監督らしい愛しさと切なさとユルさとが溢れる作品。相変わらず薄味に見せかけて鑑賞後にジワジワくる。デル・トロの一瞬の出演に笑った。エル・ファニングが透き通っていてやはり可憐。「レオン」のナタリー・ポート>>続きを読む
メジャーになった内田けんじ作品。
前作「運命じゃない人」が「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」だとしたら本作は「スナッチ」みたいだ。と何故か唐突にガイ・リッチーに例えてみたけど、脚本の>>続きを読む
邦画のサスペンスでここまで気持ち良い脚本はこれと「アヒルと鴨のコインロッカー」ぐらいしか思い浮かばない。
アヒルが原作付きだったのに対してこちらは原作無しでまだまだ無名だった頃の内田けんじの脚本・監督>>続きを読む
(2013.9.1 追記)
宮崎駿監督が今作をもって長編映画の監督を引退されると発表されました。
この映画を観た時に遺言にも似た強いメッセージ性に、なんとなく引退を感じてはいたのですがいざ決まるとや>>続きを読む
ヴェンダースの作品で「パリ、テキサス」に次いで好きなのがこの作品。 特に何が起こるわけでもないロードムービーだけど、観てるだけで癒される。おっさんと少女の画がいちいち可愛い。ずっと二人と旅してたくなる>>続きを読む
コーエン兄弟の西部劇。名作「勇気ある追跡」のリメイク作品。
全体的によく出来た作品だったけど薄味というかストレート過ぎるというか。リメイク作品ということもあってかコーエンらしいブラックユーモアや凝>>続きを読む
コーエン兄弟が描くコーエン兄弟らしからぬど直球で、どカッコ良く、ど渋い傑作ギャング映画。
個人的な好みは置いておいて、コーエン兄弟の作品で最もまとまりが良く完成度が高いのはこの映画だと思う。
ガブ>>続きを読む
コーエン兄弟といえばこれ。 雪に覆われた綺麗な映像と残酷なストーリーと印象的な音楽。 最初はほんの些細なほころびがどんどん大きくなって最後取り返しのつかない事になっちゃうっていうコーエン兄弟お>>続きを読む
コーエン兄弟の作品では一番好き。
もう爆笑。 どうやったらこんなバカなストーリー思い付けるのか不思議だ。
変な奴ばっかり出てくる。 変な奴しか出てこない。
やっぱジョン・グッドマンはめんどくさい役>>続きを読む
筋肉バカ達の大運動会。
筋肉バカ版オーシャンズ12とでも言いましょうか。いや、それよりももう少し豪華でしょうか。
ランボーとターミネーターとマクレーンが並んで銃をぶっ放すのを観て感涙するための映画。>>続きを読む
筋肉バカ達の祭典。
筋肉バカ版オーシャンズ11とでも言いましょうか。いや、それよりももう少し豪華でしょうか。
もはや小難しいストーリーとかあっても野暮ったいだけ。
頭空っぽにしてアクションを楽しむのが>>続きを読む
いつも通りのステイサム。
良く言えば安定している、悪く言えばマンネリ化。
毎度のことながらアクションシーンは素晴らしく格好良いが中身はペラッペラ。
文句無しぶっちぎりの3.0点!!!
結構前に観>>続きを読む
あれだけど真ん中に写っててまさかのハゲ兄は主役ではない。スナッチの時ブラピにやられたから仕返しですね。わかります。
これは完全にカイジですね。わかります。カイジ読んだことないけどね。
うーん、ある程度>>続きを読む
高橋留美子の同名人気マンガを原作に、1981年よりテレビアニメ化された作品の劇場版第2作。監督は今や日本が世界に誇るアニメーション監督・押井守。
非日常的でスピード感溢れるストーリー、幻想的な世界観>>続きを読む
まず邦題がダサい。
「ミニミニ大作戦」と比肩するダサ邦題の称号を与えたくなるほど。
ちなみに自分の中のキング・オブ・カッコいい邦題は「あるいは裏切りという名の犬」だ。
そんな事はどうでもいいが、とても>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督のロードムービー。
ツンドラ地帯を拠点とするバンド「レニングラード・カウボーイズ」がバンドの成功のためにアメリカを目指すお話。
うん、面白い。
台詞は少ないけど、目で見てわ>>続きを読む
今や世界中に利用者を持つ有名SNSサイト「facebook」創設までを描いたヒューマンドラマ。監督は「セブン」のデヴィッド・フィンチャー 。
創設者マーク・ザッカーバーグを中心に訴訟、嫉妬、裏切り、ド>>続きを読む
うわー、これは。
近年、「苦役列車」とか「桐島、部活やめるってよ」とか「みなさんさようなら」とか、邦画の青春映画が個人的に当たりまくってるけど、ここにきてまたハイエンドが現れた。
160分という長尺に>>続きを読む
映画館で絶対観ようと思ってたのに観れなかった作品。
良かった。
想像してたより重いテーマに最初は戸惑ったが、個性的で愛らしい登場人物達が暗くさせない。特に主演二人の不器用で真っ直ぐな所がたまらなく愛お>>続きを読む
このお洒落で完成された世界観、何とも言えない可愛らしさ、愛おしさ、切なさ。安定のウェス・アンダーソンクオリティ。この監督の作品は初期の頃から完成された世界観を持っていたけれど、本作が一つのクライマック>>続きを読む
TVシリーズ未見で。何を隠そう物凄いエロいのを期待して観ました。ごめんなさい。
あまりエロくなかったし、そんなに面白いとも思えませんでした。2時間枠でやる内容じゃないのかな。TVシリーズは面白いのかも>>続きを読む
ダサいし、弱いし、カッコ悪いし、仕事出来ないし、キモいし、鬱陶しいし、不器用だし、汚いし、変態だし、愛想笑い下手だし、空気読めないけど、あんた最高だよ。
正直で真っ直ぐな奴ばっかりが勝てればいいのにな>>続きを読む
うん。あまり好きな作品じゃないけど、せっかく追加されたし松本大洋好きだから一応書いとく。と言いつつ昔書いたものをほぼほぼ転載しとく。
ストーリーの性質上映画「青い春」には組み込まれなかった「リボルバ>>続きを読む
「プレステージ」とどっちがどっちだっけ?と記憶が混乱するが、あ、エドワード・ノートンがM字ハゲだった方か!と思い出す。
マジシャン映画らしく華麗なネタバラシが気持ち良い。ノートンはやっぱ達者だなー。
「幻影師アイゼンハイム」とどっちがどっちだっけ?と記憶が混乱するが、あ、スカーレット・ヨハンソンがセクシーだった方か!と思い出す。
時間軸の交錯がノーランらしいのだろうけど、もう少しスッキリ観せて欲し>>続きを読む
ディズニーの熱心なファンではないので、割と久々のディズニー作品だったのだけど、まんまとワクワクさせられた。
ど直球のストーリーとメッセージでもこんなに新しい物が作れるのか。
創造力とセンスは流石の一言>>続きを読む
TVシリーズを大流行当時に観て、初代劇場版をリアルタイムで劇場に観に行って、本作は15年ぶりぐらいのビーン体験だが、やはりビーンはビーンだった。
昔みたいに行動とか表情に爆笑させられることは少なくなっ>>続きを読む
素晴らしいレビューが既に沢山あるので今更書くのも気恥ずかしいですが。記念すべきスタジオジブリ長編第一作。ちなみに同い年。自分の生まれた年に作られた映画に幼い頃からワクワクさせられて、今だに観ると変わら>>続きを読む
とてつもなく強烈で残酷で衝撃的な反戦メッセージ。 戦争によって視力・聴力、そして両手足を奪われた青年。他者との意思疎通を一切奪われた青年。 人間が生きる上でこれ以上の極限状態は想像できない。 ベ>>続きを読む
アクション映画が特別好きなわけではないので、ほとんどのアクション映画は強く記憶に残っていたりはしないのだけど、この映画は本当に面白くて記憶に焼き付いている。 ストーリーはシンプルでアクションに思いっき>>続きを読む
外国のコメディ映画ってノリに付いていけなかったり、風刺が理解出来なくて思ったより笑えなかったなんてことがよくあるのだけどこの作品は涙出るほど笑った。ただひたすらにバカバカしくて。パロディだけど元ネタわ>>続きを読む
大友克洋原作の漫画を本人を含む三人の監督がアニメ化したオムニバス作品。 三編ともそれぞれ個性があって面白い。 中でも最臭兵器は馬鹿らしくて大友らしくて好き。
まるでドリフのコントを観ているかのようなノリの作品。 小粒ながらしっかりと楽しめる作品で暇つぶしのお供程度にはオススメしたい。 キャストも意外に豪華。
メディアコントロールの恐ろしさ、アメリカ合衆国の恐ろしさを痛感し、何もかも失いかけた時最後に残る家族の強い絆に素直に感動した。 でも何故ナオミ・ワッツとショーン・ペンが共演する作品はどれもこんなに暗い>>続きを読む
とにかく雰囲気が好きな作品。 ストーリーは正直あまり理解出来てないかも。 ブラピの怪演が光る。 テーマソングが作品の世界観に見事にマッチしていて秀逸。
スタジオジブリのもう一人の天才・高畑勲の初期監督作品。原作の良さももちろん多分にあるだろうけど、このどこまでも温かくて、その時代を生きてない人ですら懐かしさを感じることが出来る優しい演出は流石高畑監督>>続きを読む