はにわ砂丘さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

はにわ砂丘

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ターミナル(2004年製作の映画)

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☆昔みたけど、ポイントはちゃんと覚えていた。そのぐらい印象深かったということだろう。人柄のよさをさりげなく滲ませるトム・ハンクスの演技はさすがだ。行き場を失ったビクターにとって、ターミナルは孤島だった>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

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☆鬱屈したものが全篇にわたってとぐろを巻いていて、出口がないようで、息苦しかった。韓国の地方都市の風景が見られたのはよかったが、冗長さはあった。「韓国にはギャツビーが多い」という言葉はひとつのキーワー>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.7

☆派手さのないスパイ映画でリアルに楽しめた。パク(ファン・ジョンミン)のスパイ用話し言葉がより緊張感を伝えた。敵国でも相通じる相手がいて、よかった。腕時計とネクタイピン、粋なシーンだった。

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

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☆音楽でも本でも映画でも「絶対おもしろいから」とオススメされても困る場合が多い。おもしろさの尺度というのは人それぞれだからだ。ダンカン(クリス・オダウド)をみていて、そんなことを思った。最近は「〜を観>>続きを読む

カジノ(1995年製作の映画)

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☆レボリューショナリー・ロードの夫婦喧嘩もすごかったけど、本件のも凄絶だ。シャロン・ストーンは氷の微笑での美脚技しか記憶になかったが、本作ではアルコール依存症役になり切っていたので、びっくりした。幼馴>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

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☆一筋縄ではいかない軍事状況下にあって孤独に蝕まれてゆく、天才数学者・同性愛者が切実に撮られていた。昔みたけれど、ほとんど忘れていたので新鮮に鑑賞できた。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.2

☆会計士版レオンだった。ヘビメタを大音量にしてトレーニングする姿に喝采した。脚本もこなれてるし、省略が巧みなので流れがスムーズだった。眠っている彼女を見ながらドアを少しずつ閉めていくところ、名シーンで>>続きを読む

心の旅(1991年製作の映画)

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☆ゆうべNHKBSでみました。こんな風にいくのなら、一度記憶喪失になって人生をリセットするのもいいかなと思いました。

人間の値打ち(2013年製作の映画)

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☆愛人の作家にど素人呼ばわりされた夫人、さまざまな口調と表情で魅せてくれた。観終わって一晩たってからも目に浮かぶ好演だった。初めセレブの優雅な話とおもったが、どっこいそうでなかった。すったもんだの人間>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

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☆警察関係者以外の漫画家があそこまで執着するのはなぜなのか、それもまた大きなミステリーだった。警察とマスコミの攻防も描かれていて、重厚感があった。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

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☆リスベット(ルーニー・マーラ)の野性的なキビキビした動きが緊迫感を引き立てた。BGMもすごく効果的だった。犯人を突き止めるまでの過程が楽しめた。これも8月末で配信終了だって。

カーター(2022年製作の映画)

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☆サバイバルゲームとゾンビゲームの画面をそのまま映画にしたような作品。最初は新鮮なのだが、そのうち飽きがきた。他人のゲームをただただ見せつけられている感じで。目がやたら疲れるので時々目をつぶること、し>>続きを読む

レベッカ(2020年製作の映画)

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☆ヒチコック映画のリメイクというより、原作『レベッカ』の映画化というほうが妥当だ。レベッカなる女性がだんだん見えてくるワクワク感があった。女執事の一徹さも見ものだった。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

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☆今わの際にまで娘に読ませたい母親の理由があった、ここにも感動する。どの場面を切り取っても物語の品格がある。カメラワークが物語そのものになっている稀有な作品。

パープル・ハート(2022年製作の映画)

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☆フィール・ザ・ビートのソフィア・カーソン、やはり存在感をみせた。彼女の音楽に寄せるひたむきさがこの映画の求心力になっている。偽装結婚、戦争、人種差別など、みる者にそれとなく考えさせる作りで、窮屈さは>>続きを読む

ドリスの恋愛妄想適齢期(2015年製作の映画)

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☆監督が脚本もやってるのでブレなく観られた。笑える場面が多かった。テクノの曲で踊っていたけど、あのBaby Goyaというバンド、動画がいくつかあった。映画で流れていたのはRascal Danceで、>>続きを読む

きみがくれた物語(2016年製作の映画)

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☆居心地のいい映画です。音楽も風景描写も人間関係も。しかしインパクトがなかったです。レボリューショナリー・ロードをみた直後だったからかもしれません。

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

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☆アメリカン・ビューティの監督で、愛を読むひとのケイト・ウィンスレットとくれば、ブラック味のある映像と名演技炸裂の一本だった。夫婦喧嘩もここまで真に迫るとあっぱれだ。タイトルからして皮肉が効いてる。ケ>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

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☆昔みて落ちは覚えてたけど、やっぱりおもしろかった。あの俳優さん、エドワード・ノートンっていうんだ。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

☆昔みたけど、ほとんど忘れていた。みてよかった。脱獄が判明した留置場の壁に貼られた、アインシュタインのあかんべー写真が笑えた。所長への揶揄だろう。希望に向かって、誰にも知られずにあきらめないで進みつづ>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

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☆メインテーマがすばらしい。「ワタシが日本に住む理由」で流れているときからずっと気になっていた。題名がわかってスッキリした。本作昔にみたけれど、快足と卓球ぐらいしか覚えてなかった。いっぱい詰まった作品>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

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☆スピード感がぞくぞく伝わってきた。さすが人気シリーズだ。オペラ劇場の場面など、すごい。

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

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☆スパイ映画ってのは、だれが味方でだれが敵なのか分からないもどかしさが、楽しいです。わたしなんかだまされやすいので、観ながら「あれれ」と思うこと、しばしばありありです。カウボーイvsロシアン、おもしろ>>続きを読む

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

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☆美男美女、楽しめます。おまけに殺し屋同士って、アイデア良過ぎ! Netflixでは音声原語にすると韓国語字幕になって、やむなく吹き替えでみるしかなかったのが残念。

詩人の恋(2017年製作の映画)

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☆売れない詩人というのはどこの国でも、同じような境遇にあることが分かった。合評会の空気がよく出ていた。詩人のヒョン・テッキが青年セユンと「特別な時間を過ごしてきた」と言うシーンがある。詩人にとっては傍>>続きを読む

マン・フロム・トロント(2022年製作の映画)

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☆切り替えがはげしいので、あわただしかった。個性の強い女子ヒットマンのおかげで最後までみれた。コメディじゃなかった。拷問のシーン、ヤバいよ。

説得(2022年製作の映画)

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☆言いたいことをストレートに言えず、気持ちとは裏腹な言動をしたりする二人の男女→今でもよくある。ウサギを抱くアン(ダコタ・ジョンソン)は絵になる。

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

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☆「それ、毒草よ」という場面でふたりが笑い崩れた瞬間から決まりだね。カメラマンってなんかロマンチックだもんね。

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

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☆強いんだけどおとぼけ濃いふたりの会話が軽妙だった。あんなにボロボロになったクルマに座布団一枚。

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

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☆本音が飛び交うここの家族って、見苦しくもあるけど、ぬくもりがあちこちにあった。クルマをボコボコにするシーンは笑えなかった。

EMMA エマ(2020年製作の映画)

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☆エマのアニャたん、小柄でかわいい。衣裳や髪形やアクセサリーがその都度変わって、楽しめた。舞踏会の一つが「密、密です=死語」状態で、見るからに心配してしまった。社交界でも人間関係の悩みがいろいろあるも>>続きを読む

いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

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☆ジェイン・オースティン原作『分別と多感』の映画化で、ほんと小説を読むようにみられた。映画らしい映画、脚本らしい脚本を楽しめた。複雑な心情を抱えたエレノアを演じたエマ・トンプソンが脚本を担当したという>>続きを読む

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

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☆タイトルどおりで、それ以上でもそれ以下でもなかった。