ぷさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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friends after 3.11【劇場版】(2011年製作の映画)

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東日本大震災というよりは(反)原発に焦点を当てていた。ここから始まり、終わりのない課題。
そもそも日本は太陽光を敷設する面積も小さければ、洋上風力にも向く遠浅の海でもない。じゃあ次世代原発に頼るべきか
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

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およそ30年近く経てば新宿も変わるし、制作技術も進歩するし、声優さんのは老ける。
キャッツアイから楽曲まで、欲しいものが詰め込まれた宝箱のような作品である一方で、ストーリーは浅いなあ。
その分だけ今作
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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『欲望の翼』や『ブエノスアイレス』でレスリー・チャンを知った気になっていたと気付かされた。
感情の原子核同士を高速でぶつけたかのような演技力。あの声にどれほどのエネルギーが込められていたか。いや、京劇
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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物資の豊かさの後に人々が求めるものは、他者との関係性およびそこに見出す自分らしさ。自分なんてものは他者を介してしか正しく認知できない。そういう意味では、小説家の彼は良い味を出してた。

社会の発展とは
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裸足になって(2022年製作の映画)

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型に嵌らず、思うがままに体を動かすときに身体は自由を獲得する。これこそが身体性であり、自ずと自然と調和する。
自分の身体を思うがままに操れる人はいないだろうから、究極的に自身であって、そして他人でもあ
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

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アメリカンなウォン・カーウァイ。
ひとつひとつの映像はとても好き。
でも、全部繋ぎ合わせるとちょっと胃もたれしちゃう感じ。ジェレミー(ジュード・ロウ)がしれっとキスしちゃう、冒頭のカフェのシーン良き良
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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え、この四つ折りにされたポスターめっちゃ良い...。

父親の心の空虚さを感じますね。
そんなことは露知らず、父との旅行を心から楽しむ娘。そんな娘の笑顔にきっと救われると同時に親としての不甲斐なさを父
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凪の憂鬱(2022年製作の映画)

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なにこれめっちゃオモロい。
ゲートボールで初めて盛り上がったし、怪談のくだりめちゃ笑ったわ😂
いっこいっこのツッコミを経るにつれて必殺技発動のゲージが溜まったいくように元気になる。
僕にはもう懐かしい
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ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

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眠くなるほどにつまらないホラー...が後半で一変する。これは結構面白い!
綾辻行人を彷彿とさせる仕掛け、間の抜けた母がもたらす笑い、回収されるホラー👏
ちょっとミーガン観たくなってきた...笑

リトル・ガール(2020年製作の映画)

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2歳で性別違和を感じた少女。
バレエ教室や小学校では先生から、意図的に男の子として扱われる。

にこやかに振る舞う彼女がひっそり抱える悲しみと怒りが表情に現れたとき、自分はこの映画の見方を誤っていたと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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拡がりのある終わり方が良い。
鑑賞者各々の解釈込みで1つの作品が完成するような。
物事に必ず始まりはあって、それに対する終わりもある。そして、その間にあるものはいつだってファンタジー🙌

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

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大学卒業式(7/15)に出逢った2人の23年間の7/15を辿るストーリー。
なぜ23年でこの話は幕を閉じたのか、なんてことを考えながら本作の終わり方の美しさを感じています😌

ずっと同じタイプライター
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

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同監督『少年の君』でも主演を務めたチョウ・ドンユイ(安生)、魅せますね。
安生と七月が出会った13歳から27歳までの物語。

大好きでくっついて並行して
大嫌いで離れていき
生き方がクロスし逆転する
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

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序盤に余命30日だと宣告されたときの

「何が30日だよ。1つ教えといてやる。
 この俺を30日で殺せるものなどねえ」

って台詞が良かった...。

カリガリ博士(1920年製作の映画)

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ホラー映画の始祖とも言われる本作。
白黒かつ粗さからくる映像の不気味さ+夢遊病者を引き連れて興行するオカルトっぽい奇妙さが相まって、全体的な雰囲気はかなりホラー。
本作公開から100年後を生きる私とし
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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地方から上京した都内在住庶民の潜在下にあるコンプレックスを引き出すような...。
"貴族"は庶民側が使う言葉であり、"階層"などと線引きをして、"自分らしく生きる"などと自己肯定へと導かれる。怖い作品
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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めっちゃ面白かった😂
2分の可能性を感じますね。
タイムリープで毎度飽きさせないのは、やはり脚本家・上田誠さんの実力なんでしょうね。
冬の貴船なのもまた良い⛩☃️

めっちゃおもしろい〜!!

波止場(1954年製作の映画)

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マーロン・ブランドの甘くて渋い雰囲気は、腕っぷし労働者で賑わう汗臭い港湾に馴染まないが、それゆえに彼の魅力が際立つ。漢だなぁ😌

逆噴射家族(1984年製作の映画)

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ユメノ銀河から石井監督繋がりで鑑賞。
コメディと哲学的面白さが巧く噛み合っていて、かなり完成されてる👏
原案は小林よしのり(おぼっちゃまくん)

ユメノ銀河(1997年製作の映画)

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夢野久作の世界に溶け込むモノクロの浅野忠信と小嶺麗奈...とても良かった。
あと嶋田久作さんも、、彼の芸名は夢野久作からきているんですね😳
今では運転手を車掌と呼びますが、当時は別の役職なんですね。
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ひまわり(1970年製作の映画)

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WW IIでロシア戦線に送られた夫は戦後に帰還しなかった。しかし生きていると信じ、探し続ける物語。
設定はイタリア(人)なのですが、このひまわり畑の撮影地はウクライナなんですね🌻🇺🇦今やロシアによって
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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死ぬほど退屈、と喩えるくらいに退屈は人類の敵なんだと思います。
そして退屈を処理する方法は人によって違う。逃れるのか、凌ぐのか。
ヌーヴェルヴァーグを代表するだけあり、その演習の即興さが伺える。はため
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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スクープのラップ?のとことか、アースラが巨大化するとこは実写ならではの愉しさや迫力があって良かったです🙆‍♂️
原作1回しか観ていないですが、本作はアリエルの描き方が弱いなぁという印象です。

テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

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幼馴染の女の子や可愛い同級生とか、先生や主人公はどうなったのかとか、色々中途半端でしたね...。
日本の長期金利くらい話に振れ幅がない😇もっと良くなるはずなのに勿体ない感じでしたね。

皮膚を売った男(2020年製作の映画)

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皮膚に刺青を入れる代わりに大金を得る。と同時に彼は身体の自由を失っていた。人間とアートの狭間で揺れる。
色んなものが融合し複雑化する権利問題、、というよりはどこまでがアート(表現の自由)として認められ
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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アラスカを目指して飼い犬のルーシーと共に車で旅するウェンディ🚗しかし不運が続くのであった...。
旅、ロードムービーから想像する爽やかな場面がないのでミシェルは適役でしたね。旅って一度悪い方に転ぶとず
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