にて二度鑑賞。

時間軸を超えて結びつく父娘の繋がり、
うまく宇宙論と物理的な距離に合わせて表現しているなと思った。

2001年宇宙の旅の
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.5

ジャパンプレミアにて観了。
アドアストラ…ラテン語で星の彼方へ。
孤独から早く逃れたかった男(息子)と
孤独を永遠に追い求めた男(父親)の
邂逅のない愛情の話。
星の彼方へ行っても贖いきれないものを抱
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.9

試写にて観了。

堕ちろ
感じろ
理解しようとするな
研ぎ澄ませろ
どこまでも堕ちてゆけ
そして
…死は特異な体験と知れ
(あぁ、だからCLIMAXなのか)

・これは観るドラッグ。
・観るトランス。
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シンクロ・ダンディーズ!(2018年製作の映画)

3.7

キノフィルムズさんで見比べ試写会という事で
英映画『シンクロダンディーズ』を観てきた。
ネタ元が同じ映画の見比べはしたことがなかったのでとても楽しめた。

社会のしがらみや家族との不仲も乗り越えてシ
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

4.0

面白かった。飽きさせない展開。
モリーの駆け引き、意地と見栄の張り合い。
ギャンブルだからこそ、そこに魅せられてしまって離れられなくなった人達のある種の無双感や虚無感がうまく散りばめられていた。
実話
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.4

試写会にて鑑賞。
凄かった。
これは観るフリークライミングだ!
断崖絶壁命綱無し。冗談抜きで高所恐怖症な人は観ちゃいけない。
自分はこの映画で高所恐怖症だってことをはっきりと認識した。怖すぎたけど最高
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.3

最速試写会にて鑑賞。
こんなにエンディングであったかくなる映画も久々。張り巡らされた伏線を見事に回収してラストで語られる台詞の
「シナリオよりも意識の流れ」がもう本編の全てを語り尽くしているのでぜひ本
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ひろしま(1953年製作の映画)

4.1

TVオンエアにて鑑賞。

戦後8年でこの映画を作ったとは…。
鑑賞後、言葉を失ってしまった。
戦後8年でこのクオリティ、このキャストとエキストラの人達。戦後8年だからこその重みと苦しみと恐ろしさがあり
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.7

原作映画が好きで良く観てたのもあって
期待度が自分の中で高めだったのだけど、
一旦それはなくして
別映画として観ようと思ってから観た。

劇中の舞台となるダンスカンパニーの
宗教じみた不気味さや
トム
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火口のふたり(2019年製作の映画)

5.0

『火口のふたり』完成披露試写会にて鑑賞。
男の狡さと怠さと女の狡さをてんこ盛りにして「身体の言い分」の元、文字通り裸で向き合うふたりっきりの五日間。女の心に刺さるものがあった。多分男の気持ちにも刺さる
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.5

先行試写にて鑑賞。
いじめっ子といじめられっ子の縮図と言おうか、主人公の柔和な顔が怒りと復讐を覚えた時にジリジリと変わるその目の様がとにかく怖かった。
主人公をいじめ抜く友人(友人っていうの?殴ったり
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世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.9

試写会にて鑑賞。
それぞれの演者のアップがとても印象的。
瞳にかならず光が入っていて、台詞を語らずとも
気持ちが伝わってくるようだった。
ヴィムベンダースの最新作との事で期待していたら、また気持ちよく
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

2.9

ごめん、正直よくわかんなかった。
男同士のロマンを描いてるのはわかるんだけど、伏線張りすぎて回収出来ずに終わってる感じがした。
ジェイクギレンホールの謎な存在が面白かった。ホアキンフェニックスがいい感
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

4.4

試写会にて鑑賞。
くたびれたおっさん達がシンクロナイズドスイミングで輝く映画。
自分の好きなことを思う存分することで自己肯定感を取り戻していくおっさん達が愛おしい!面白い!楽しい!80年代ヒットパレー
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

最速試写会にて鑑賞。
…打ちのめされてしまった。自分達が生きてる日常とは違う日常を生きてる人達は必ずいて
両親に向かって「世話出来ないなら産むな」っていう主人公12歳のゼインの台詞が全てを物語っている
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パピヨン(2017年製作の映画)

4.0

試写会にて鑑賞。
スティーブマックイーンの名作「パピヨン」のリメイク。
チャーリーハナムとラミマレックが監獄で友情にも似た関係性を築き上げていく過程と、
人間性を全て奪いとられる地獄のような孤独と暴力
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アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

5.0

『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』試写会で鑑賞。
いろんなタブーとブラックユーモアをどっさり盛り込んで、そこへいろんな映画へのオマージュと、いろんなことへのアンチテーゼと笑いをシェイカーに入れてブン
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.9

試写会にて鑑賞。

エンタメなのかドキュメントなのか、最後まで一気に見せてくれる内容。どこかの映画で見たことあるようなノリからまた別のテンションのシーンへの展開は飽きさせない。
犯人達がごくごく普通の
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

とにかく10年に渡って壮大な物語を見せてくれてありがとうっていうのと、とにかくかっこよかった。文句なし!

マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.8

試写会にて鑑賞。

青年マックイーンが、デザイナー:アレキサンダーマックイーンになっていく過程を追った映画。予想を超えて遥かに重く、そしてマックイーン のクリエイターとしてのパッションが詰め込まれた映
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

5.0

#Filmarks の試写会にて #オーシャンズ8 鑑賞。最高に楽しい映画だった!特筆すべきはメインに登場する8人それぞれが(役者に合わせて)キャラ立ちしてて気持ち良いぐらいストーリーを盛り上げてた!>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.6

美しい御伽噺だった。監督が美しいと想うものを詰め込んだ映画。そして人間も人間でないものにもちゃんと生きる欲望をもたせて描いているところに好感が持てた。

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.6

期待値上げすぎ。ストーリーを消化しきれずに強引に映画作っちゃった感じ。きらいではないけど、この終わり方が一作目に張った伏線をダメにしちゃった。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

サノスが、サノスが!サノスがーー!ってなる。結局未来を知ってるのはDr.ストレンジだけなんだよね。引っ張り方がずるい。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.1

簡単に言うと、マザコン気味の仕立て屋が見初めた自分の趣味に合う女性を自分の元に連れて来るも、メンタル面で返り討ちにあう共依存の映画。ある意味とてもホラーなのをここまで美しい映画に仕立てあげるのはポール>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.4

ウェスアンダーソンのこだわり盛り沢山。こんな小さな人形アニメ人形ものすごい情報量が詰め込まれていて楽しめた。ストーリー展開が早いから必死についていくことになる映画だけど、ウェスアンダーソン好きならハマ>>続きを読む