アメリのqdfgcfghfgjhkghのネタバレレビュー・内容・結末

コミュニケーション不全の環境で育った女性がおびえたり悩んだりしながら自分から選んだ愛を掴み取る物語…と言ってしまえばそれまでなのだが。
一切外界との接触のなかった少女が大人になりいきなりカフェで仕事を見つけてすんなりと軌道に乗ったり、あっさりと性交渉の相手を見つけるあたりリアリティーなんてまるでないのかむしろこれがある種のリアリティーなのか判断はできない。そんなことばかりしてたら作りたい展開にならないだろうし少年少女のためのエンターテイメントということであればこれでいいのかもしれない。
アメリの脳内の暴走がこの映画の一番の楽しみポイントだと個人的には思う。一生ボルシチを食べて変な帽子で過ごす一生は俺にも想像できない。だがしかしそんな人生を記録した映画の方が見てみたいと思ってしまった。暴走中のめくるめく映像の切り替えやそれぞれの妄想が映像化していく様はむしろ描写の中のカフェのやりとりよりよほど現実味を帯びていた。あまりにわざとらしい演技や設定は現実と完全に遮断されてしまう。