はにわ砂丘さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

はにわ砂丘

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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

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☆トム・クルーズとキャメロン・ディアスの全盛時をみれたし、ピーター・ガブリエルのSolsbury Hillを聴けたので大満足。ストーリーはかなり錯綜していたが、仮面の孤独と素顔の孤独が伝わってきた。悪>>続きを読む

20世紀のキミ(2022年製作の映画)

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☆前半みているうちに「愛してくれと言ってくれ」をなぜか思い出した。とりわけナ・ボラ(キム・ユジョン)の仕草や表情がなぜか常盤貴子を彷彿させてくれて嬉しくなった。カエルで失神したという話にショックを受け>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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☆「あそこの脱毛」で盛り上がれる友だちがいて、よかった!

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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☆噓八百だがおもしろい。嘘八百だから楽しい。コングが手話を解し、おまけに会話(Home)までするとは…。この作品、アメリカ生まれのコング贔屓だったような気がする。ゴジラは爬虫類の姿だからイマイチ敬遠さ>>続きを読む

グッド・ナース(2022年製作の映画)

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☆派手なシーンはないけれど、場面が緊迫していてハラハラした。チャーリーにとってエイミーは心の支えだったに違いない。にもかかわらず…。チャーリーのI cant の叫びが謎のまま重く耳に残った。それがとて>>続きを読む

檻の中(2008年製作の映画)

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☆そこまではよかったです。少女を守ろうとするマルティナ・グスマンの、追いつめられた表情は真に迫っていました。少女の謎解きまではよかったのですが、終盤の詰めが投げやり解決になってしまい、品格を失いました>>続きを読む

インベージョン(2007年製作の映画)

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☆若きニコール・キッドマン、光ってました。ウイルス感染した人間、やたらゾンビみたいで個性がなく、みていて退屈でした。パニックと闘うニコール・キッドマンだけの映画でした。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

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☆撮り方が一味も二味も違う!文体があるから映像からいろんなものが読み取れる。鳩、本、テレビの漫画など使い方がうまい。「何がなんだか分からん」世界の中で、絶滅危惧にある殺し屋の生き様・死に様がしっかり見>>続きを読む

テイキング・ライブス(2004年製作の映画)

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☆のっけからU2の歌が流れたので期待したのだが不発で、そしたらアンジーが出てきたので本気モードでみた。なりすましの実態がイマイチわからなかったけど、FBI捜査官が目撃者とそういうことになって、何じゃこ>>続きを読む

希望のカタマリ(2020年製作の映画)

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☆おとなになってからでもそうだけど、人に言えないこと・言いたくないってこと、多いよ。まして思春期の女子高生。でも希望があるから、一歩ずつ前に進めたんだとおもう。

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

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☆まずウィルバー(マイケル・ケイン)の穏やかなしかし芯のある語り口がよく、彼に育てられたホーマー(トビー・マグワイア)のシャイで静かな言葉と表情が素晴しかった。若きシャーリーズ・セロンの演技をみられて>>続きを読む

クリスマス・キャッスル(2021年製作の映画)

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☆作家が人気の自作主人公を死なせるって勇気がいるとおもう。それやっちゃったソフィー(ブルック・シールズ)がスコットランドに行って…。🐶ちゃん、大活躍で◎。

アメリ(2001年製作の映画)

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☆ずっと気になっていた一本。個性的な人たちが普通に生きていて、その人生模様の断片を切り取っている。数珠つなぎのような映像で、さまざまな工夫が為され、楽しめた。アメリ、水切りがうまい!

正義のレジスタンス(2018年製作の映画)

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☆重厚な作品でした。ナチス下の状況が伝わってきました。レジスタンスといっても色々あるのだなと思いました。会話が少し窮屈な感じがして惜しかったです。邦題はこの作品を安っぽくするだけです。

クロース: 孤独のボディーガード(2019年製作の映画)

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☆ノオミ・ラパス、おととい観た『ザ・トリップ』の金髪妻役だった!ここでは黒髪ガードマンだったので分からなかった。独特な雰囲気があって、いい。ただ煙草の吸い方がぎこちなかった。それも演技なのだろうか。モ>>続きを読む

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

☆アクション好きにはたまらない作品で、ストーリー好きにはたまったもんじゃない作品でした。すぐに殺されちゃう俳優さんたちのギャラ、いくらなんだろう?

シャチの見える灯台(2016年製作の映画)

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☆アクションもなく流血もなくセックスも皆無の潔い映画なのでじっくり観ることができた。パタゴニアの風と海、白い馬、そしてシャチ。ラストシーンは映画というよりも、絵画そのものだった。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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☆現在シーンを塗りつぶすメルト(溶解)シーンが目新しかった。『サイコ』を想わす金属音をはじめ、効果音ががんばっていた。ラジオからブライアン・フェリーの歌声が流れていて、少し気分がよかった。長い髪は貞子>>続きを読む

ザ・トリップ(2021年製作の映画)

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☆スゲー映画でございました。夫婦の殺し合いから始まり、天井から闖入者が降って乱入し、流血プロレスをみているようで、目を背けたくもなり笑いがこぼれたりのハチャメチャで、顔面ルアー男には小爆笑しました。で>>続きを読む

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

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☆ルースの気弱な話し方と声に惹かれた。時々感情を爆発させるとこも人間味あった。話の展開と時間の長さがちょうどよかった。

タルーラ 彼女たちの事情(2016年製作の映画)

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☆3人の女性像をうまく表現して演技してました。それぞれの個性がぶつかり合うことなく自然に流れていました。タルラが病院で逮捕されるとき「八日目の蟬」を思い出して、泣けました。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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☆いい意味でもそうでない意味でも、日本映画だと思いました。そのときの気分で評価が分かれる作品かもしれません。新しい恋人を連れてお互い背中越しに手を振ってバイバイしたのが前向きのようでもあり切なかったで>>続きを読む

TAU/タウ(2018年製作の映画)

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☆TAUよりも先日みた『ホンモノの気持ち』のシンセ(人造人間)のほうが遥かに説得力があった。しかしTAUの英語は聞き取りやすかった。脚本、演出、いまいちだった。前半のシンセ音楽はよかった。

あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

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☆ヴィンス(エド・スクライン)の打ちひしがれたような表情がよかった。キーボードとドラムのめぐり逢いから始まる物語。「変化を感じよう」という歌詩がぐっと来た。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

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☆宇宙空間の中の孤独が迫ってきました。危機に直面すると、ふたりのわだかまりも霧消するところがすてきでした。

ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

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☆とにかく音楽センスの光る一本で、発想も切ない設定も好みだが、インパクトがもっと欲しかった。じつはシンセ同士の恋だった、というのも効果的だったかもしれない。カフカの本がちらっと出たが、意味深である。

ダイヤルM(1998年製作の映画)

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☆途中まで刑事コロンボみたいな流れで七転八倒の浮気劇だった。作り過ぎの感もあったが、3人の表情は受けた。グウィネス・パルトローのたたずまい・仕草に魅せられた。175センチあって歌手でもあるんだって。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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☆過去と現在の混在がうるさい部分もあったけど、簡潔にストーリーを進めてうまくまとめていた。四姉妹の性格がそれぞれに描破され、それぞれに親しみをおぼえた。

シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

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☆音楽→フィリップ・グラスということでまずわくわくし、ぼろぼろガウンにボサボサ髪の作家登場でもっと期待した。途中で読めてしまったがじっと見守った。そのうちグラスらしい音楽は聞こえず、内容も『サイコ』風>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

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☆殺し屋を雇った黒幕は曖昧のまま終わり、保安官も亡くなる。後味がわるい。ススだらけのアンジーが木の実ナナにみえたw

少女は、踊る(2022年製作の映画)

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☆ふたりの少女の親密性が深く撮られてなかったので、ラストには疑問が残ったけれど、おもしろかった。河の氷上で舞うふたりは美しかった。バレエの専門家(たとえば吉田都)が観たら、どうなのだろう?

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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☆以前にみたようなみなかったような…。独特な状況設定だから慣れるまでに時間がかかった。SF下にあってカミキリムシ、ミツバチ、犬を効果的に使っていたし、日本語、カタカナもあった。

いのちの停車場(2021年製作の映画)

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☆各エピソードは話としてはいい流れなのですが、類型的なのが惜しまれました。金沢の景色がよかったです。