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バッファロー’66のqdfgcfghfgjhkghのネタバレレビュー・内容・結末

バッファロー’66(1998年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

善良であることと幸福であることはおそらく深い相関があり、暗い人生を歩んだ後の幸福感というのはやはり格別のことではあると思う。でも善良でも幸福でも女性にモテるのはやはり全然違う。
映画の筋自体はラノベと何ら変わるところはない。意気地なしで不幸な生い立ちの人間がその場しのぎの振る舞いから垣間見せるやさしさと弱さで女の子を捕まえたというお話。ずれてるな。
確かに綺麗な話だし夢もふんだんに含まれている。しかしこの話に感じる強烈な違和感の正体は、結局受け身のまま転機が訪れ、能動的に現状を変えることの一切ないままハッピーエンドに進んでしまったことにある。こうあればよいのに、というのは確かにそうだが、下手をすれば苦しんでるのに黙っていてもいずれ天使が救いを与えに降りてくるといった楽観主義にも見える。もちろん人一倍苦労した主人公にご褒美をという意味は含まれているのだろうが、大抵の人間にこういった救いは訪れない。
とはいえクライマックスのストリップは映像も音楽もとてつもないクオリティだったしそこだけ切り取れば100点満点のシーン。死後の妄想が走り出すまでを含めてこれは想像、どこまでも想像の映画。そうだったらいいのにな、ほんとに
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