はるなさんの映画レビュー・感想・評価

はるな

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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

5.0

ディカプリオの演技が凄まじい。彼の演じるアーネストのような無知で浅薄な、上の立場の人間からすると御しやすく結果的に社会的虐殺のシステムにピッタリと嵌まることになる朴念仁の説得力が半端ない。そんな何処に>>続きを読む

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

5.0

年老いて草臥れたかつてのレジェンドが自身に迫る死の恐怖と対峙し、一度は心折れてリタイアするものの新たな仲間と小さなナイフを携え再び冒険の旅に出る。過去のトラウマ、老いやかつての自分自身を乗り越える旅は>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

5.0

最新のカメラとドローンを駆使したド迫力のレースシーンは過去のF1映画、踏み込むアクセルと爆速で駆動する時速300キロのスーパーハイテクギガマシン系映画の最新アップグレード版。今回も、やはり、Dolby>>続きを読む

櫻の園(1990年製作の映画)

5.0

香織ちゃんが堪らんちんですわ
上級生の最後の舞台で演出を任され、不安と緊張で一杯なのに、ふとカメラを向けられたらおどけて見せる
あの表情、いじらしくって堪りませんわ
下級生が今度最上級生として公演する
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ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー(1981年製作の映画)

5.0

煙のように全身にベッタリとまとわりつく、粗野で荒々しいバイオレンスの気配。この映画を語るのに「くそカッコいい」以外の言葉は要るのか。雨そぼ降る夜のシカゴ、暗がりで淡々と進行する金庫破り。焦らず、着実に>>続きを読む

地球爆破作戦(1970年製作の映画)

5.0

人工知能搭載スーパーコンピュータは何故こんなにも愛嬌があって可愛いのか
ロシアの人工知能とお話したいのに回線を切りやがった!再接続しないとミサイル発射するぞー!プンプン
愛って何?分からんからうー
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

5.0

これも終わり方最高。
バットマンとロビンがこっちに向かって走ってきて!あー!
賛否分かれるスタイリッシュなバットマンも、色んなバットマンがいてイイねっていう浅い感想。

未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

5.0

タイトルがもっと荘厳な感じでルックももうちょいパキってたら2001年宇宙の旅級の評価がされていたであろう傑作
でもこの手作り感、ローテク感が魅力的
終わり方最高💯✌️

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

5.0

隣のスクリーンではスパイダーマンがかかっていて公開前にはピクサー新作やらインディ・ジョーンズ、ミッション・インポッシブル、トランスフォーマー、ジョン・ウィックと大作予告がズラリで今劇場の盛り上がりは半>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

1作目の時点で半端無かった当時の最新アニメーション技術を、濃度、情報量、色彩、画のタッチの多彩さなどなど更に数段回レベルアップさせ、2023年現在で出来得るありとあらゆる映像表現の可能性を拡充させまく>>続きを読む

の・ようなもの(1981年製作の映画)

5.0

期せずして人生ベスト級

何も起こらんっちゃ起こらんけど一個一個のエピソードはサイケでどっか可笑しい。無意味なエピソードの羅列のようでいてラストに至ってようやく地味~なクライマックスを迎え、それまでの
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

愛される映画とは
映画がこれからも生きていくということ

人生に傷を抱えた落ちこぼれ連中、“負け犬”たちの絆とそんな連中が互いにいがみ合いながらも手を取り合い生きていく尊さに胸を打たれる、というのは一
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ホラー・エクスプレス/ゾンビ特急地獄行(1972年製作の映画)

5.0

『ブレッド・トレイン』が超面白くってもう一本なんか面白そうな列車映画が観たくなりアマプラで検索したところ本作がヒット、タイトルのC級感に惹かれ即観賞。いきなりクリストファー・リー&ピーター・カッシング>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

5.0

アメリカの田舎町で繰り広げられる少年vs大人の本気(マジ)バトル。80年代(劇中は78年だが)舞台のジュブナイルホラーに変態ロリコン殺人鬼と来りゃ面白くないわけがない。ジョー・ヒルの原作は既視感があり>>続きを読む

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

5.0

親の性的な側面をうっかり目撃してしまい布団にくるまってガクガク震えながら夜を明かした子供時代のことを久々に思い出した。タイラーくんは父の性癖をどう思ったんでしょう・・・。親とオープンに性的な話も出来な>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

5.0

New OrderのBlue MondayならぬGreen Monday
緑がいっぱいのポスターイメージでなんとなくラース・フォン・トリアー的森映画かと思ったら全然違った!メキシコの現実をメタファーに
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悪魔の呪い(1966年製作の映画)

5.0

『恐怖の洞窟』の前作(?)
使ってる怪物着ぐるみが同じってだけ
『原子怪人2889』と同じ監督の作品でZ級感満載だが意外と観れる
この手の映画でダンスパーティのシーンがあるの初めて見た気がする

ナイトホークス(1981年製作の映画)

5.0

正義感溢れる刑事vs冷血無比なテロリスト、正真正銘のジャンル物。行き過ぎた正義感によってテロリストと同一化していく刑事というダーティハリー的なテーマははさほど掘り下げられず、ひたすら淡々とクライマック>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

スピルバーグは映画で語る
その点において唯一無二でいて最高峰
なのに、それでいながら普遍的
なんか野暮な気がして話すのも勿体無いような、でも語るのが楽しい
二律背反で感情の振れ幅が凄い
ラストカットは
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

5.0

映画の感想を送ったつもりがポエムみたいになってしまいキモがられ、古臭い感性でダサいとYoutube世代からはバカにされる田母神の姿は、まさに今映画を見ている自分自身と重なります。いつもの吉田恵輔節でひ>>続きを読む

夜歩く男(1948年製作の映画)

5.0

実話ベースでほぼ脚色が無い犯罪ものなら必然こうなる
淡々と事件が起こり淡々と捜査が進む
決着がついた瞬間The Endで終わり
登場人物の心情は一切描かれないがドラマが無いってのとはまた違う
改めて、
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

ホラーかと思ったらモンスター映画だった、と思ったら西部劇だった
と思ったらこれ、映画の映画だった
読み解き甲斐ありエンタメあり
良い映画だなあ面白かったなあ

ラスト、未確認飛行物体との対決に向け立て
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ボルト(2008年製作の映画)

5.0

暗黒期ディズニーの隠れた傑作。ヒーロー映画として100点満点。

東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

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あんまよう分からんかったけど悪そうなおっさんめっちゃ出てきてめっちゃオモロい。

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