SunO2さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

SunO2

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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

5.0

ヘンリー・シルヴァ繋がりで。伝書鳩で殺しを請け負う殺し屋が顧客のマフィアの勝手な都合で逆に狙われる。フランス語しか話さんアイスクリーム屋とか近所の子供と本の話をしたりで脱線しつつ、No.1はオレだとは>>続きを読む

ミラノ殺人捜査網(1974年製作の映画)

5.0

モリコーネの重厚なテーマ曲が牽引する犯罪と暴力のエスプレッソ。トーマス・ミリアンは薬とアルコールをキメて役作りしたとか。コソ泥以下のチンピラからサブマシンガンを手にジャマする者は皆殺しの誘拐犯へ。一方>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

4.0

徐々に対決モードになっていくのがオモロい。

青い体験 誘惑の少女セシル(2011年製作の映画)

3.0

エクスタシーの追求ではなく過去の傷の修復なのがアレなのは置いといて折角本番してるのだからイかせて欲しいと思うのが人情、主役のコの脱ぎっぷりの良さを楽しむべきか。もう1人のヒロイン?の眼鏡っ娘が眼鏡外し>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

2.5

感想浮かばず。映画ではあるけれど作品ではないような。例えばロバート・ワイズの映画みたいな感じ。

ボヴァリィ夫人(1933年製作の映画)

4.0

ぽっちゃり型の勝ち気な中年女性がルノワールのストライクゾーン。一般に演技派の美人女優が演じるボヴァリー夫人と真逆のキャラクターで楽しい。夫シャルルを演じるのは兄ピエール。男は皆、オロオロして頼りなく情>>続きを読む

ニア・ダーク/月夜の出来事(1987年製作の映画)

4.0

アメリカ南部のド田舎+窓まで黒塗りしてるバン(職質モノ)で生活する疑似家族的吸血鬼たち(『万引き家族』的な)。美女ヴァンパイアに噛まれて一家に拉致られる若者、その他色々。企画勝ちって感じ。音楽タンジェ>>続きを読む

アニバーサリーの夜に(2001年製作の映画)

4.0

ハリウッドセレブの結婚記念パーティーの一日。ホストは監督脚本主演のお二人。実は最近復縁したばかりのビミョーな仲。場違いに呼ばれてしまったお隣夫婦。ずーっと犬がうるさいネタを言うててどんだけ根に持ってる>>続きを読む

メイク・アップ/メイクアップ 狂気の3P(1977年製作の映画)

4.0

キチガイ女2人がオッサンを拉致ってボコボコにする話。お風呂3Pからの地獄。お部屋が中々ステキ。砂時計のアップ。クローゼットからメチャメチャ服を取り出して着たり、やたらと物をぶち壊したり。部屋の真ん中に>>続きを読む

上海ジェスチャー(1941年製作の映画)

4.0

20世紀初頭の魔都上海。カジノの女主人と土地買収を目論む実業家の対決。エキゾ映画やった。ジーン・ティアニーがビッチでイイ。リアルでは精神を病んでいたことを想起してしまう。マザージンスリングの髪型は正に>>続きを読む

太陽の帝国(1987年製作の映画)

3.0

色々ちぐはぐな事故物件。この話にこの音楽?と。感動作では無い原作をムリやり感動的にした感。壮大なオープンセット、ミニチュアや特撮ではない飛行機や爆破に眼を凝らしてみたり。胡散臭すぎるマルコビッチと既に>>続きを読む

ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)

3.0

早過ぎた?80s回顧。脚本にキャリー・フィッシャーが噛んでるらしい。冒頭の酔っ払ったブシェミ。ブルーマンデーがかかるダンパ。ドリューが選んだポッチャリ可愛すぎ。パンクな自作曲"Somebody kil>>続きを読む

暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.0

この邦題好き。脱獄も暴力もあるし。それはともかく、ボクシングでメタメタにやられたあと、ポーカーのシーンで掴まれた。序盤、刑務所の日常と労働的な。みんな汗ダラダラで半裸。ハリーディーンの唄が聴ける。巨乳>>続きを読む

9 Guests for a Crime(英題)(1977年製作の映画)

5.0

島モノ・ジャッロ。SEXと殺しが一杯で満腹。無人島にバカンスで来た文字通り9人の複雑な関係の親子親戚配偶者一行が、一人また一人と殺されていくアレ。前半は、親兄弟姉妹のそれぞれ嫁、旦那をスワップ、覗き見>>続きを読む

女優ナナ(1926年製作の映画)

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この下品極まりないウルトラどブス性悪女に比べたら、『黄金の馬車』のマニャーニは天使である。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

プロジェクトX的なやつ。1984年ヒットパレード全集みたいな選曲〜マネーフォナシングからボーンインザU.S.Aまで〜が懐かしすぎ。ジェイソン・ベイトマンの娘のエピソードでもう一本映画作れそう。そう言え>>続きを読む

華麗なる追跡(1975年製作の映画)

3.0

レース服が死ぬ程ダサい。『美少女狩り・堕靡泥の星』と似た傾向のエログロ大会。歌謡&女子プロレスショーのマッハ文朱と対決からの友情。お友達田中久子さん&天津敏の美女と野獣プレイ。花屋の妹さんまで毒牙にか>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

4.0

失踪してた父ハックマンが肝っ玉母ちゃんアンジェリカ・ヒューストンとその息子娘たちの家に戻ってきて騒動に。中高年とガキが元気。語り口は悪口じゃなく紙芝居的。アレック・ボールドウィンのナレーション、章で区>>続きを読む

Anna: The Pleasure, the Torment(英題)(1973年製作の映画)

5.0

一粒で二度美味しい感じの犯罪メロドラマ。ギャングの男に翻弄される女性をエドウィジュ・フェネシュが演じていて素晴らしかった。いつものゴージャスな彼女ではなくカフェのレジ打ちをしているごく普通の女性。執拗>>続きを読む

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

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どうでもいいダイアログはノア・バームバックが書いたのか。オスカーノミニー全員足してもムーンライズの子供二人の足下にも及ばない。ボウイの曲の弾き語りもやめてほしかった。完走できず。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

よく撮れてるけど長すぎ。怪物のデザイン?が好きになれず。猿と馬がよかった。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

2.5

戦後生まれの青春懐古。アメリカ現代史(主に60年代)が絡む映画の中では適度に左派。嫁さんが「ファシスト!」って言うとこが妙に新鮮。あとテレビのJ.スチュアートの映画(『ハーヴェイ』)をぶち消すところ。>>続きを読む

ボディクライム 誘惑する女(2006年製作の映画)

4.0

そんなに的外れでもないダサい邦題に苦労の跡が偲ばれる。それはさておき、人生の掃き溜め的なノワール地獄へようこそ。ビッグアップルのビル群に向けたブーメラン。ドッグレース。中華街。ダサすぎる行きつけのクラ>>続きを読む

ゴダールの探偵(1985年製作の映画)

4.0

疲弊しきったブラッスールやレオーの表情に惹かれる。ヌーヴェルヴァーグのどん詰まりは妙に狭っくるしいホテルの部屋。かつてのスター達は老いてしまった。ファムファタールはナタリー・バイ。見た目からミェヴィル>>続きを読む

密室の渇き(1988年製作の映画)

4.5

白スーツの刑事。刑務所の壁も白。ヒロインのワンピも白。面会に来る母親も白い服。贈り物は白い花。徒刑場も白。裸で日光浴。格子から見える青い海。青く抜けるような空。いわゆる女囚モノとは違った雰囲気が新鮮。>>続きを読む

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

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コント並みのセット、ダラダラとした展開。高層階のセレブ住民と低層階の低所得層の住民が抗争になり、段々と原始化していくみたいな原作の着想に頼っているだけ。完走できず。

プリテンダーズ ふたりの映画ができるまで(2018年製作の映画)

3.0

リアルではMetoo絡み、内容的にはヌーベルヴァーグオマージュの事故物件。J.フランコの負の意味での引きの強さに惚れる。映画を見る、SEXする、ダンスするの3拍子&撮影もノリノリで途中までイケるかも、>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

5.0

冒頭から滅多刺しで大量の血糊。他者の意識を乗っ取るシステムで暗殺、自殺することで自分に戻るという毎回の臨死体験。そりゃ老け込みますわというライズボローの顔が凄い。というかどの顔も凄い。ポゼッサーされる>>続きを読む