ragaさんのドラマレビュー・感想・評価 - 3ページ目

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THE KILLING/キリング シーズン2(2009年製作のドラマ)

3.0

主人公サラの私生活がおざなりになってしまい、ハラハラ度低下してしまう、そこ大切なんだよ。肝心の事件もこねくり回した末、それって警察組織かなり腐敗してるやん、新たな法務大臣ブクも長いものに巻かれていいん>>続きを読む

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THE KILLING/キリング シーズン1(2007年製作のドラマ)

4.0

回を重ねるごとに真犯人がわからなくなる犯罪サスペンス。なのに最終回は一応事件解決するけどモヤモヤは解消されない。あまりに入り組んだ真相は時系列として不自然ちゃうの?とツッコミ入れたくなるし、犯行の動機>>続きを読む

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イージー シーズン2(2017年製作のドラマ)

4.0

全シーズンより1話30分の尺を上手く構成できている。人の繋がりは不変ではない。何かがきっかけでハレーションが起きる。それは些事であり再び元通りに戻ったと思いきや、二人の心情はすでに変化している。そこに>>続きを読む

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コペンハーゲン/首相の決断 シーズン 3(2013年製作のドラマ)

3.0

脚本チームからトビアス・リンホルムが抜けてしまって、物語全体がかなり薄弱になってしまう。立身出世として描くのはいいが、結果オーライな展開にイマイチ乗り切れないし、TV1のトーベンの不倫やビアギッテの病>>続きを読む

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コペンハーゲン/首相の決断 シーズン 2(2011年製作のドラマ)

5.0

デンマーク初の女性政権はさらなる関門を切り抜けるために知恵を絞る。ジェンダー問題、医療問題、外交問題、ここに私腹や身内優遇などの利権は存在しない、そこに駆け引きや権力闘争という政治の側面はあるが、国民>>続きを読む

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コペンハーゲン/首相の決断 シーズン1(2010年製作のドラマ)

5.0

デンマーク国家初の女性首相の誕生から物語は始まり、政策、不祥事、私生活、様々な障害が彼女の前に立ちはだかる。精神的タフでなければ乗り越えなれない責務は一体誰のための尽力なのか。深遠なる主題と共に各エピ>>続きを読む

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ステージド2 俺たちの舞台、アメリカ上陸!?(2021年製作のドラマ)

4.5

イギリスのお国柄なのか、自虐を含めたブラックジョークを小気味良くキメてくる。リモートで空気が読めない対話の中で "間" を大切にする言動は "人の繋がり" の必然を主題へと導いていく。会いたい。という>>続きを読む

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ステージド 俺たちの舞台、ステイホーム!(2020年製作のドラマ)

4.5

コロナ禍でロックダウンされたロンドンで、舞台劇がどうなるのか分からないまま演出家の提案によってオンラインでリハーサルを行うことになった二人の俳優の会話が綴られる。遠隔で敢行される未踏の作業は様々なトラ>>続きを読む

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英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件(2018年製作のドラマ)

4.0

嘘のような本当の醜聞は、同性愛への冷遇と権力からの抑圧、その中で翻弄する人々の滑稽を如実に伝えようと物語る。保身と体裁に固執する為政者に対峙するのは、愛憎を原動力とする青年。二人の戯れは破局を余儀なく>>続きを読む

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イージー シーズン1(2016年製作のドラマ)

3.5

起承転結の起承で終わってしまう印象なのだが、最終話近くになると、以前登場したエピソードの続きが現れるので、次シーズンは他のエピソードも続行する気配。30分の尺をどう扱うのか、このドラマは他とは異なる展>>続きを読む

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メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実(2021年製作のドラマ)

4.0

ケイト・ウィンスレット演じる性格悪い捜査官の出で立ちが堂に入ってる。第1話の "つかみ" の完成度がすこぶる良い。田舎町における殺人事件の真相が思わぬ家族の肖像へと導かれていく。
真犯人は誰なのか?と
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ブロードチャーチ2〜殺意の町〜(2015年製作のドラマ)

4.0

今シーズンは "冤罪" がテーマとなってまたも町の人々を困惑させていく。新たなイギリス有名俳優陣の登場で胸踊る第1話は秀逸。正義がこれほど脆く危ういものなのか、"保身" と "野心" が交錯する弁護士>>続きを読む

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ブロードチャーチ ~殺意の町~ シーズン1(2013年製作のドラマ)

4.8

海辺の観光地ブロードチャーチで起きた殺人事件。被害者の少年の遺族は悲しみに包まれて互いの関係が壊れそうになり、周囲の人々は真犯人の行方に怯えていく。家族の "絆" と "秘密" が主題となり、捜査する>>続きを読む

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モダン・ラブ シーズン2(2021年製作のドラマ)

3.0

人との出会いと別れはある日突然やってくる。不確定なつながりを愛しむ姿はドラマとして格好の題材となる。しかし今シーズンはその形式にとらわれすぎたせいか、都合が良すぎる掛け合いにこちらが調子を合わせなけれ>>続きを読む

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フレイザー家の秘密(2020年製作のドラマ)

3.0

ひとりの女性が被害者となる殺人事件。そこから真相が迷宮に入り込んでいき、様々な問題が露呈していく。その割に最終話はありきたりな推理サスペンスの域を出ないばかりか、提示した主題も放ったらかして既視感アリ>>続きを読む

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ユニークライフ シーズン4(2021年製作のドラマ)

4.0

舞台となるガードナー家族がそれぞれ新たな道を模索する。安定した人物造形なのでどう転んでも面白くなる。しかしこの最終シーズンが最も穏やかに物語進行する。物足りない、といえばそうなるが、テーマが多岐に渡っ>>続きを読む

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バリー シーズン2(2019年製作のドラマ)

2.5

回を重ねるごとに主人公バリーが抜け出したかった裏稼業のしがらみに興味が薄れていく。望まぬ不幸へと自ら足を踏み入れているので、終盤そりゃあんたが悪いよ、と同情できなくなる。追われる身なのに定住している設>>続きを読む

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バリー(2018年製作のドラマ)

4.5

後半の畳み掛け方が痛快。それまで巻き込まれる立場一辺倒だった殺し屋バリーが悔恨・苦悩・怒りへと突き落とされて誤解と自己弁護で押し通そうと懸命に這い上がろうとする。罪人に逃げ道はないのか、法の遵守が平穏>>続きを読む

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ウディ・アレン VS ミア・ファロー(2021年製作のドラマ)

4.5

ウディ・アレンとミア・ファローの愛憎を物語る。アレンの養女ディランへの性的虐待疑惑、そして別の養女スン・イーとの愛人関係、後にミアとは決別してスン・イーと結婚する彼は製作した数々の作品の評価に守られて>>続きを読む

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The Comey Rule(原題)(2020年製作のドラマ)

3.0

政界裏話として世論とのズレが描かれる展開は面白い。しかしリズムが単調気味でコミーFBI長官をサポートするスタッフ陣の人間模様をより深く描いていけば、ラストさらに盛り上がったであろう。惜しい。
やっぱア
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メディア王〜華麗なる⼀族〜 シーズン2(2019年製作のドラマ)

5.0

登場人物全員クズ、華麗なるパーティーの裏で画策・隠匿される天下取り合戦。脇役トム&グレッグはユーモア担当としてイイ仕事こなしてる。シーズン1最終話以降、事故の後遺症なのか鬱っぽいケンダルが父親の意に沿>>続きを読む

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アウトサイダー(2020年製作のドラマ)

4.0

不可解な事件が起きて、え?なに?巧妙なトリック?ドッペルゲンガー?どういうこと?悪魔?と、なんだやっぱりキング原作の超常現象ドラマになっちゃうの、嫌いじゃないけど、なんだか興醒めしちゃうなぁ、と思いき>>続きを読む

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ザ・ナイト・オブ/ナイト・オブ・キリング 失われた記憶(2016年製作のドラマ)

4.8

タラレバこんな事にならなかったのに。リズ・アーメッド演じるナズが変貌する姿に恐怖がつきまとう。真犯人は誰なのか、推理要素も加味したクライムサスペンス。
主人公が遭遇した事件を発端に周囲の人々が翻弄され
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イージーマネー: 新たな時代 シーズン1(2021年製作のドラマ)

4.8

のっけから疾走するノワール・サスペンス。被写体をひたすら追いかけていく映像が終始緊迫感を持続させる。主要登場人物全員絶え間なくピンチ!回避しようとしても空回りして事態は悪化の一途をたどっていく。個人的>>続きを読む

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インベスティゲーション(2020年製作のドラマ)

5.0

傑作「ある戦争」のトビアス・リンホルムが脚本・監督した連続ドラマ。全6回。実際に事件に関わった関係者も本人役で登場する “より現実” に迫る演出が終始緊張感を抱かせる。遺体無き殺人事件として捜査する関>>続きを読む

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キリング・イヴ/Killing Eve シーズン1(2018年製作のドラマ)

4.5

サイコ暗殺者とスパイ志望既婚者、二人の対照的な女性が追う側と追われる側に物語が展開する。のっけから加速する構成は流石フィービー・ウォーラー=ブリッジの脚本。あまりに平凡な女性が主人公なので、迫り来る危>>続きを読む

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エスケープ・アット・ダンネモラ~脱獄~(2018年製作のドラマ)

3.5

みんな大好き "脱獄モノ" とは言い過ぎかもしれぬが、脱獄決行日のエピソードは長回しショットで緊張感を演出する。惜しいのはそれまでのくだりが少々退屈気味。ベニチオ・デル・トロ&パトリシア・アークエット>>続きを読む

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ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー(2020年製作のドラマ)

4.8

マーク・ラファロとキャスリン・ハーンの演技に圧倒。これでもかと "転落" していく運命を描くデレク・シアンフランス監督の十八番の展開は第一話にて "苦悩" と "怒り" を見事にあぶり出してくる。選曲>>続きを読む

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僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE(2020年製作のドラマ)

4.8

思春期の若者の言動や所作がヒシと伝わってくる。古今東西人種やジェンダーを越えた彼らの根源にあるモラトリアムな心のざわめきを見事に描写している。第1話の冒頭からルカ・グァダニーノ監督の際立つセンスが放出>>続きを読む

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ブルックリン・ナイン-ナイン シーズン3(2015年製作のドラマ)

4.5

安定した脇役キャラの活躍がどんどん面白くなっていく。
スカリーとヒッチコックの凸凹コンビが画面の端っこで披露する小ネタが好き。

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密売人(2021年製作のドラマ)

1.0

起承転結の "起" "承" で終わっちゃう尻切れトンボな物語。モキュメンタリー形式で進行するもカメラのバッテリー切れで終幕って、こちらには憤りしか残らない。なんじゃこれ。

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アンビリーバブル たった1つの真実(2019年製作のドラマ)

5.0

"思い込み" から "偏見" へとなだれ込み "差別" へと転化する。それは "する側" の悪意がなくても、いとも容易く "行為" として現れる。過ちは日常に潜む。それを事前に判断する聡明な思考を弛ま>>続きを読む

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エキストラ:スターに近づけ! シーズン2(2006年製作のドラマ)

5.0

シーズン1で念願のドラマ企画が成就するも、自分の方向性に異を唱えるプロデューサーや演出家によって理想と現実の乖離に苛まれるアンディの哀愁が描かれる。
「ジ・オフィス」は主人公がイタイ奴だったが、今作で
>>続きを読む

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エキストラ:スターに近づけ! シーズン1(2005年製作のドラマ)

4.0

台詞がある役柄を求めて奮闘するエキストラ役者アンディと少しオツムが足りない仲間が繰り広げる撮影裏事情コメディー。小ネタの応酬で展開するので物語性は薄いが、本物の大スターに下ネタや失言、頭抱えるようなお>>続きを読む

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ザ・クラウン シーズン4(2019年製作のドラマ)

4.5

ダイアナ妃とサッチャー首相が登場して、さらに女性の苦悩を描いていく。満たされない結婚生活とメディアの賞賛のはざまに陥るプリンセス、政治という男性社会の中で己の信念を優先し女性の弱さを嫌厭する一国のリー>>続きを読む

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