隼人さんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.4

『硫黄島からの手紙』を観た以上、こっちも観なければ。
本人の意思とは別に大衆から「英雄」扱いされる様は、日清戦争の玄武門の「英雄」原田重吉の話を思い出した(確か、萩原朔太郎の掌編にあったと思う)
冒頭
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.8

もうクリントイーストウッドが渋すぎてたまらない。
RDR2やった後だと何となくアーサーの老いた姿を見てるような気持ちでなお一層感慨深い物があった🤭
ていうか、この頃からイーストウッド見た目全く変わって
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ボーダー(2008年製作の映画)

3.3

アルパチーノとデニーロが刑事コンビって聞いたから、ハードボイルドなポリスアクションを期待して見たらだいぶ違ってサスペンスだった。
でも二人はかっこよかった。

亜人(2017年製作の映画)

3.3

アメリカ人の友達に「アクションがすごい」って言われたのを思い出して観た。確かにアクションすごかった。
あと、綾野剛が佐藤さんって年若すぎないかと思ったけど、ちゃんと佐藤さんの顔になってて役者はすごいと
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.6

悪役のトミーリージョーンズとジムキャリーコンビが狂っててとても良かった。特にジムキャリーのイカレ具合がいつも通り光ってた。むしろバットマンより、主人公っぽかった。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.7

オリジナル版の大枠を保ちつつ、スマホとかツイッターとか色々現代版のアレンジがあって面白かった

学校(1993年製作の映画)

4.0

不登校、外国人、不良、労働者、外国人など、「社会的弱者」と呼ばれる人々に対する山田洋次さんの暖かい視線が印象的。
特に、田中邦衛さん演じるイノさん。イノさんの人生は悲劇的だし、その境遇は決して「幸福」
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.6

下ネタがひどいので観る状況に注意。見所は下品でクレージーなデニーロ。でも、キメるところはしっかりキメる。カッコいい。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.8

これぞミュージカル映画!って感じ。ミュージカル苦手な人は最初から受けつけないと思うけど、好きな人は最初から心を掴まれる。
好きな台詞は「ママとパパの世界は玄関のドアまで。だが、お前ははるか先を見ている
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.7

カーボーイの衣装を脱ぎ去ることは青年をやめて大人になることを表しているのかなと解釈した。この映画がなかったら爆笑問題の深夜ラジオのタイトルは「ウーチャカ大放送」だったかもしれない....

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃな設定だけど、声出して笑っちゃった。
ストーリーは馬鹿馬鹿しいんだけど、壊れてしまった夫婦関係っていうテーマは「クレイマークレイマー」とか、最近ではネトフリの「マリッジストーリー」とかと共
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

3.4

ポルポトとかクメールルージュとか、何となく知ってたけど、具体的にどんな風にプノンペンから退去させられたのか、共同体での生活の実相など詳しくは知らなかったので、改めてショックだった。
生き延びた少女の視
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ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

3.7

最近Netflixで観た「ハイパーハードボイルドグルメリポート」の黒人ギャングの回と重なって色々考えさせられた。割と古い映画だけど、状況は大して変わってないのか...
生まれた場所とか人種とかによって
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.7

登場した瞬間から一目で「こいつはやばい」と思わせるアンソニーホプキンスが凄い。まさに、怪演。パロディ含め、後の色々な作品に大きな影響を与えてることを実感。
レクター博士がここまで魅力的なのは単なるイカ
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.3

難しかった...というか途中少し居眠りしてしまった....。戦闘シーンはショッキングだけどアニメならではの躍動感があって良かったと思う

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.0

Vは個人的に1番好きなヒーローかもしれない。こういう映画は永遠に残って欲しい。最近、コロナウイルス感染拡大防止の名の下、どうにも世界がきな臭い方向に向かってる感があるけど、そのタイミングでこれを配信し>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)

3.7

「人間は絶対に1人じゃ生きていけない。逆らっちゃいかん。人間は人間の運命に逆らっちゃいかん。そこに早く気がつかないと、不幸な一生を送ることになる」っていう志村喬さんのセリフは「男はつらいよ」っていう物>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.6

前情報なしで、何となくカイジ的なの想像して見たから意外だった。始まりと終わりが美しくまとまっていた。
男社会のカジノ経営で大きな成功をおさめる彼女に一度も恋愛描写がないってところが妙にリアルで色々示唆
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マイルス・デイビス: クールの誕生(2019年製作の映画)

3.2

ジャズに造詣深くないけど、なんとなくマイルスデイビスってドラッグで若くして亡くなってるイメージだったから晩年の姿とか結構衝撃だった。
回想してるみんなマイルスの声真似できるのじわる。

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.7

いい映画だった。ボストンマラソンの爆発事件のことはもちろん知ってたけど、詳しい犠牲者数とか逮捕までの過程とか全然知らなかった。
テロに対抗する手段として“愛”を強調していたのが印象的。憎しみの連鎖を断
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ウォリアーズ(1979年製作の映画)

3.8

単純なストーリーだけどスリルあってエネルギッシュで面白かった。マッドマックス見た時と同じ感覚。

フェイク(1997年製作の映画)

3.8

“上等”な映画だった。アルパチーノが憎らしいほどカッコ良い。浜辺ではしゃぐシーン好き。

地上の星たち(2007年製作の映画)

3.7

ストーリー的にはすごい好きだし、感動したけど、歌が流れるシーンがくどくて、「もう分かったから!物語進めて!」って何度も言いたくなった。そういうところもインド映画らしいけど...

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

精巧な特殊メイク&CG世代からすると最初は猿の被り物に違和感あるけど、見てるうちに馴染んでくる。ラストが印象的。

大統領の理髪師(2004年製作の映画)

2.0

終始どういう感情で見ればいいか分からなかった。登場人物の誰にも共感できない....
ただ、この時代の韓国の暗い雰囲気は充分伝わってきた。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.4

『クレイマークレイマー』思い出した。あれもそうだったけど、こういうのは子供が一番不憫で見てられない。

タグ(2018年製作の映画)

4.0

バカバカしいけど、最後こんなに感動すると思わなかった。男って本当にこうなんだよ...!
スタンドバイミーの違う結末を見てるようは気分だった。

リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

3.7

子供向けと見せかけて実は大人に刺さるやつ。
鈴木梨央さんの吹替で見たけど、本当に最近の子役は演技が上手いと思う。感動する。

マスク(1994年製作の映画)

3.4

Netflixにあったから観た。ジムキャリーももちろん良いんだけど、山ちゃんのハイテンションボイスが聴きたかっただけに、Netflixが字幕のみだったのが残念だった。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.9

前作も良かったけど、これもなかなか....。なんと言っても、演出がスタイリッシュでカッコいい。マジック習いたくなる。
前作はちょっと催眠術がチートっぽかったけど、今回は催眠術に頼り過ぎてなくて好感。

ウェインズ・ワールド(1992年製作の映画)

3.7

これが元祖YouTuberか....
ウェインの笑顔が素敵だった。なんでもありの映画。嫌いじゃない。

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.8

やっぱりギズモは可愛い。色々な展開があって面白かった。最後まで見せてくれたハルクホーガンに感謝。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.6

「個人的な偏見を排除するのはいつも難しい。しかも偏見は真実を曇らせる。私は真実を知らないし、誰にもわかるまい。」
この映画を見て思い出したのはインドの「群盲象を評す」の故事。誰にも真実なんて分からない
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スコア(2001年製作の映画)

3.0

デニーロとマーロンブランドが出てるっていうから見たけど、二人じゃなくてもいい感じ。

荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE(2011年製作の映画)

3.0

ドラマは好きだったけど、映画は見なくてもよかったかな....。
漫画の原作の終わりかたを実写でもやって欲しかった

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.7

これで沖田修一さん作品はだいたい見た。すごい面白い!ってわけではないんだけど、この人の映画に流れてる空気感が無性に好き。