ほぼ会話劇の復讐劇。しかし何より、あらゆる構図が決まりすぎている。屋敷内のパンショット、クライマックス大立ち回りのフォーメーション、無造作に砂の上に投げ捨てられたマゲが3本風に吹かれてヒーラヒラ揺れて>>続きを読む
『野生の島のロズ』の下位互換、『ズートピア』の最下位互換、もはや同じ土俵にすら立っていない、近年稀に見るお粗末なピクサー作品だと感じた。残念でならない。
主人公がアドレナリンハイ状態で大暴れして周囲>>続きを読む
クズ野郎映画界の新たなる巨匠、サフディー監督の最新作。
勝利を目指して練習に明け暮れる、直球のスポ根映画?違う。
愛した女は全力で守る、直球の恋愛映画?そうでもない。
日本への渡航を目指して走り>>続きを読む
Saltburnに引き続き、エロルディを罪な男に仕立て上げたい監督のフェティシズムが炸裂したか?などと思ったりしてるが、真偽は知らない。
エスイーエックスのシーン流れっぱなしかと思ったら、顔舐め程度>>続きを読む
製紙メーカーで25年勤め上げたあげく、解雇を言い渡されるイ・ビョンホン。家族のためにも再就職したいけど、どうにも邪魔になりそうなライバルが数名いる。いなくなっちゃえばいいのになぁってただ思うだけで終わ>>続きを読む
ズーン。仕方ないのですがやはり、時間の経過は残酷なもの。これ、イーサン・ホークが歳をとるまで12年も温めていた企画らしいですね。髪も剃って、なんらかの特殊効果で背も低くしてまで。
リンクレイター監督>>続きを読む
なんというか、すごい先駆性。
1950年のアメリカ、男性至上主義なんて言葉も聞かれないほど「男が女の上に立って当たり前」の風潮だったんじゃないのか。「そんなもの、襲われる女が悪い」って誰もが平気で言>>続きを読む
ヨアキム・トリアー、個人的なベストはいまも『母の残像』です。母の死をきっかけに、疎遠だった兄と弟が再び向き合い、父とともに家族としてのかたちを模索していく話。
そんな『母の残像』以来、個人的にもっと>>続きを読む
こんなにしょっちゅうドンパチやってるおっかねえ連中をも「あそこはヤベェ」と言わせるコンプトンのヤバさが気になる。そこから這い上がってスターになったケンドリック・ラマーのことも頭をよぎる。あと、この25>>続きを読む
精神的に混乱した機長がエンジンを逆噴射させ日航機が墜落した事件があったのは、これ公開の2年前だそう。とにかく最初から最後まで破茶滅茶なんだが、案外フィクションとも言い切れない現実世界のヤバさのほうに、>>続きを読む
案の定5時間にもわたってつまらない会話ばかりだが、下ネタに走り始めてから俄然面白くなってくるのはこれまた人間の心理か。激キモなだけじゃなくちゃんとちょっとカワイイおっさんbabyウドキアちぁん。霊まで>>続きを読む
泣きっ面にラビ もしくは 身から出た、ラビ?
真面目かつ真っ当に生きてるつもりの人間が馬鹿を見続けるさまを、延々と。それぐらい世界はもう手がつけられないほどしっちゃかめっちゃかになってて、宗教も絡ん>>続きを読む
狂人を撮らせたら右に出る者はいない狂人、ヘルツォーク。
「人間は間違っている!この熊を見てください、こちらが歩み寄れば野生の動物とも分かり合えるのです!」
「この熊を見てください、いつ襲いかかって>>続きを読む
トップガン マーヴェリックに引き続き、すがすがしいほどに、これぞ「アメリカのマッチョ映画」って感じがした。やっぱり出てくるベッドシーン、記号的なヴィラン、そしてマイ・カー......この時代に、この古>>続きを読む
フォーク、電撃、髪切り。やってることはだいたい極悪同盟である。リングで繰り広げられる、丸刈りCEOエマ・ストーンvs.ハチミツ陰謀論者ジェシー・プレモンス。どっちが言ってることが正しいのか、どっちが本>>続きを読む
なに、短編も3部作だったの?勘弁してくれよ…
あんなスープじゃ腹膨れないよ…
前の作品と緩やかにつながっているくせに、観られるチャンスが乏しすぎて、結局バランバランの順番で補完せざるを得ない、ペドロ・コスタ作品。前作『コロッサル・ユース』(大好き)は、未来の世代へと開かれるポジ>>続きを読む
リンチ史上最もわかりにくい部類に入るリンチ作品。ソニーの手持ちビデオカメラで撮った作品を、4Kにてリマスター。むしろ映像よりも、物語の解像度のほうをよっぽど気にしていただきたい。中盤1〜2時間の意味不>>続きを読む
初見。名前がストレイトさんという人の話だから、ストレイト・ストーリー。ただデイヴィッド・リンチ監督と知って観るとどうしても、あの特有の“ひねり“のない文字通りストレートな感動作だった、とか言いたくなっ>>続きを読む
撮ろうと思ってたけどお蔵入りにされちゃった映画の筋書きを、自宅のペルシア絨毯の上で生き生きと説明し始める巨匠。その後突如言葉を止めて下を向き「口で説明できるなら、なぜ映画にする必要がある?」と呟き立ち>>続きを読む
1943年。『ファンタジア』の3年後か、いやいやだからなんだというのだ。当時の日本の状況を考えれば、こんなお子さまも安心してご覧いただけるステキなアニメーションにどんな労力かけてんのって話。異色すぎる>>続きを読む
動機と背景を。そしてメカニズムを。どうしても知りたくなってしまう。なのでいまいち釈然としない。だからと言って最後にあの人の“章“が追加されたとしても、それはそれで興醒めしそう。とにかく目の前の理不尽な>>続きを読む
ほんとうに自分はこれを前に一回観たのか。まるで何も残っていなかった自らを恥じる。DVDでチャチャっと観るだけではダメなのかぁー。やはり劇場で得られる体験には到底かなわぬか。いや、ようやくこの作品に今の>>続きを読む
だれが善人か悪人か?もはやどうでもよい。だれが狂人か常人か?もはや全員狂人。ちゃんと道端で直立不動のままキマってる人まで出てきて、文字通りカオスと化し「狂うしかない」状態にまで成り果てた当時のニューヨ>>続きを読む
手書きのオープニング・クレジットも良い、邦題も良い。そのまま『オールモスト・フェイマス』もなんか違うし、字幕の通り『スター街道爆進中』は論外。ペニー・レイン「と」で止めるとこがなんかいいね。「、」とか>>続きを読む
タイトル Avatar: Fire and Ash, but Water だな。指先から火出して踊ってたお姉さんは約1名いたけど、結局大家族のみなさん海泳いで川流れて水まみれになってて草
もうエイワ>>続きを読む
平日朝のガラ空き上映狙って行ったけど、すぐ左に座ってきたオジイは冒頭から30分ぐらい大イビキかいて寝て起きたと思ったらビニール袋からシャカシャカ物を出したり入れたり本人が外へ出たり入ったりしながら結局>>続きを読む
架空でもなんでもなく「カザフスタンから来た」設定にしてこのやりたい放題、これでキレない国家があったら見てみたい、というレベルではある。
この手の作品に賞を与えて讃えるアメリカの文化、はたして学習しが>>続きを読む
去年最初に観た本作のポスターは、たしかバッファローかバイソンかが何頭か崖から転げ落ちてるイメージだった。案外あれは映画の内容をそのまま表していたのか、と思い出した次第である。SNS時代の集団心理に始ま>>続きを読む
ドキュメンタリーとは作り手の主観で成り立つもの。「映画の製作者=事件の被害者」という事実が、作品そのものを純粋に評論しづらくなっているような。事件と関連しない日常を見せて「ただの一人の人間」であること>>続きを読む
あっさり逆ナンで結ばれて家おっ立てる序盤の性急さには、やや吹きそうになった。
山火事以降物語は悲惨な方向へ進むけれど、多くの方が指摘している通り、お話よりもそのテレンス・マリック的映像美にばかりに目>>続きを読む
戦メリのイントロで案の定泣く。
“幸宏“の名前が出て、そこでまた泣く。
前のドキュメンタリー「CODA」が最終楽章なら、本作は最後の一音がボーーンと鳴って徐々に減衰して聞こえなくなるまでの一瞬(まさ>>続きを読む
そもそも宇宙を舞台にしたSFはウォーリーでやってるし、今生きてる世界を外側から見るみたいなのはソウルフル・ワールドでもやってたし、これ以上何を、という前提ではある。そのうえで最後30分で感動の一波がや>>続きを読む
VHSではじめてみたのは幼稚園児か小学生か。四季の舞台を経てからだと、87分はダイジェストかってぐらいのスピード感で「え、もうGnu出んの!?」などと声が漏れそうになる。結局いちばんすごいのは手塚治虫>>続きを読む
煙が重なってだんだん文字が見えてくるオープニングと、それに続く目まぐるしい長回し、再会した旧友による迫真の「メニュー朗読」……前半はすごく引き込まれた。そして終盤、何度頼んでも撮り直しさせてもらえなか>>続きを読む
相変わらずどうやって撮ったのか分からないイメージの連続、これによって、明確なストーリーがあってもなくてもアトラクション感覚で楽しめる。フランス政府推奨か、ってぐらいにこれ見よがしなパリ市街地の周遊や、>>続きを読む