スマトラトラさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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アンフェア the answer(2011年製作の映画)

3.3

原作から離れていくにつれて面白くなっていってないか?✨
前作であんなに娘の事気にしてたのに、両親とも心配してない点はちょっと不憫てか、不思議だったけど。。
孤高の人、唯我独尊の人っていうより、そうなら
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アンフェア the movie(2007年製作の映画)

3.1

篠原涼子の雪平カッコいいな。
私はドラマ未視聴、原作の「推理小説」は既読。
原作と大分設定違う? 特に娘との関係性が。 
あと、思ったより部屋綺麗ww
あと、ドラマは何より犯人とか犯行構造とか全てが違
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

楽しい!! 見終わってHAPPY♪
ダンスミュージカル映画って意味ではウエストサイドストーリーを思い起こさせるけど、あれより断然私には合う。
リズムとかダンスとかがこっちの方が好き。
夢追うお話で歌と
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空白(2021年製作の映画)

3.7

 観てて、まずは演者さん達の巧さが凄かった。特に主人公役の古田新太さん。顔と性格がはまり役過ぎる。
 悪いのだあれ?となったら、まずはマスコミを上げるかな。店長もお父さんも悪いのだろうけど、悪意はない
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銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

3.2

んー。漫画読んでいたのと、私自身が大学だけど動物系でたってのもあるから、その点ではちょっと物足りない感はあったかな。青春物だなぁと。
もちろん、原作も青春物なんだけどさ。

ただ。主演の中島健人って人
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チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

怖かった。笑顔で首相?独裁者が「我が国に同性愛者はいません」って言ってたシーンがなにより怖かった。

チェチェン共和国って言っても、ロシア連邦の中の国の一つらしく、ここでもプーチンと仲良しのトップが付
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.2

長い・・・ひたすらに長い。途中まさかの3分休憩入った時、そこで今日はもう止めて次の日観るか悩んだよ。。。そしてレアチーズケーキが作り終わった(´・ω・`) 碌に内容知らないまま、サカナクションのユリイ>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

Fukaseって人、凄くないか!? 役者じゃないのよね?SEKAINOOWARIの人なんだよね?(どのパートの人だろ?) 演技も狂気入ってて凄かったし、あの家の絵描いたのもこの人ってエンドロールにあっ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ良かった!! まずその一言。
本当は、他の日に同時上映されてるチェチェンでゲイの人達が殺されてるっていう作品と同じ日に連続して観ようとしてたんだけど、多分心が付いていかない・・・って思って
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.3

直前まで見てた瞽女さんの話との乖離が凄くてテンション変えるの大変だったw 手芸作業しながら観てるから、英語の字幕映画観れなくてね(´・ω・`)

原作、佐藤正午なのね。今1番目か2番目に読みたい作家さ
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瞽女 GOZE(2019年製作の映画)

3.9

瞽女さんの事は知ってた。ハルさんという方が最後の瞽女さんだという事も知っていた。
知っていると思っていた。映画を観て、ただ識っているつもりになっていただけだったことが分かった。 何も判っていなかった。
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望み(2020年製作の映画)

3.2

原作既読。 原作は、父と母の揺れ動く心の変化を描写していて、そこが好きだったんだけど、映画はちょっと違ったかな。
 原作はまさに「望み」だったんだよね。各々の思う「望み=願い」に心が動き、でも他の家族
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.1

容疑者Xの献身に続いての観賞。 失敗した。。。Xの方の出来が凄く好みで、こちらはちょっと胸糞な所があったから、比較してしまってどうも純粋に楽しめなかったかもしれん。

ただ、少年と二人でペットボトルロ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.9

ガリレオシリーズじゃ異色の部類になるだろう、感情に重きを置いた作品。観終わって、恋人に会いたくなったよ。
普段のガリレオシリーズは現象が実現可能かどうか、不可能に見える殺人を物理学の力で解決!って感じ
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.3

新感覚過ぎるミステリー! 荘とか着くと、綾辻行人の館シリーズが今出てるミステリーの代表作だけど(と、私は思ってる)、そっちの古典的というか、硬派なミステリーとは真逆な感じで、殺人だし、色々あるけど、な>>続きを読む

大コメ騒動(2019年製作の映画)

3.0

最後に「フィクションです」って出てきて、結構混乱。ある程度は史実を基にしたフィクションなのか、全てフィクションなのかって大きな違いだと思うの。 これ、どっち?
日露戦争(大正時代なんだね)の話とか、何
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

観終わって、「なんで?どうして?」って思いがザラザラと残り、絶望を伴う虚無感に襲われた。。今だからこそ特に強く思うのかもしれないけども。
 子ども目線で進むお話だから、断片的にしか情報が分からなかった
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.1

終わりが、え?これで?って感じでなんかしっくりこない…。
中身全然違うのに、サウンド・オブ・ミュージックに似てると思ったの私だけかしら?時代のあれかな?発声法とか歌い方とかが似てるのかな?
ダンスはミ
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犬部!(2021年製作の映画)

4.1

タイトルから想像できない、命の重みがずっしり詰まった1本でした。

始めは呑気に「北里大学モデルの映画か~。。。キャンパス農工大じゃないのw」なんて見てた。あらすじも知らず、犬部を作って保護犬ネコの譲
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(2018年製作の映画)

3.6

モノクロの中に銃のシルバーの煌めきが際立っていてよい。
「中村文則の同じタイトルだな~。まだ読んでないし次なんか本買う時王国と銃買うかな~」とか思いながら観てた。そしたらその銃原作の映画だった(;^ω
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.1

改めて「戦争戦犯」って誰が決めて、誰がなるのだろう?って突きつけられた映画でした。
 日本でも、戦犯とされた人達が祀られている屋久島神社に首相が参るかどうか毎回取り沙汰されていて大抵「自費で玉串料を支
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サイレンシング(2020年製作の映画)

2.8

なんか、全体的に中途半端。
私が分かってないだけ? 保安官と警察官の違いがわからない。「この街に保安官はいらない。」っていう排他的な雰囲気出てるなぁ・・・って思ってたら、一緒に捜査してたりするし。 
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ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

2.8

まず、「ジェシージェームズって誰?」って所から始まったから、どうもついて行けんかった。実話なのね。
てか、それ以前の南北戦争のこともよく知らんって気づいて、ちょこちょこ調べながら観たよ。

冷え冷えと
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.4

原作既読。原作は、粉塵砂塵に血と汗が塗れている感じで、イメージが綺麗でなくて、正直好きでなかったのよ。 でも、映画化されてるってわかったから、どんなんかな?って観てみた。
 結果、「めっちゃスタイリッ
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.3

 最後とか、要所要所で出てくるミナリがいい味出してて、ミナリが無ければないお話だし、私達には分からない単語が、観ていれば分かるってのがいいなぁとは思った。あと、おばあちゃん役の人の下品な演技から最後の>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

3.2

画がきっぱりしてないちょっとぼやけてとろけた感じ+兄弟もの ってので、「重力ピエロ」を連想させる映画だったなぁ。 比較してみちゃった。
真木よう子が若くて、タイヨウのうたに出てたYUIに見えたり。。
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.3

ドキュメンタリー作品と知らずに観賞。スパイグッズの使い方説明の時に撮影班が映って「え?あれ?」ってなり、入所者のおばあちゃん達が「マイクがあるわ。全部聞かれちゃうのね」的な事を言っていたので、「作り話>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.1

「これを映画館でお金出して観たいですか?」と聞かれると、「NO」と言うけど、観て良かったとは心から思う1本でした。
これからの映画の観かたがより深く面白く観れるようになると思うの。

音が重要視されて
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.0

観たのは覚えてるし、小物から人物から戦闘からかっこよかったのも覚えてるんだけど、肝心のストーリーを覚えてない(;^ω^)
なのでスコアは3.0で失礼。 確か、初期スパイダーマンを彷彿とさせるようなワク
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明日の食卓(2021年製作の映画)

3.7

境遇の違う3人のユウ君を取り巻く母親とその周りの環境のお話。
3人とも生活水準も場所も何もかも違うんだけど、すーっと入ってくる。

 目力強め親子、大阪のユウ君家庭が一番構造は単純に見えたかなぁ。21
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

 本日2本目。 これは白黒付きやすい話だぞと思って見始めた(肌差別の話だものね。単純なはずさと思いこむ)。
ただ、え!?これ、1900年代の話!?と衝撃受けた。てっきり1800年代後半とかかと。。。1
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.7

初中国映画。始まりはインド映画っぽいなぁと思ってたら、インドの薬屋さんが主人公だったからなのね。

これまた想像以上に苦しい映画でした。シンドラーのリストとかそういうのと同じような部類。
始めはお金儲
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

観る前から、重いだろうなぁ。辛いだろうなぁ。と分かっていた1本。長澤まさみ、日本アカデミー賞取ってたね。

想像以上に重かった。
幼い頃の子どもにとってさ、親って、神なんだよ。 そこから他己との共生、
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.3

原作ファンです。
めっちゃ評価が難しい。
映画っていう約2時間に納めるために、頑張って頑張って削って削って、言葉とか対立構造とかを簡単にして、やっと出来た1本。
だから、原作ファン的には物足りない。
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博士と狂人(2018年製作の映画)

4.0

今に伝わる、オックスフォード大辞典の初期編纂のお話。
日本の「舟を編む」の海外版かなぁ~。程度に思って見始めたら、想像以上に濃密でずどーん! 感覚、イタリアの軽めワイン口に入れたと思ったら、フランスの
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

 すっごく、スコアに悩む1本! ハンニバルを演じた役者さん(今年スキー事故で亡くなったって。。)が凄くね、良かった所がスコアUPに繋がっているし、何故カニバリズムに走ったのかっていう所とかもきちんとお>>続きを読む