リボウスキさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

リボウスキ

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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.6

監督がガイ・リッチーじゃなかったら観てなかったかもしれない作品。 ストーリーもそこそこ面白いが一番目を引かれたのはアクションシーン。特に格闘シーンは流石ガイ・リッチーと唸らされる格好良さ。「スナッチ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.9

過剰な演出が無く、違和感なくストーリーに入り込めた。 レイチェル・マクアダムスはこの映画の頃が一番綺麗だったな。 「きみに読む物語」という邦題も温かみがあって素敵。 結構感動して何故かDVDを両親>>続きを読む

アドレナリン(2006年製作の映画)

3.5

中学生が作ったような映画。もちろんいい意味で。
悪の親玉に謎の薬を打たれてアドレナリンを出し続けてないと死んでしまう男が主人公。
この時点でハイレベル過ぎてついて行けない。
こういう映画嫌いじゃな
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.1

世間的には3よりはマシという意見が大多数だと思うが、個人的には続編としてなら3の方が好き。一本の映画としてなら4に軍配だろうけど、前のシリーズとはあまりにノリが違い過ぎて。

DVDでの鑑賞だったのだ
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今日、キミに会えたら(2011年製作の映画)

3.7

思いっきり自己中心的で思いっきり自業自得だけどそれがかえってリアルに感じて、こういう作品も嫌いじゃない。
フェリシティ・ジョーンズがすごく可愛かった。

インソムニア(2002年製作の映画)

2.9

こんな豪華メンバーで作る映画が面白くないわけがない!と思って観てみたが微妙だった。
緊張感はそこそこだけど、盛り上がりに欠ける。
アル・パチーノの眠そうな演技が上手すぎてつられて寝てしまうところだっ
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ウディ・アレンの夢と犯罪(2007年製作の映画)

3.6

巨匠ウディ・アレン脚本・監督によるロンドン3部作の最終章。 頭が良く野心家の兄イアン、運動神経が良く心優しい弟テリー。 裕福ではないが幸せに暮らしていた兄弟の人生がある事を原因に狂い始める。 >>続きを読む

タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.8

ウディ・アレンのロンドン三部作の二作目。
「マッチポイント」に続きスカーレット・ヨハンソンを起用。「マッチポイント」とはまた違った彼女の魅力を引き出してる辺り、流石ウディ・アレン。
コメディ要素が強く
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マッチポイント(2005年製作の映画)

3.4

元プロテニスプレーヤーの男が運に翻弄される様を描いたサスペンス。ウディ・アレンのロンドン3部作の一作目。 昼ドラの如くドロドロしたストーリーのはずが、胃もたれ感無く綺麗にまとまっていた印象。 ウデ>>続きを読む

ソウ3(2006年製作の映画)

2.0

驚くほどに前作までと方向性が違う作品。 これはもはや出来が悪かったというよりかは方向性が変わってしまったと捉えるのが正しいのかもしれない。前作までのような観客をあっと言わせるような鮮やかな仕掛けが見当>>続きを読む

ソウ2(2005年製作の映画)

3.8

傑作と言われた前作の続編として合格点だった。 脅かしに頼らない恐怖演出、巧みな心理描写、鮮やかに観客を騙すトリック、前作の良い部分を上手く引き継いでいる。 多少グロ推しな部分はあるが目を瞑れるレベル。>>続きを読む

旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

3.7

続編映画はスルーすることも多いのだけど、第一作でアレクシス・ブレーデルの可愛さに完全にノックアウトされて勢いですぐさま続編である本作を観た。
やはり一作目には敵わなかった感があるが、大きく失望させる
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.9

生まれた時からずっと一緒だった4人の少女が離れて過ごす16歳の夏を半オムニバス形式で描く。
軽めの青春ムービーかと思いきや、割としっかり作られたドラマ作品で思いっきり感動させられた。 泣いた。
女性
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

4.2

悪夢とも現実ともつかない日々を送るベトナム帰還兵が味わう恐怖を描いた心理サスペンス。

意外に知名度が低いみたいだが、個人的にはかなり好きなサスペンス映画で傑作「マルホランド・ドライブ」と並ぶゾク
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あるいは裏切りという名の犬(2004年製作の映画)

3.8

ひたすらに渋く男臭い骨太フレンチノワール。 それはもう極太だった。 全体的に、渋いのか暗いのかハッキリしない雰囲気が漂うので好みが分かれると思うけど個人的には好きだった。 軽い気持ちで楽しめるような>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.0

たまにホラーの棚に置かれてたりするけど、言わずと知れた良質サスペンス。 初代はアイデアがズバ抜けてた。 登場人物も少なく、極々狭い密室で進行していくのに飽きさせないのが凄い。 ずーっとハイテン>>続きを読む

レッド・バロン(2008年製作の映画)

4.1

80機撃墜という前人未到の記録を打ち立てたドイツの実在のパイロット、「レッド・バロン」マンフレート・フォン・リヒトホーフェンの生き様を描いた戦争アクション。

ドイツ映画は基本的に好きな作品が多いの
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真実の行方(1996年製作の映画)

4.3

エドワード・ノートンはほとんどの出演作で素晴らしい演技を披露してくれる自分の中の鉄板俳優の1人なのだけど、この映画での演技が個人的には彼のベストアクト。本作はノートンの映画デビュー作でもあるのだが、先>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

3.5

言わずと知れたリュック・ベッソン監督の大ヒット作。 世間的には非常に高評価だし、それは無論納得の出来なのだが、実は自分にとってはそこまで強く衝撃を受けるような作品ではなかったりする。 ただ、とに>>続きを読む

レディ・キラーズ(2004年製作の映画)

2.6

トム・ハンクスがこんな変な役やってるの初めて見た。

ストーリーはまあ平凡。

登場人物が面白いからかろうじて楽しめた。

爆笑ポイントは見当たらず、特に記憶に残るような作品には思えなかった。

オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

3.7

コーエンのロードムービーだと。結構じゃないか。 監督らしさが出てて、登場人物も面白かった。 音楽が素晴らしい。 サントラ買うぐらい良曲揃い。 ただちょっと間延びしたかなー。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

殺し屋役のハビエル・バルデム怖すぎ。 武器が酸素ボンベっていう時点でサイコパス。 松ちゃんが著書・シネマ坊主の中で「酸素ボンベじゃなくてもいい」的なことを書いてたけど、酸素ボンベだからいいんだ>>続きを読む

未来は今(1994年製作の映画)

2.7

コーエン兄弟のファンタジーの時点で違和感があった。

コーエン兄弟らしいぶっ飛んだキャラクターも無茶苦茶な展開も見当たらずイマイチ楽しめず。

ストーリーはまあまあ面白くて、安心して楽しめる作品だ
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.1

ロンドンの裏社会で暗躍するロシアン・マフィアの男と、表の世界で小さな命のために奔走する女の運命を描くバイオレンス・アクション。 ヴィゴ・モーテンセンがカッコ良すぎる。とにかくこれに尽きる映画。 煙>>続きを読む

ジャケット(2005年製作の映画)

3.5

エイドリアン・ブロディー版バタフライ・エフェクト・・・とまで言ったら言い過ぎかもしれないけど、少し似ている。

謎な部分は多少あるが、サスペンスなので雰囲気で流した。

全体的に乾いた雰囲気が印象
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

重いなー。
憎しみからは憎しみしか生まれない。
確かに。

アメリカの人種問題を描いた作品は多々あれど、この作品ほど憎しみに溢れた衝撃作はなかなか無い。
エドワード・ノートンの表情の変化が恐ろしい
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.3

自分の中で「ガタカ」と並んで衝撃を受けたSF映画。下手したら設定が斬新なだけのB級映画になっちゃうような内容なのにプロットがしっかりしているのでぐいぐい引き込まれる。見せ方が本当に巧い。ラストもあれし>>続きを読む

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.6

小学生の頃にテレビで観て凄く面白かった記憶があったのだけど、久々に観てもやはり笑えた。今観直すと小学生が観るには少し下品なシーンも多かった。日本のコメディも面白いけど、こういう真面目な顔してバカバカし>>続きを読む

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.2

クリストファー・ノーランの長編デビュー作。70分という小粒作品だが、スタイリッシュで切れ味抜群でノーランらしい巧妙なサスペンス。「メメント」や「インセプション」も無論面白かったが、自分はあえてこの作品>>続きを読む

ザ・プロデューサー(1995年製作の映画)

3.3

ケヴィン・スペイシーの初主演作品。制作にも携わってるのでスペイシーファンは必見。
内容がめちゃくちゃ面白いというよりかは俳優の素晴らしい演技を楽しむタイプの映画。
ケヴィン・スペイシーは椅子に縛られた
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秘密のかけら(2005年製作の映画)

3.2

正統派の巻き込まれ型ミステリー。古典的な展開だが、官能的で大人っぽい雰囲気、細部まで凝ったセット、役者の演技の上手さに引き込まれる。この辺りは流石エゴヤンと唸らされる。
しかし、特に強烈に印象に残るよ
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

2.5

ロックストック~、スナッチのスタッフが贈るUKクライムムービーということで期待してたが、ぼーっと観てたら全然わからないまま終わってしまった。

音楽はカッコよかったけど、ストーリーにキレが無かったな
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

2.8

「ガタカ」のアンドリュー・ニコルの新作SFということでかなり期待して映画館に行ったけど眠気を抑えるのがやっとだった記憶がある。 設定はとても面白いと思うのだけど、凄い設定を思い付いただけで満足しちゃっ>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

恥ずかしい話だけど、この作品を観るまで自分の中でSFといえば宇宙人やUFOが登場する物という認識だった。この作品のおかげで自分の中のSFの間違った概念が良い意味でぶっ壊された。軽く衝撃を受けるほど面白>>続きを読む

ホワイト・オランダー(2002年製作の映画)

3.9

アリソン・ローマンの初主演作ということで観てみたが、主要女優陣の演技がもれなく素晴らしかった。
レニー・ゼルウィガーの優しさ、ロビン・ライトの二面性、ミシェル・ファイファーの迫力、そして3人の名女優
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アリス・クリードの失踪(2009年製作の映画)

3.3

イギリス映画らしく、どこかお洒落でリズミカルな展開。
始まってから数分間のシーンで一気にJ・ブレイクソンの世界に惹き込まれた。
出演者はほぼ3人だけの密室劇だが、次々に放たれる驚きの展開で退屈する
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