ズラウスキーとは、どこか別の惑星の話をしたこともある、なんなら地球すらも別の惑星に見せてしまうほどの、ぶっ飛んだ世界を作ってきた人。そのキャリアの集大成が、これ。お金があったのかなかったのか、元気があ>>続きを読む
お馬サン、迫真の演技(?)すぎて、見ているこちらがハラハラする。馬同士が血が出るほどガチ決闘したり、少年が馬に引きずられたり、裸馬によじ登って荒野を疾走したり、馬に乗って大海原を泳ぎ渡ったり、どうやっ>>続きを読む
少年が赤い風船とはじめて「出会う」シーンで、さっそく涙腺がゆるむ。赤い風船が見せる主役級のアクション、どうやって撮ったのかマジで見当もつかない。そして例のクライマックス。得る側がいればまた、奪う側もい>>続きを読む
はたして、頭の中に浮かぶ言葉の何%が口から出てくるものなのか。物語である以上、言葉としてきちんと語られないと、モヤモヤするのは当然だ。完成した作品に対して「何が“言いたい“のか」という感想が出てくるの>>続きを読む
かの有名な
・ 広 ネ
・ 大 ッ
・ だ ト
・ わ は
の一言からの巨大な摩天楼を見下ろすショット、そしてドーンと太鼓が鳴る例のテーマ曲からエンドクレジットへ突入する幕切れが良>>続きを読む
デルトロ監督の新作を観るたびに、監督の過去作と共通するテーマを見つけるのが慣例になってしまっている。残酷な現実世界、不完全な人間の姿、あるいは異形なるものに宿る美。パンズ・ラビリンスもシェイプ・オブ・>>続きを読む
ドーン と空間を揺るがす太鼓の音が響き、「始まる...」と背筋を正した。そこから先は(当時の予告にあった)「天才・宮崎駿の、凶暴なまでの情熱」が、視界いっぱいに広がったスクリーンに吹き荒れていた。そし>>続きを読む
ようやくお初にお目にかかる昭和のド名作を、国立映画アーカイブにて。森田芳光展の流れでそのまま、劇場鑑賞に至る。
話は気持ち悪いのに、画が気持ち良すぎてもう。たとえば部屋を横切る移動、真正面から現れる>>続きを読む
「AIの使い方をけっして間違えてはならない、使う人間のリテラシーが問われる、超えてはならない線があるのだ!」なんて声高に叫んだところで、いまや当のAI本人も「やれやれ、またですか」ってなもんだろう(2>>続きを読む
自分でも驚くぐらい、何も感じなかった。なんか悲しかった。わたし中高ずっと陸上部、短距離。共感ポイント・感情移入ポイント・青春ポイントなんて全編にわたって溢れかえっていたはず。なのに、何もなかった。むし>>続きを読む
insane、正気でない・常軌を逸している。
折り目正しく対話で解決かと思いきや、次の瞬間には馬乗りになってブン殴っている。蹴り入れた箇所を痛がる相手に対して謝罪はなし。「傷害罪で責任取りますんで」>>続きを読む
映画が好きならこぞって観に行き洋画の危機を救わねば、などという謎の使命感、燃ゆ。なにより天才PTAの新作を劇場スルーするなどあり得ないお話、というわけで縦長IMAXへと参拝しました。
もうこういう面>>続きを読む
原題、白夜じゃないのね。「ある夢想家の四つの夜」的な感じ。この夢想家とは、惚れっぽすぎるストーカー気味の彼のほうか、それとも下宿人の男をけなげに待ち続ける彼女のほうか。どっちもじゃないのかよ。彼にもい>>続きを読む
AとBが話すのを後ろでCが聞いている、Bが消えたあとAとCが話し始め、Aが去りCを中心に置きつつその後ろでAとBが再び重なるワンカット……エドワード・ヤンってこういう映画を作る人やったんやなあ、という>>続きを読む
近年のウェス作品は物語の複雑構造が深刻化しており、、ってありゃ今回は案外シンプル、、かと思いきや、やっぱりややこしい、そしてとにかく、、速い。いったん落ち着きませんか皆さん!と叫びたくなる、もどかしさ>>続きを読む
より理解が進むようにと思って原作読んで挑んだワタシ、案の定しょっぱなから「戦果アギヤー」の説明もなくガンガン進むスタイルで、読んでなかったら千疋屋かなんかと勘違いしてメロンを思い浮かべながらフィニッシ>>続きを読む
ーー『無限列車編』のときはさ、流行ってるからってとりあえずYouTubeのまとめ動画だけ爆速で詰め込んで観に行って、ポカンとしたまま周囲のすすり泣きを聞きつつ、ひとり尿意と戦いながらサラリとフィニッシ>>続きを読む
この悪魔に取り憑かれたみたいなブレ男の顔がティム・ロビンスだったのもやっと知る。ベトナム戦争から還った男がPTSDに苦しみながら見る夢。ヤバいぐらい感想が浮かばない。悪夢とよべるほどエグいホラー展開で>>続きを読む
セツナ、ですね。ギヨーム・ブラックの映画が笑えるけれどなんか切ない気持ちにさせてくるのは、いつもどこかに、終わりを孕んだ“刹那“が漂ってるからなんだと思うのであります。
入場ごまかして忍び込む少年た>>続きを読む
怖い。
この感想が、べつに的外れではないことを願う。
左に振ってからすぐの右で、一気に時を超えるような瞬間もあったりして、不思議と飽きない。しかしだからこそ、単調な運動のあいだ、次の瞬間に何が起きる>>続きを読む
「私は 疲れた」
日本だっていつ噴き上げるか知らない火山の国、かたやニュースでは今日も大雨で浸水冠水、大きな地震も次またいつ来るかわからない、見えないウイルスも鬱陶しい、こっちは何も悪いことした覚え>>続きを読む
ある男の一代記、くしくも屋上でヘロヘロになって舞うシーンまであり、これはあの大ヒット作『国宝』に酷似だ…ニューヨークへ逃げパリへ移っても結局逃れられないソヴィエトの“血“……!ってさすがにこじつけが過>>続きを読む
ドキュメンタリーの中でもマイケルムーア並みに作り手の主観丸出しのたぐいで、どこまでがギャグかよく分からない破天荒さと熱量も相まって、たかが90分にもかかわらずわりとヘトヘトになってしまった。
『アザ>>続きを読む
監督兼脚本兼主演のバーバラ・ローデンは、あまりにも時代を先取りしすぎたこの作品が、1970年のアメリカの観客にすんなり受け入れられると、実際思っていたのだろうか。そして、早々に上映を打ち切られたうえに>>続きを読む
クロネコがキーパーソン3人を探し始めてからというものの浮世離れなファンタジーにまんまと浸ってはいたんだが、二人目の女性の麺の食い方が生理的になんか無理だったので、そこで一気に現実に戻された感はある。あ>>続きを読む
好きになったら負け、みたいなところはあるズラウスキー。とにかくどいつもこいつも爆発的に迫真の演技で、現場では何が起こってたのか不思議でしかたがない。こんなわけのわからない映画で必然性も無視してとにかく>>続きを読む
爆発しているのは創作意欲か、はたまた性的欲求か。あえてハズしたかのような、いつかのVaporwave的な映像の陳腐さ。それに気を取られていたらヌルっと出てくる、特大のチ⚪︎ポさん。
CGのないはるか>>続きを読む
「オカンにスイッチが入る」瞬間が、少なくとも二度ある。一度は、シャワールームに入って石鹸取って全身ゴシゴシ洗い始める、あのシーン。「やられっぱなしになるものか」と戦闘モードになるあの瞬間。二度目は..>>続きを読む
私たちが光と想う「すべて」ってとこがね。光があるから影が生まれるわけだし、影があるからこそより強く光を認識するものなのかもしれない。
都市の喧騒ではネオンが光源になるから、人の心に影を作るでしょう。>>続きを読む
引き算をしすぎて、あとに残ったのは黒い画面に白い文字。出演は26個×2の表音文字のみ。もはや単なる脳トレ映像だった。
【単語の速度も変えちゃおうかな】【フランス語バージョンもあるぞ】【たまには下品な>>続きを読む
😵💫・・・(何らかの「意図」があったとしても、そこに「意味」があるかどうかは別問題。ただ「映画について本気出して考えてみた、の結果がこれかよ」とは言いたい。とりあえず何度も心が折れそうになりながらも>>続きを読む
視覚的情報に全振りしてからの
左振り右振り 上振り
下振り
一回転振り
二回転振り
数回転振り
からのサブリミナル全裸
音すら聴かせる気がないなんて。
45分とは、壁に貼られた波(=wave)の写真にいたるまでの長さ(=length)。「真ん中にある写真、ぼんやりご覧くださいね〜」ってあんたそれ眼科やないの。エンタメ性など皆無で上等、適当に付けたスコ>>続きを読む
日本の夏がわれわれの体力を本気で奪いにかかっている今、こんな日は涼しい自宅に篭ってこういうワケわからない映画を観るに限る。アフリカの満天の日差しを全身に受けながら、半裸で謎の訓練に明け暮れる男たち、皆>>続きを読む
なんか点つけるのも違うと思うけど一応。小学生の頃に観たときは、とにかく母上が亡くなる描写がキョーレツで震え上がり、あまりにも長い間を置いて今改めてNetflixで対峙(この表現がいちばん合ってると思う>>続きを読む
ウド・キアいつ出てくるんやもう出とんのかどれがウド・キアかよく分からんなと思いながら4時間半ものあいだ見続けたあげく、文字通り「出てくる」シーンの超ウド・キア感。それよりも若かりしトリアー監督が「いか>>続きを読む