SunO2さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

SunO2

SunO2

映画(838)
ドラマ(5)
アニメ(0)

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

4.5

デンバー~シスコ間約2020kmを15時間で走破するという無茶苦茶さは島国の住民にはピンとこない。役得なバリー・ニューマンは行く先々で金髪美女に出くわす。(『三つ数えろ』的な)天使すぎるヌードライダー>>続きを読む

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

5.0

お手本の様な映画で何も言えねぇ。ベニー&ロンバードが夫妻役で息もピッタリでサイコー。後半出てくる何でも部下のせいにする将軍(シグ・ルーマン)もサイコー。配信は誤字、脱落だらけの字幕で欠陥商品。完成版を>>続きを読む

ハード キャンディ(2005年製作の映画)

-

前から見たかったやつ。GYAOにて。9割以上クローズアップで流石にきつかったが、ベリーショートのエレンペイジは魅力的。脚本で作品を選んでるんだなと(当たり前か)。作品と主張と人生が一貫しててそこは凄い>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

5.0

目の前に映るもの聴こえるものすべてが素晴らしい

のだめカンタービレ 最終楽章 前編(2009年製作の映画)

-

のだめの妄想がスゴイ。マンガのノリそのまま、&吹き替え海外ドラマ風演出でのせられるが段々慣れてきてフツーになる笑

Vice Makes a Visit(英題)(1978年製作の映画)

5.0

ソフトコアっぽいフワッとした画面に泣きのメロディー。奥様もメイドちゃんもお美しい。イケメンが真っ裸で馬に乗るビジュアルも中々強烈。妄想の彼が現実に。ララツ監督お得意の湿地帯が美しく、10分に一度の濃厚>>続きを読む

サンタ・ボックス(2020年製作の映画)

-

家が全焼、引越した母娘、だから家具がない。X'masの度に不幸が起こるので、家族はいない。低予算を脚本でカバーして最低限の商品に仕立てる精神を見習いたい。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

5.0

めっさオモロかった。何で50sやねんと思いつつ、オールディーズがずっと流れてるのサイコー。フューチャーレトロな。レコードとバスビーバークレーと眼球。壁と窓に挟まれるとこと顔ラップサイコー。砂漠のカーチ>>続きを読む

ガンマン大連合(1970年製作の映画)

4.5

メキシコ革命。冒頭でワイルドバンチの悪役みたいな軍人が殺されて笑非暴力主義の教授フェルナンド・レイの元に集まった学生たちによる反政府運動。金目当てのスウェーデン人フランコ・ネロと盗賊トーマス・ミリアン>>続きを読む

青ひげ(1972年製作の映画)

4.5

ゴシックホラー調の『青ひげ』。製作フランス、イタリア、西ドイツ、英語作品。赤い壁の豪邸、カラフルな衣装がテクニカラーらしい画面に映える。R.バートンの神経症的存在感。カリン・シューベルト、ナタリー・ド>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

限定空間シチュエーションスリラー。空間設計、壁の向こうに行けない状況は『メイズランナー』『ミッドサマー』と似ている。「時間」がポイントになるのも必然か。終盤は『アイランド』を思わせる。それらの映画と比>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

5.0

4つ打ちのビートが鳴り響くレイブの如きローリング20s。ケン・ラッセルばりの酒池肉林。毎日映画を何十本も同時に撮ってる狂乱のスタジオ。ブラッド・ピットが素晴らしすぎた。フラれては自殺未遂するお友達もス>>続きを読む

白昼の暴行魔(1978年製作の映画)

4.0

海を臨むプール付きの別荘というサイコーなロケーション。銀行強盗の若造3人がぬる〜い感じで立てこもり。シスターのフロリンダ・ボルカンが銃を構えると後ろにはドナルドダックの絵。な〜んにもしてこなかった女の>>続きを読む

バニシング/ダーティ・デカまかりとおる!(1976年製作の映画)

5.0

快作ポリツィオテスキ。アマプラは吹替え仕様(テレビ放映用か)でレアと言えばレア。ラブロック&ポレルの特捜部二人組は倫理感ゼロで、放火、殺人、拷問、レイプ(?)と、やってる事は反社会的勢力と同じ。ほぼほ>>続きを読む

影なき淫獣(1973年製作の映画)

5.0

流麗な旋律にのせたセックスと暴力のミルフィーユ。これぞジャッロといった感じ。大学の街ペルージャ。歴史的建造物に囲まれたストリートに噴水。大学も重厚感たっぷりの建築で背景は歴史そのもの。ラストの美しい村>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

24分の1秒に記録された真実。それを見る事は時として辛い体験なのだろう。見たかったもの、見ようとしたもの、見せたかったもの、を超えたものが見えた時の衝撃、恐れ、感動。郷愁でも映画愛でもなく、どうしよう>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

宇宙から来たロボットと少女の友情物語。バンブルビーが喋れない設定は正解。音楽を使っての意思表示、高飛び込みのビデオ、修復できない形見の車、H.スタインフェルドがタイプキャスティングを演じ切ってるのがイ>>続きを読む

ソルト(2010年製作の映画)

4.0

久々見たらおもろかったけど、手持ちカメラを多用したアクションシーンを含め巧くはないような気はする。

ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

-

今時小学生でも満足しない、AIが人類を支配して〜みたいなどうでもいい話。ディストピアものが下らないのは、世界征服だの支配だのという言葉ばかりが先行していて中身が空っぽだから。もっと個人とシステムとの抜>>続きを読む

底抜け大学教授(1962年製作の映画)

5.0

レス・ブラウン・オーケストラのラウンジーな音楽に載せた化学の授業風景がカラフルでサイコー。ルイス特有の甲高い声でフニャフニャ喋り、目をグルグル回すお得意の顔芸はともかく、めっちゃイイ話。

博士が変身
>>続きを読む

エル・ゾンビ 死霊騎士団の誕生(1971年製作の映画)

4.5

誕生編。僧衣を着たまま頭からコンクリかぶった骸骨、といった感じのエルゾンビ。中世、悪魔教に堕ちた騎士団の成れの果て。夜な夜な生贄の女を求め、馬を駆り剣を片手に蘇る。冒頭のプールサイドからテクニカラーが>>続きを読む

Smile Before Death(英題)(1972年製作の映画)

5.0

最高なイタリアンエロサスペンス劇場。母を自殺で亡くした女が継父とその愛人と同居しながら死の真相に迫る。

ことあるごとに脱ぐ娘ナンシーは当然の如く、継父と愛人(ロザルバ・ネリ)をW誘惑。ヌードを撮って
>>続きを読む

冷酷なる瞳(1970年製作の映画)

4.0

娼婦を連れて叔父宅にしけ込んだ弁護士が居直り強盗に出くわしてしまうというワンシチュエーションスリラー。

フルコーラス+ファズギターの音楽(モリコーネ+ニコライ)がグー。妖しげなナイトクラブのショーか
>>続きを読む

私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.0

邦題のワケが気になってたので見てスッキリ。フツーにイイ話。クソガキ可愛すぎ。メリーポピンズオマージュで+1

The Case of the Scorpion's Tail(英題)(1971年製作の映画)

4.5

コチラはヒロインがアニタ・ストリンドバーグ&イヴリン・スチュアートでシックな印象。お洒落。

美女連続殺人魔(1972年製作の映画)

5.0

ジョージ・ヒルトン、エドウィジュ・フェネシュ共演のジャッロ名作。70〜72年ぐらいは特に名作が多い印象。ブルーノ・ニコライの音楽は、"Eyeball"と曲調が似ている。あちらはバスツアーこちらはマンシ>>続きを読む

紅い唇/血に濡れた肉唇(1975年製作の映画)

5.0

夜の浜辺、カフェの写真、古城で出会う謎の美女と子供の頃の思い出、何もかもが憂いを帯びた美しさ。(重複登録)

遠い声、静かな暮し(1988年製作の映画)

3.0

オヤジの思い出全部ロクでもなくて笑った。というかイイ話が出てこない笑勝手にアイリッシュの話と思ってました。風景描写が全くなくて全部室内。歌は殆どアカペラ。

クレイジー・ママ(1975年製作の映画)

4.0

登場人物が皆ぎゃあぎゃあウルサイし、人間関係とか状況を把握する前に場面が終わってしまうので、コチラの理解が追いつかない。途中からお話が、ど〜でも良くなってくる。途中のエピソードはいろいろほったらかしだ>>続きを読む

人生の乞食(1928年製作の映画)

4.0

ルイーズ・ブルックスが養父に暴行されかけ殺害、ホーボーの青年と逃避行をするというお話。

ハンチングが似合う男装のルル。イイ人過ぎる青年と藁の家での一夜が美しい。途中参加の巨漢の悪人ウォレス・ビアリー
>>続きを読む