リボウスキさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

リボウスキ

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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.8

素敵な話。一見切なくて重い内容なのに、あくまでコメディを貫いていて観ていてしんどくなかった。号泣という感じではなく爽やかな感動が心地良い。自分が同じ立場だったらこんなに尽くせるだろうか。「シックスセン>>続きを読む

時をかける少女(2010年製作の映画)

3.3

仲里依紗、あんまり気にしたことなかったけどめちゃくちゃ可愛かったなー。 内容はちょっと惜しい感じ。中盤からはグッと良くなったけど、最初の一時間がテンポ悪くて少し退屈だった。 アニメの方が爽やかでテンポ>>続きを読む

イントゥ・ザ・ブルー(2005年製作の映画)

3.0

文句なしの美男美女カップルが軽くイチャつきながら、目を見張るほど美しい海でお宝を発見するという嫉妬心しか生まれてこない内容。 サラッと観れて退屈はしなかったけどもう一度観たいと思えるほどの魅力はなかっ>>続きを読む

キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

2.2

タイトル通りのサイコパス映画。観客の想像に任せる部分が大きく、ハナから理解させようという造りにはしてないのだろうけどあえて言わせてもらおう、意味不明だったと。どこをどう楽しむのが正しいのか見出せないま>>続きを読む

デス・トゥ・スムーチー(2002年製作の映画)

2.8

内容はやや子供向けなブラックコメディで大して面白いとは思えなかったが、歌って踊って笑顔弾ける可愛いエドワード・ノートンと、ちっとも笑顔が可愛くない悪役ロビン・ウィリアムズを見れただけでも満足な作品。

ラウンダーズ(1998年製作の映画)

3.5

ポーカーをちょいと絡めた青春映画みたいなノリを想像してたけど、思ったよりガッツリポーカー映画だった。あまり似たような映画を他に知らなかったので楽しめた。 絵に描いたようなダメ男のエドワード・ノートンも>>続きを読む

汚れた顔の天使(1938年製作の映画)

4.0

少し古い作品だけど今観ても面白い。むしろ変にややこしくなくてシンプルに感動が伝わってくる。主人公2人の友情に胸を打たれ、最後は泣いた。「汚れた顔の天使」というタイトルも秀逸。サリバンになりたい。

情婦(1957年製作の映画)

4.0

名作名作とは聞き及んでいたが、なんとなく観れてなくて今更鑑賞。評判に違わぬ名作。もうウィルフリッド卿がかわいくてかわいくて。ニトロ錠並べてるのに何か意味があると思ってたのに(笑)リーガルサスペンスは場>>続きを読む

PARKER パーカー(2013年製作の映画)

3.0

良くも悪くもいつものステイサム映画。アクションのキレの良さは相変わらず素晴らしかったが、肝心のアクションシーンがやや少なめに感じた。この内容で2時間の尺は少し長いかな。まあ楽しめたけど一週間後には内容>>続きを読む

理想の出産(2011年製作の映画)

3.5

出産・育児に際し女性がいかに大変かがリアルに描かれている・・・らしい。出産・育児に際し男性がいかに役に立たないかがリアルに描かれている。大変勉強になりました。ちーん。

ステイ(2005年製作の映画)

4.0

複雑というよりかはその構成上、理解するには二度観必須な映画かも。一回目観た時は個性的で美しい映像と不思議な雰囲気の映画だなぁ、程度の感想を持ちながら謎をとりあえず放置したまま観終わり、最後まで観て自分>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.3

斬新な手法で描かれる切ないラブストーリー。 紛れもなくラブストーリー。これはかなり刺さった。 エンドロールまで凝っていて巧い。 ラストシーンでは胸にポカンと穴が空いたような感覚でただ呆然と涙も出てこな>>続きを読む

狂気の行方(2009年製作の映画)

2.2

アメリカで実際に起きた実母殺害事件を映画化。
監督ヴェルナー・ヘルツォーク、制作デヴィッド・リンチと聞いただけでとんでもなく心躍ったものだが残念ながら自分にとってはとんでもなく退屈だった。
実話を
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サベイランス(2008年製作の映画)

2.3

デヴィッド・リンチの娘、ジェニファー・リンチ監督のサスペンス映画。
期待し過ぎたのか、あまり楽しめなかった。パンチが足りない。
作風を不条理な方向に寄せてる感もあって、どうしても父親と比べられてしまう
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マリアの恋人(1984年製作の映画)

3.9

ナスターシャ・キンスキーのために観た映画。彼女が最も美しく映されているのはこの映画ではないかと思う。「テス」も捨て難いけども。「パリ、テキサス」でその魅力に取り憑かれて片っ端から出演作を観ていった。だ>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

4.0

イリャニトゥらしい胃が痛くなるような重いお話。 主要登場人物3人の演技が素晴らしい。 人間は死んだ時21gだけ軽くなる。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

この作品の時のブラピが一番美しい気がする。
ロマンチックでいい話。でも、流石にちょっと長い。
ラブストーリーを期待して観始めたらいきなり車に轢かれて思わず声が出るほど驚いた。
え?そっち系の話!?と思
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アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

4.1

先日、高知を旅行した際に闘犬を見た。すると、この映画のことが強烈に思い出されて危うく闘犬どころではなくなる所だった。イリャニトゥの作品の中で一番好き。観てる間は重くて苦しいのに観終わった後少しだけ救わ>>続きを読む

マチェーテ(2010年製作の映画)

3.8

これでもかってぐらい悪役顔のダニー・トレホが悪役相手にこれでもかってぐらい大暴れする映画。ジェシカ・アルバのいい女っぷりが素晴らしい映画。デ・ニーロとセガールの脇役っぷりが光る映画。ロドリゲスとかタラ>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

ミニシアター系といえばコレ。
言葉では言い表すことの出来ない良さがある。とにかくゆったりゆったりと時間が流れる優しい作品。癒される。でも、本音を言うとちょこーっとだけ退屈に感じてしまった。これを退屈と
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ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.9

次々登場する個性的なキャラクター達の魅力と、テンポが良くウィットに富んだ会話の連続で最後まで楽しめる。 クライマックスのドタバタ劇の盛り上げ方も巧い。 「ギター弾きの恋」が才能に人間性が伴わない男の>>続きを読む

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

4.2

これまた好きな作品。 ショーン・ペンの演技も素晴らしかったが、個人的にはサマンサ・モートンが本当に良かった。台詞が一切無いにも関わらず、その仕草、その表情の一つ一つがとても感情に富んでいて愛らしい。 >>続きを読む

インテリア(1978年製作の映画)

3.8

代表作「アニーホール」(77年)と根強い人気を誇る名作「マンハッタン」(79年)の間に作られた異色の名作。
本当にウディ・アレンが作ったの?と疑いたくなるほど暗い。彼の作品は苦手だけど、この作品だけは
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.4

夫との生活に嫌気が差し家出したある日、スクリーンから憧れのスターが飛び出してきて恋に落ちるというロマンチックコメディ。 ウディ・アレンの作品で一本だけ好きな作品を挙げろと言われれば多分これを挙げる。>>続きを読む

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

4.2

ウディ・アレンの作品は基本的に好きだけど、これはかなり好きな部類。
ちょっと大げさにドロドロにしてみたり、ちょっと大げさに皮肉ってはいるけど、人間ってせいぜいこんなもんだよなと思わせる非現実的なリアリ
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.7

評判通りの圧倒的映像美。序盤は宗教論が続き少し置いてきぼりだったが、漂流し始めてからは完全に娯楽映画に変化して目が釘付けだった。映画館で観なかった自分をぶん殴りたくなった。ところで、バナナって水に浮き>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

ストーリーはよく理解できてないんだけど、世界観が圧倒的な作品。夢世界の描写が本当に巧み。今監督の他の作品にも総じて言えることだけどキャラクターが生き生きしていて動いてるのを見ているだけで楽しい。
音楽
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.4

今敏監督の劇場作品の中で一番好き。 脚本も登場人物も作画も音楽ももれなくハイレベル。 主役三人は本職の声優さんじゃないにも関わらずこのキャスティング以外は考えられないほどハマっている。テンポ良く進行し>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.9

他の今敏監督の作品に比べるとストーリーや絵的な派手さは無いかもしれないけど、現在のシーンと回想シーンを交差させるという演出で見事に個性的で斬新な作品に仕上げる辺り監督のセンスを感じる。 87分という短>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

初めて観たのは確か中学生の頃WOWOWでだったと思う。 当時はとてつもないエロスとえも言われぬ気味悪さを感じたのを覚えている。 14年ほど経った今観てもやはり色褪せることなくエロくて不気味である。 こ>>続きを読む

スペル(2009年製作の映画)

3.7

これこれ。これぞサム・ライミ。 笑えるホラー。 ローンの延長を断ったら婆さんに呪いをかけられる不幸な女性の話。 ホラーが苦手な人でも(多分)楽しめる。 ちびりそうなほど怖いホラーじゃなくて、みん>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

超A級のB級サスペンス映画。
大雨が降る夜のモーテルを舞台に繰り広げられる、そして誰もいなくなった系サスペンスだが・・・
そうか。そうきたか。
これはよく出来たサスペンス。
思わず誰かに薦めたくな
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ハード キャンディ(2005年製作の映画)

3.0

いかにもサンダンスで評価されそうな映画。 スタイリッシュな映像と衝撃的な脚本が観客を惹き付ける。 面白いとか楽しいとかいう映画では無いけど目が離せない展開。 縮み上がった。 エレン・ペイジの怪演は一見>>続きを読む

恋する履歴書(2009年製作の映画)

2.2

これは完全にアレクシス・ブレーデルのプロモーションビデオ。
全然共感出来ない主人公、どこかで見たことあるようなありきたりなストーリー、無理矢理な感動演出。
ブレーデルの可愛さが救いか。もちろん観て良か
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エバーラスティング 時をさまようタック(2002年製作の映画)

4.0

永遠の命を手に入れたタック一族と一人の少女の交流を描いたファンタジードラマ。

とてもとても美しい映画。
目を見張るほど美しい景色。胸を締め付けられる儚くも美しい物語。とにかく美しいアレクシス・ブ
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バンディッツ(1997年製作の映画)

3.8

刑務所の中でバンドを組んだ4人が脱走、逃走しながらバンドとして有名になっていく様を描いたロードムービー。
ドイツ映画を観まくってた時に鑑賞。
ロックミュージカルとでもいうのだろうか。所々で行われるラ
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