リボウスキさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

リボウスキ

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クライング・ゲーム(1992年製作の映画)

3.2

前半と中盤と後半でガラリと作品の展開が変わるのが印象的。
好みの分かれる作品だと思うけど、個人的にはイマイチだったかなー。
内容的には重めなのに、ラストがさらっとおふざけムードだったのは良かった。

ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

3.4

少し間抜けな三枚目ブラピが良いね。
話自体はシンプルで構成も冴えていたが、この内容で2時間は少し長いかな。なんとか90分ぐらいにまとめられなかったものか。
意外と良い、の範疇を越えないがこういうライト
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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

夏に観たいアニメシリーズ。高知・夏・17歳。元はテレビ映画だし、ジブリの若手スタッフが手掛けたということもあり、ジブリ作品の中では圧倒的に知名度が低い本作だけど、個人的にはとても好きな作品。宮崎監督が>>続きを読む

茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

3.7

一作目のアンダルシアの夏が好きなら問題なく楽しめると思うけど、ストーリー性を重視して少しテンポを悪くしちゃったか。とはいえ1時間弱の短尺なので楽しいままで最後まで観れる。背景の描き込みやバイクレースの>>続きを読む

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.3

男臭く暑苦しい中にも爽やかな夏が描かれている。原作のハイテンションでエネルギッシュな感じに比べればライトな印象だけど、アニメ映画としてはこのアレンジが大正解。47分という短めの尺も丁度よく風が通り過ぎ>>続きを読む

ザ・ショートフィルム・オブ・デイヴィッド・リンチ(2002年製作の映画)

3.4

流石。初期作品から狂ってますリンチ先生。デヴィッド・リンチファン、中でも「イレイザーヘッド」が好きですよ、って人にはオススメ出来る作品集。それ以外の人は観ても意味不明だと思うし、何しろよほど観ようとい>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.3

いや、なんぼなんでもこれは辛過ぎる。
救いのない暗いストーリーでいかにもイーストウッド監督。演出や脚本の秀逸さが光るので最後まで充分引き付けられるが、ストーリーだけ見れば個人的には苦手な部類。
ただ
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.8

泣き過ぎて死ぬと思った映画はこれと「火垂るの墓」ぐらい。何度観てもお母さんの泣き演技とレンフロの憂いを帯びた表情にやられる。もはやパブロフの犬状態。タッキー&翼の棒吹き替えでも泣けるようになったし、本>>続きを読む

プレッジ(2001年製作の映画)

3.7

監督ショーン・ペンの3作目。 ショーン・ペンの俳優として才能はもはや語るまでもないが、監督としての非凡さを十分感じることができる作品。 ストーリーは重く暗く好き嫌いが分かれると思うが、個人的にはアリ>>続きを読む

ピースメーカー(1997年製作の映画)

3.0

これは完全にジャック・バウアーの奴や。ジョージ・クルーニーとニコール・キッドマンという微妙に違和感のある組み合わせのポリティカル・アクション。
もう無難としか言いようのない出来。
でも今となっては
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ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.5

ここでの評価が意外に低くてビックリ。いや、まあそんなめちゃくちゃ面白いわけでもないんだけど。地味な社会派サスペンスだけどそんなに悪くはなかったのでは。
そこそこ緊張感があって、そこそこキュンキュンさ
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ジェシカ・アルバの “しあわせの方程式”(2010年製作の映画)

2.9

特に面白くもないラブコメ、ラブストーリーの邦題に望んでもないのに自身の名前を付けられる。これ、売れっ子アイドル女優あるある。暇つぶしや目の保養にはもってこいだが突き抜けた何かが無い。ほのぼのとしたラブ>>続きを読む

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.5

温かいなー。ほっこり出来る映画。とにかく戸田恵梨香がかわいい。てか、映画冒頭で戸田恵梨香のDV彼氏がやってるゲームが「バーチャロン」じゃないか!!
あんなにチャラいのにゲームの趣味は素晴らしいなぁ、
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水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

3.0

ナタリー・ポートマンと子役の演技は良かった。
でも映画自体は普通かな。
終盤はよく出来てるとは思うけど、どうも自業自得感が拭いきれず感情移入が上手く出来なかった。
特に夫はすごい自分勝手じゃない
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青い春(2001年製作の映画)

4.3

痛く辛く暴力的だがめちゃくちゃかっこいい映画だった。 もうオープニングからして鳥肌モンのかっこ良さ。 スローモーションの映像にミッシェル・ガン・エレファントの「赤毛のケリー」が流れる。 カッコ良>>続きを読む

ザ・ベスト・オブ・デイヴィッド・リンチ・ドット・コム(2007年製作の映画)

2.9

こ、これは・・・もはや何がしたかったのかわからないですリンチ先生!バナナについてひたすら語ったり、ボートから水面を映した映像に眠気を誘うナレーションを重ねてたり、リンチ先生がランプを作るドキュメンタリ>>続きを読む

ダムランド(2002年製作の映画)

2.5

な、なんと・・・急にアニメ作っちゃいましたリンチ先生。可もなく不可もなしなブラックなアニメ作品で、リンチっぽいといえばリンチっぽいのだけど完全に趣味で作ったような作品であえて観ることもなかったなと。

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.0

レザボアとかパルプ、キルビルの陰に隠れてあまり語られる機会が多くない印象のタランティーノ作品だけど、何気に一番キレイにまとまってた気がする。相変わらず音楽やキャスティングのセンスは素晴らしい。やっぱり>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

カート・ラッセル!!(笑) これこそまさにカタルシス。ラストのためにある映画。 爆笑したわ。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

時系列シャッフルが効果的なオシャレな脚本。 ほとんどが無駄話で構成されてるのにカッコ良く思わせてしまうのがタランティーノの凄いところ。 トラボルタなんて髪型変だし、身体もたるみ切ってるのにカッコ良い>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.3

劇場で3D鑑賞した最初で最後の作品。恥ずかしながらシリーズ未見のまま「借りエッティ」のついでに観ることになったので前日に急いでシリーズ二本を一気見。そのおかげか感情移入出来過ぎて有り得ないほど泣けた。>>続きを読む

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.9

UKクライムの先駆け的作品。 スタイリッシュでテンポの早い脚本で最後まで飽きさせない。沢山の登場人物が少しずつ繋がっていくストーリーは観ていて気持ち良かった。 主演のニック・モランがカッコ良かったのに>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.9

デイヴィッド・リンチの真骨頂。 今の所この作品以上に引き込まれるサスペンス映画には出会えていない。 難解映画として知られる本作だが、作中でのヒントの出し方が絶妙。 この作品の後に撮られたインランド・エ>>続きを読む

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.4

観ていて気持ちの良いテンポ。 面白かった。万人にオススメ出来るサスペンス映画。 なによりアリソン・ローマン! 素晴らしい演技と可憐さだ。すっかり魅了された。

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.7

マルホランド・ドライブ→ロストハイウェイ→本作の順で観たものだからあまりのわかりやすさに逆に戸惑った。 まさにストレート。 何度観ても最後の星空のカットで滝のように涙が流れる。

スナッチ(2000年製作の映画)

4.0

ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズのガイ・リッチー監督本人によるセルフリメイク。 こちらもなかなか面白かったがロック・ストック〜の方がシンプルで粗削りで好感が持てる。 ブラピやデル・トロ>>続きを読む

転々(2007年製作の映画)

4.6

邦画の中ではトップクラスに好き。ゆっるゆるでシュールで人を選ぶけどこれほど笑った邦画は他に思い浮かばない。とにかく俳優陣が総じて大好演。主演二人もさることながら、個人的には吉高由里子がツボだった。この>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.4

面白いとの評判は耳にしていたけど、期待を裏切らず本当に面白かった。 最近観た邦画の中では頭一つ抜けて凄い。 構成は「明日、君がいない」や「バンテージポイント」のような視点を変えながらのループ系。 ルー>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.4

待ちに待ったタランティーノの新作! 期待を裏切らない面白さ。 ポスターの「明らかにやり過ぎた」というキャッチコピー通り明らかにやり過ぎた作品だった。 お得意のダラダラした会話の面白さはやや控えめに感じ>>続きを読む

点子ちゃんとアントン(2000年製作の映画)

3.9

ドイツの児童文学者、エーリッヒ・ケストナーの名作『点子ちゃんとアントン』の映画化作品。 心が洗われた。 所々流れる音楽も可愛いくて素敵。 ラストも良かったー。まさに「胸がいっぱいで。」だよ。何>>続きを読む

太陽に灼かれて(1994年製作の映画)

4.0

旧ソ連時代を代表する映画。というか、むしろ旧ソ連の映画ってこの映画ぐらいしか知らないのだけど。スターリンの大粛清を背景に描かれている重厚な物語でかなり堪えた。 時折挟まれるユーモアや子役の可愛さが対>>続きを読む

バースデイ・ガール(2002年製作の映画)

3.4

ニコール・キッドマンが美し過ぎる。ジャンル分けが難しい作品。
サスペンス、コメディ、ラブストーリーの要素が絡み合っていた。
前半はただただニコールが可愛いだけで少々退屈するが、後半急展開。
ご都
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河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

3.7

いや、泣けたよ。感動したし、素直にとてもいい作品だった。本当に。という前置きをした上で脱線させて欲しい。自分、世界で一番嫌いな生命体がカエルなんですね。ヘビとかGとかクモとか何よりも。緑色でヌルッヌメ>>続きを読む

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.1

ただただエミリー・ブラウニングを愛でる映画。世にも不幸せな物語というほどの不幸感は無い。印象薄めなダークファンタジー。映画の内容自体はそんなに好きではなかったがエミリー・ブラウニングに点数あげちゃう。

誰がため(2008年製作の映画)

3.8

知られざるデンマークの歴史。第二次大戦の歴史。ナチスの歴史。そして実在した二人のレジスタンスの歴史。
全く知らなかった。デンマークにこんな歴史があったことを。ナチスと真っ向から戦った人間がいたことを
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