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5時から7時までのクレオのqdfgcfghfgjhkghのネタバレレビュー・内容・結末

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ヌーヴェル・ヴァーグといえばゴダール、というかヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれる作品をゴダール以外見たことがないのでそれと比較するしかないのだが、こちらは比較的カジュアルな作風となっている。周囲に操られたようなスター女性が癌の検査結果を待つ間に不安に襲われ、家から飛び出し能動的に人々と関わる中で自己を確立していく物語。
フィルム回しや配置されたオブジェクトもどこか示唆的ではあるが、この単純なストーリーに対して有機的に働きかけているかといえばそういうわけでもない。不安は主役の女性の振る舞いから存分に発露されており、それ以上の隠された意味は見いだせない。この映画の分かりやすさはそういった隠れた意味を負う必要がないところにあるのかもしれない。
ゴダールの出演したフィルムも作品の全体を示唆する内容であるとはいえやはりこれを読み解く必要はない。90分という映画にしては短めの作品ながら、コアの描写はさらに短いためむしろ冗長に感じる人もいるかもしれない。
なんか悪いところばっかり書いた気がするけど、物語の出だしから情報が小出しにされて徐々に全体像が見えてくる流れは見てて飽きないし、突然の芸術論議や大道芸といった飛躍もちょうどいいアクセントになっているので及第点的な作品と評価してもよいと思う。
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