ろーたすさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ろーたす

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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

今まで、ダニエルクレイグのカッコ良さだけを何となくで観た事しかなかったクレイグボンドシリーズ。
遂にフィナーレという事で、
劇場で観たい! ダニエルクレイグを!
という気持ちから、見返しました。
そし
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

ダニエルクレイグのボンド、
最高の最終作でした。

興奮と感動が入り混じっていて、
あっという間にクライマックス。
アクション要素も、ストーリーも、どれも良かったけれど、何より良かったのはダニエルクレ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.1

この映画は、他のどのヒーロー映画でもなく、20を超える作品を積み重ねて放ったエンドゲームまでの軌跡、その圧倒的下地のあるMCUだから描けた内容であり、
かつ、アメコミ原作でド派手でダイナミックなMCU
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.7

143分が長く感じなかったのは、アクション多めなのと、映像の美しさのおかげ。スクリーンなら尚のこと感動だったろうな。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.4

この映画がなんとも素敵な夢追い物語なのは、ザックとタイラーの対等な関係性のおかげだと思う。
タイラーが、ダウン症であるザックをなにか特別に扱う訳でなく、人対人で友情が築かれていく事に観ていて嬉しさを感
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アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

説明調なオープニングから、話分かるかな…といきなり躓いたけれど、ストーリーは分かりやすかったです。助かりました。

終盤にかけて緊迫感に拍車のかかる救出劇と、当時そのままなのであろうイランの景色。
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.5

瑞々しくて、爽やかで、甘酸っぱくて。
どこで停止してもポスターに出来る自然の中でのなんちゃって自給自足生活は、彼ら3人の心の高鳴りを最高なまでに映していた。

意固地であり、まだ大人になるには少し早い
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.8

シンプル。
派手派手しくしようとしてない乾いた雰囲気。

かつては刑務所…というザ・ロックでの使われ方で知っていたから、余計楽しめた。

RED/レッド(2010年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ強いじいちゃんばあちゃんよりなにより、そこに混じってワクワクしだす一般人約1名が飛び抜けて🤪です。

この手の思考停止アクション映画なら、全員死なずにいても良かったけど…、ガン患者設定だっ
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

自分にとっての大切な人や、大切な人が大切にしてる人への信頼や疑心。
信じていたのに裏切られた相手への怒り、
信じられなかった自分への怒り。

揺れ動く感情模様と、全員の演技力に圧倒されました。
3人の
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8

大迫力のSF映画つくったよ!
怪獣が暴れるよ!派手派手しい戦闘満載!
タイムスリップもするよ!家族愛もみせるよ!
世界も救うよ!

これだけの要素を詰め込んだハッピーセット、
設定が甘いのも目を瞑れる
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

クリントイーストウッドは、最後のシーンで何を表現したかったんだろう。

彼の作品は、なんというか、王道であり素朴な感じ。だからこそ、ストーリーに集中出来るから好き。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.2

土台であるこの斬新な世界観、ストーリーの運び、サスペンス要素の仕掛け方、パニックジャンルの中で揺らがなかった家族愛描写、そしてこれらを90分の短尺でまとめた監督の手腕。

面白かったー、ただ、映画館で
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ストックホルム・ペンシルベニア(2015年製作の映画)

3.4

結局彼女にとって、どうする事が前に進める方法だったんだろう。
17年という月日が、彼女と両親を、家族としての心の繋がりから引き離してしまった。
心の距離の詰め寄り方って、誰にも正解が分からないよなあ。
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.9

製作決定の情報リーク時の興奮は、ハリウッドゴジラの中で1番でした。待ち切れずに予告何回観たことか…。

内容については色々思うことはありますが、
久しぶりに劇場で映画を観れたので、それだけで最高でした
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.0

監督自らカメラを持って撮影したという長回しのカーチェイスシーンで心を鷲掴みされた。
リリース当初からアクションらの迫力が評価されていて、ずっと気になっていた作品。

これ、IMAXであれ。
このクオリ
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.7

スピンオフスーパーコンボといい、
最新作ジェットブレイクといい、
最近のワイスピは個人的にワクワクする予告に仕上がってるなぁ、
よし、最初から手出してみようかな、
と思い立って鑑賞。
(何故かスーパー
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彼女(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

きっとこの作品の価値っていうのは、
人からの評価によって決まるんじゃなくて、
これを自分の人生や価値観の中に置いてみた時に、決まるんだと思う。

この人のためなら人だって殺せる。
そう思えるほど愛する
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

最後、彼ら彼女らがめちゃくちゃ輝いてた。
後味が最高に良いです。
嫌なキャラがいないのも、その理由の一つなんだろうな。

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.2

パパがSASUKEして、M:Iのイーサンばりにビルに張り付いて、悪者と大乱闘しちゃう!
あり得ない展開を愛と筋肉で乗り越えるパワー映画!

ステーキ!ハンバーグ!!フライドチキン!!!
みたいな映画で
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

少年と馬のハートフルな冒険だと思っていた予想は大外れに終わりました笑
前半と後半の温度差が大きかった。
叔母と会えた最後を両手放しで喜べない程に、主人公の境遇は酷いものだった。
父親を亡くし、大切な馬
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.1

孤独になって初めて暮らしやすさを覚えたのに、周りに人が溢れていたあの暮らしでは感じなかった愛しさが、たった1人の少女との出会いと別れで生まれた。

うーん、エルファニングじゃなかったら途中で観るのやめ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ずっと待ち侘びてた期待を超えてきた!
Netflixありがとう!!

"高校生がカンニングする"
それだけのはずなのに、なんでそこらのスリラー映画よりハラハラしてるんだ??
なんでアクション映画よりワ
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.7

タイトル回収の流れが本気で泣かせにきてる。

娘が繋ぎ止めてくれたように映したのは感動的ではあるけれど、それがなかったらこの夫婦は離れたままだったのかな。
でも、この夫婦のように大切な人とすれ違って気
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.3

あらすじを観て、アイアムサムを自分の中で想定していた分、悲しい題材をコメディに染めようとする方向性がハマらなかったです。
コメディにしては、テーマが笑えな過ぎるし、
感動話として観ようも、おちゃらけた
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

忽然と現れた上弦の参、猗窩座。
圧倒的強さを前にした絶望的状況でも、心を燃やし、責務を全うした煉獄杏寿朗。
彼のその覚悟と熱量を、十二分に描き切った戦闘シーンは本当に圧巻だった。

煉獄さんの言う"人
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BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

3.3

最近の功績はガールズグループというより、世界アーティストのそれ。もう、1アーティストとして捉えていました。
ただ今回、容姿や歌唱力、パフォーマンス力以外のもっと本質的な中身の部分を覗く事が出来て、ガー
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

だから、親の無償の愛は号泣必至なんですよ。

良かった要素、シーンが多すぎてキャパオーバーしてしまう作品、久しぶりに観ました。

ビリーの、夢に真っ直ぐな眩しき少年像、
受け手さえもが何もかも忘れて観
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#生きている(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

高クオリティなゾンビと、デジタルネイティブ世代な主人公の行動に、韓国は器用に多要素を混ぜ込むなぁと楽しかったです。
…向かいの女性が出てくる辺りまでは。

途中からは、もうご都合主義と主人公補正がすご
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

意も介さず食事する家族の後ろをパンしながら、
親友が得意げに主人公のこれからのプロモーションについて喋るロングシーン。
嵐の前の静けさというか、団欒というか。

親や親友が示す、主人公への無償の愛。
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

作品通して季節は冬だったけれど、
特別最後のシーンからは、
寒さ、冷たさ、どこか悲しみすら含んだ寂しさ静けさ。そんな冬の温度感が心まで伝わってきた。心の奥がキュッと冷たくなった。

男性優位主義をぶち
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なぜ難しく感じて、観ていて混乱したのか。
私の場合、
彼氏の妄想話を、"妄想相手である彼女の目線"で紡がれるからでした。
だから見終わる頃にやっと、
「そうか。主役は彼氏、あなたなんだ。」
と気づくと
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.3

ミリーボビーブラウンの自由奔放な変装や行動、その型にハマらない彼女の性格を写したようなテンポの良い演出、更に19世紀イギリスの街並みと自然が加わる。
楽しむ手札としては十分過ぎました。

シャーロック
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