「オカンにスイッチが入る」瞬間が、少なくとも二度ある。一度は、シャワールームに入って石鹸取って全身ゴシゴシ洗い始める、あのシーン。「やられっぱなしになるものか」と戦闘モードになるあの瞬間。二度目は..>>続きを読む
私たちが光と想う「すべて」ってとこがね。光があるから影が生まれるわけだし、影があるからこそより強く光を認識するものなのかもしれない。
都市の喧騒ではネオンが光源になるから、人の心に影を作るでしょう。>>続きを読む
引き算をしすぎて、あとに残ったのは黒い画面に白い文字。出演は26個×2の表音文字のみ。もはや単なる脳トレ映像だった。
【単語の速度も変えちゃおうかな】【フランス語バージョンもあるぞ】【たまには下品な>>続きを読む
😵💫・・・(何らかの「意図」があったとしても、そこに「意味」があるかどうかは別問題。ただ「映画について本気出して考えてみた、の結果がこれかよ」とは言いたい。とりあえず何度も心が折れそうになりながらも>>続きを読む
視覚的情報に全振りしてからの
左振り右振り 上振り
下振り
一回転振り
二回転振り
数回転振り
からのサブリミナル全裸
音すら聴かせる気がないなんて。
45分とは、壁に貼られた波(=wave)の写真にいたるまでの長さ(=length)。「真ん中にある写真、ぼんやりご覧くださいね〜」ってあんたそれ眼科やないの。エンタメ性など皆無で上等、適当に付けたスコ>>続きを読む
日本の夏がわれわれの体力を本気で奪いにかかっている今、こんな日は涼しい自宅に篭ってこういうワケわからない映画を観るに限る。アフリカの満天の日差しを全身に受けながら、半裸で謎の訓練に明け暮れる男たち、皆>>続きを読む
なんか点つけるのも違うと思うけど一応。小学生の頃に観たときは、とにかく母上が亡くなる描写がキョーレツで震え上がり、あまりにも長い間を置いて今改めてNetflixで対峙(この表現がいちばん合ってると思う>>続きを読む
ウド・キアいつ出てくるんやもう出とんのかどれがウド・キアかよく分からんなと思いながら4時間半ものあいだ見続けたあげく、文字通り「出てくる」シーンの超ウド・キア感。それよりも若かりしトリアー監督が「いか>>続きを読む
「人は見かけで判断できない!大事なのは心なのだ〜」とかって今まで散々語られまくってきたやつ、やれやれまたですか、と思いきやそんなに単純ではなかった。むしろそんな先入観をぶった斬ってやるわ、という意図を>>続きを読む
高畑勲作品を畳みかけているのは高畑勲展の余波に他ならないのだけど、この『ホルスの大冒険』に関しては、展示されていた監督直筆の「始末書」を、どうしても思い出してしまう。気持ち悪いデカい魚との格闘は、水し>>続きを読む
溜めに溜めてついに放たれるパイカリのクライマックスでなんかケオされて呼吸困難になってもうた。息するの忘れるというやつだ。そんなわけで音楽に対してケチをつけるのはもはや意味不明、グラディエーターは個人的>>続きを読む
パンダをルパンに変えたらカリオストロができちゃいました、なんて言えそうなぐらい超ハヤオ印な、破茶滅茶カー(機関車)チェイス。アニメだからこそ可能になった、サイエンス無視のスペクタクルandカンフーパン>>続きを読む
「上映後にパンダコパンダコパンダ〜と主題歌を合唱する子どもたちの姿を見て、もっと子どもが笑顔になれる作品を作ろうと奮い立った」らしい、のちのスタジオジブリ二大巨匠の記念碑的作品。
あんな小さい子をデ>>続きを読む
ワーワー言いながらTikTok撮ってる間に、それをちょっと離れたとこから微笑ましく眺めてる全然関係ない子のカットがポンっと入るところとかが、好き。「通気口」に爆笑するとことか、大好き。体育館でバドミン>>続きを読む
人の人生、山から引きずり下ろすのも人、谷から引き上げるのも人。
映像凝りまくりで完成まで8年かかったそうだが、こんな全盛期の野島伸司作品ばりに悲惨なお話に8年も向き合うなんて、自分だったら作ってる間>>続きを読む
おおロミオ、どうしてあなたはロミオなの。え、ロミオじゃないの。どうしてあなたはロミオじゃないの。だったらロミオになったらどうなの。
ということで、ひょんなことから(この「ひょん」が若干強引だがそんな>>続きを読む
芸術で大成するために“悪魔に魂を売る”人間の姿は、背景は違えど、くしくもこないだ観た『国宝』に通じたりもする。ただし『罪人たち』ではその悪魔を、「搾取」する(文字通り、吸い取る)側の人間として配置し、>>続きを読む
相米慎二の『お引越し』っぽさ。主役は田畑智子にどこか面影があるし、母親は桜田淳子ばりに怒りを爆発させる。けれどこの映画の主人公は、苦悩や喪失感をほとんど見せず、むしろどこか飄々としている。
彼女が出>>続きを読む
皆さまが口々に指摘しておられるように、とにかく“中途半端”の一言に尽きる。巨匠が莫大な私財を投入してまで作り上げた珍作、各方面から言われたい放題だが「言われることを覚悟してなかったら嘘だろ」ってぐらい>>続きを読む
役者のパフォーマンス、特に吉沢亮と横浜流星の文字通りの熱演が、何よりもこの作品の価値を高めていると思う。ただそれ以外に何が良かったのかと考えると、うーーん……
原作がどれだけてんこ盛りなのかは知らな>>続きを読む
ポスターにもある通りこれは「連続殺人事件」についてのお話。これだけでもじゅうぶんにネタバレになってしまいそう。
終戦、しかし平和にはほど遠い現実。それによる混乱、そして貧困。弱者は虐げられ、その怒り>>続きを読む
夜中にグズる子どもの相手をしようとしない旦那に向かってわりと語気強めにキレてしまい、あとで旦那から「さっきの言い方キツかったよ」「まじ?ビッチだった?笑」というやり取りがある。タイトルのビッチとはこれ>>続きを読む
イーサン・ハント、どうやらこれがほんとの集大成。本編170分あるが、北の深海から南の上空までかなり忙しく移動するので、ぼんやり見てるだけでもわりと時間は過ぎていた。「これで終わり」という前提で、過去作>>続きを読む
ほんとうに40分でよかったと心から。過去作品の映像やその他もろもろ映像のモンタージュ、それらに覆い被さるカラフルな文字文字文字、レオス・カラックス的にはキャリアを総括する渾身のメッセージぐらいの重い感>>続きを読む
PCR、クラスター、ロックダウン、ステイホーム、デルタ、オミクロン、変異株、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、濃厚接触、副反応、緊急事態、まん延防止、ソーシャルディスタンス、マスク警察、密です、密>>続きを読む
変なおじさん役はとりあえずウィレム・デフォー、という先入観があったのと、クラウス・キンスキーに最も近いのは間違いなくデフォーであるからして、伯爵のご尊顔ついにお披露目の瞬間、なんか「お、おまえか…」っ>>続きを読む
気持ちいいぐらい気持ち悪い。胸がすくほどに胸糞悪い。デミ・ムーアがゴールデングローブ主演女優賞の受賞スピーチで「大胆でぶっ飛んでて、完全にイカれてる脚本」みたいな感じで評していたが、まさにその通りであ>>続きを読む
マスキュリニティ世界代表のような「007」のイメージから文字通り"離脱"したダニエル・クレイグが終始ヘロッヘロで、良い。身体でぶつかり合えた、心で通じ合えた、そう思えたのも束の間。次の瞬間には、愛した>>続きを読む
タイトルが2つ並んでるけど正式にはどっちなのか、どっちもなのか。「荒武者」の意味はよく分からないが「激流危機一髪」の意味はマジで首もげるほど頷ける。イカれてる。エンターテイメントのためにここまで身体張>>続きを読む
武骨な男の、そのあまりの武骨っぷりに振り回される女。彼女の過去の苦悩はあまり詳しく語られないまま、海へ身を投げたところを、たまたま下船した男に救われ「スキカモ…」酔っ払った勢いで「おい!お前は俺の女に>>続きを読む
早いもので、ガーデンシアターでの東京公演から2年。遠すぎて豆粒だったビョークを大画面で目視できるのはありがたいが、それよりも英語詞のテロップがありがたい。改めて、こんなこと唄ってたんだな。なかなか観念>>続きを読む
『山河ノスタルジア』でも「ゴー・ウエスト」を泣かせソングに仕立て上げたジャ・ジャンクー、今回もその選曲のセンスは冴えている。刹那的な享楽の場面にあの往年のDDRの鉄板曲 「バタフライ」が奇跡的なまでに>>続きを読む
タイトルは超絶ネタバレで、せっかく咲いた美しい「花」が暴力によって散ってしまうという話なのだが、親父がボクサーで青年が仏教徒であるという設定があまり本筋に絡んでこずWhyが止まらない。
しかしグリフ>>続きを読む
電気ショック療法よりもはるかに効き目のある、蛇の穴療法。極限状況に置かれることで強烈に自我を意識するようになるというような、制度の中で正気を取り戻すというような。蛇の穴を地球規模のスケールに置き換えれ>>続きを読む
ヌーヴェルヴァーグというものにイマイチ乗り切れない自分があらためて露呈した、という感じ。ケタケタ笑い合ってふざけながら平然と犯罪をはたらく男たちになんらかの社会的制裁を期待してしまう時点で、私は真面目>>続きを読む