このレビューはネタバレを含みます
マーロンブランドが高額のギャラを要求したせいで起用できず脚本を大幅に修正したことは視聴前から知ってたので、そこを踏まえて見てしまうとまあ、お疲れ様という感想になってはしまうのだが。
若き日のドン・コル>>続きを読む
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ヌーヴェル・ヴァーグといえばゴダール、というかヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれる作品をゴダール以外見たことがないのでそれと比較するしかないのだが、こちらは比較的カジュアルな作風となっている。周囲に操られた>>続きを読む
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アマルコルドは「私は覚えている」という意味らしい。少年時代の景色に対する記憶を再構築して蘇らせたような映画。
構成としては人物以外関連のないエピソードを単発で続けながら時系列を進め、再び綿毛の舞う季節>>続きを読む
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溝口健司もこれで見たのは3作目。
いくつか見てまず思うのは、プロットの緻密さ、その精度だと思う。昨日見たブニュエルの『ブルジョワジーのひそかな楽しみ』は一連の流れをあらかじめ作っているのではなく、作り>>続きを読む
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ルイス・ブニュエルを見るのはこれで3作目だが、3本の中では一番バランスのいい映画だと思った。
アンダルシアの犬はプロットなんてあったものではないし、忘れられた人々は終盤はプロットはあるが終盤破綻してる>>続きを読む
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コミュニケーション不全の環境で育った女性がおびえたり悩んだりしながら自分から選んだ愛を掴み取る物語…と言ってしまえばそれまでなのだが。
一切外界との接触のなかった少女が大人になりいきなりカフェで仕事を>>続きを読む
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当時のルーマニアでの政策を理解していることが前提。
カビツァの強烈なキャラクターが物語全体を牽引していく。しかしそれ自体はどこか現実じみている。それを見捨てない主人公の献身具合のほうがよっぽどフィクシ>>続きを読む
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善良であることと幸福であることはおそらく深い相関があり、暗い人生を歩んだ後の幸福感というのはやはり格別のことではあると思う。でも善良でも幸福でも女性にモテるのはやはり全然違う。
映画の筋自体はラノベと>>続きを読む
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同じような構造の映画としてまず思い出すのがマルホランドドライブだが、マルホランドドライブが出題編と解答編が明確に分かれているとしたら、こちらの映画は鏡合わせの無限ループのような構造。もちろん後者のほう>>続きを読む
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ドストエフスキーの白痴がその作品において一人の聖人を創造しようと試みたといった内容を思い出した。この作品全体において究極の愛というものの創造を試みたというように。
結婚、浮気、子供、戦争そして死。愛に>>続きを読む
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アクション映画、しかもカンフーアクション的なものは人生通じてほぼ初めての経験なのでどう書けばいいのか戸惑うが、とりあえず気になったところだけ。
ツッコミを待っているとしか思えないコミカルな合成技術があ>>続きを読む
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レビューと言うか所感
こういう旅映画というか放浪系の映画は初めて見たが、小説ではケルアックの路上のことをまず思い出した。イメージの基礎になったフランクザッパは詳しくないがヒッピーの元祖という話も聞い>>続きを読む