mikanさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

地下水道(1956年製作の映画)

3.9

1944年ワルシャワ蜂起末期、ある部隊の顛末を描く。
迷路の様に入り組んだ水道…酸欠、ガス、爆薬、外に出れば掃射、狂気…鼠の様に逃げ惑う生き地獄。
そして上手く逃げ延びても…。
反響する声や音が不気味
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マッキラー(1972年製作の映画)

3.8

田舎町で子供を狙う連続殺人事件が発生…小さな町の恐ろしさも描く骨太サスペンス。
フルチ、スプラッターのイメージだったので結構新鮮。ラストシーン強烈…!

原題は「ドナ◯ド・ダックを拷問しないで」。タイ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

凄い映画だった…
1923年のアイルランド…本土で内戦が繰り広げられる中小さな島で揺れる人間関係を描く。
英題のバンシーは死を予告する精霊。
コメディ要素もありつつ描かれる出来事が強烈。
結局ドミニク
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デ・ジャ・ヴュ(1987年製作の映画)

3.8

17世紀🇨🇭に実在した英雄ゲオルク・イェナチュ…暗殺の謎を追う記者が体験する「既視感」を描く。
過去に取り憑かれたように彷徨う男…ある鈴と共に17世紀と現在が交錯する不可思議な作り。
山々の見事な絶景
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13日の金曜日PART7/新しい恐怖(1988年製作の映画)

3.2

思ったより楽しかった!設定が面白い、人間関係も考えられている。

ノベンバー(2017年製作の映画)

3.8

11月「死者の日」を迎えたエストニアの村での恋愛模様を不可思議で不気味な世界観と共に描く。
死者や悪魔だけでなく『クラット』と呼ばれる万象に宿る聖霊の存在等幻想的な雰囲気の中でアニミズム的要素も強い。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ある出来事から心に深い傷を負った女性が田舎の村に短期滞在する…。
事ある毎にフラッシュバックする出来事、度々登場する林檎やたんぽぽの種が象徴的に映し出される。
女性蔑視の風習や考えが残る村と彼女のトラ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

元海兵隊員ジェイクの目で『アバター』のその後を描く。
現地民と人類、家族の関係にスポットを当てている。
船長とトゥルクンのシーンが何となく『白鯨』を彷彿させる。

RRR(2022年製作の映画)

3.8

1920年代🇬🇧統治下のインドを舞台に、軍に連れ去られた少女を奪還すべく暗躍する男と警察官の男の友情を描く。
時代背景が好き◎
動物入り混じるめちゃくちゃで派手、熱い乱闘シーン楽しい!そしてシータ超か
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ファントム・ミュージアム(2003年製作の映画)

3.8

まさにヴンダーカンマー…様々な人体にまつわる品々を見ていく。
医療目的のものから研究目的のもの、性的嗜好を満たすものまで様々な品を映し出す。

イン・アブセンティア(2000年製作の映画)

3.8

恐らく療養施設にいる女性が手紙をひたすら書き綴る。精神的にまいってしまった女性のよう。。

アナモルフォーシス(1991年製作の映画)

3.8

ラテン系なまり?の英語でアナモルフォーシスを語る。勉強になった笑

(1990年製作の映画)

3.8

上へ上へ登って女性に会いに行こうとしている…。レオノーラ・キャリントンやレメディオス・バロの作品のような世界観。

スティル・ナハト4 お前がいなければ間違えようがない(1993年製作の映画)

3.9

スティル・ナハト2の続編?同じ兎と女の子が登場する。
鍵穴から兎を覗き見て干渉しようとする謎の男は一体…。

スティル・ナハト2 私たちはまだ結婚しているのか?(1992年製作の映画)

3.9

動き回る兎とそれを気に留めない顔の隠れた女の子が大変不気味…。
デヴィッド・リンチ作品と通じる何かがある気がする。

スティル・ナハト 寸劇(1988年製作の映画)

3.8

この監督の作品に登場するキャラクターの造形どれも好きすぎる。

失われた解剖模型のリハーサル(1987年製作の映画)

3.8

暗い部屋に住む二人の男女?と白い空間を反復する映像。異形の怪物の造形が不気味で良き。

ストリート・オブ・クロコダイル(1986年製作の映画)

3.8

脳みそのない空っぽの人形達、埃を被り放置されたぬいぐるみ、手入れされていないショーケース、それらと対比されるかのように突然登場する肉塊…
原作を読みたい。

ギルガメッシュ/小さなほうき(1985年製作の映画)

4.0

素晴しい。陰鬱で不気味な世界観とピカソ作品のような男の行動が良い。閉じ込められている?彼が憂さを晴らしているのだろうか。

ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

3.8

かわいい笑
男の子が自分の頭の中身を得るために頑張る姿が良き。

人工の夜景(1979年製作の映画)

3.8

初クエイ兄弟作品。
陰鬱な雰囲気…トラムが聖堂の中を走る場面がすごく好き。

ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

3.8

同監督『アクト・オブ・キリング』の姉妹作品。
兄を殺した加害者に真実を問う弟の目線で悍ましい虐殺事件を追う。
どの人間も責任を感じない最悪な構造…そのメカニズムを垣間見る。

アベンジャー・オブ・スローンズ(2013年製作の映画)

2.7

結局どういうことなんだ…。
🇬🇧からの🇲🇹独立50周年記念映画!
14世紀後半のマルタを舞台に帰路に着く勇者達が立ち向かったある陰謀を描く。
ゲームの影響も何となく見えるベタな展開と表現と…色々ツッコ
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モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

3.4

戦慄の🇵🇾産シチュエーション・スリラー!
人をひいてしまい思わずその場から逃走した男…翌日の病院の夜警の仕事で次々と恐怖が襲い掛かる
罪と罰、因果応報的意識が垣間見える
ホラー初心者でも見れる!

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.8

凄い造形!世界感!アニメ!
特殊効果の神フィル・ティペットによるストップモーション。
人類最後の男が暗殺者を地下世界に送り込む。
地獄絵図…異形の怪物や狂気の世界に戦慄(相当人選びます、苦手な人注意)
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まさに「未知との遭遇」。ある日世界的に観測された謎の現象、UFO…その正体を探る。
とんでもないファンタジー的内容ながらしっかりリアリズムも感じる丁寧な作り!終盤の演奏による交信シーン素晴らしい。音楽
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サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

3.8

R18作品…グロすぎる。
ホドロフスキー節炸裂(なので人を選びます)。
酷いトラウマを抱えたサーカス団出身の青年が母と再会し…。
画面を覆う凄惨な場面、鮮血、鮮やかな美術が悪夢的。
DVDの特典映像で
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.8

亡命直後に襲撃され瀕死となった科学者を救うため、潜水艦ごと縮小し彼の体内に侵入、手術を決行する。
終始ハラハラのSF冒険譚…!
目眩く体内の幻想的で不気味、宇宙的なビジュアルイメージ!これは凄い。

夜よ、こんにちは(2003年製作の映画)

4.0

イタリア極左組織赤い旅団が1978年に起こしたモロ元首相誘拐暗殺事件を犯人一味の視点から描く。
題名はディキンソンの詩からの引用。
人質を、お互いを観察する揺れる眼、眼…迷いと分裂。
幻想的な音楽が象
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煉獄エロイカ(1970年製作の映画)

3.9

レーザー光線研究の権威である男と妻の元に「娘」だと名乗る少女が現れる…男は革命運動に参加した過去を遡る。
難解で前衛的な構成…山田正弘が脚本参加している。
他で見た事のない斬新なカットばかり、全画面キ
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ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960年製作の映画)

3.8

飛龍搭乗員の見た真珠湾攻撃からミッドウェー海戦までを描く。
東宝の豪華俳優陣を揃えたカラー映画。
山口多聞の終盤の言葉…虚しい。
監督自身20代で出征しており戦争への複雑な想いが見え隠れする。

マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.8

狂っとる良い意味で笑
アメリカに突如火星人が襲来、人々を襲い出すブラックコメディ。
悪辣で悪趣味とも言える描写が目立つ(苦手な人いるかも…注意⚠️)。
人間らしさに欠けた人間に扮した火星人が超良!◎

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.9

何がいいって肝心のトマトの描写が超雑なところw
展開早いし死因も理解できない超展開で全体的に意味わからんけど他のB級映画と比べても全然見れる方!むしろ好き。
時々入るミュージカルシーン謎すぎる笑

激怒(1936年製作の映画)

3.9

傑作!これは凄い、今こそ見た方が良い。
結婚間近の男が誘拐の冤罪をかけられ暴徒と化した人々に襲われる。
たちまち町中に噂が広まる恐怖。
そして被害者の地獄の底から湧き上がる様な憤怒…。
題名があらゆる
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ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

3.8

ゲイを公言し当選したカリフォルニア初の市政執行委員で、後に暗殺されたハーヴェイ・ミルクを追うドキュメンタリー。
彼らが勝ち取ろうとした「権利」は今本当の意味で手に入れられているのだろうか…。