飛龍搭乗員の見た真珠湾攻撃からミッドウェー海戦までを描く。
東宝の豪華俳優陣を揃えたカラー映画。
山口多聞の終盤の言葉…虚しい。
監督自身20代で出征しており戦争への複雑な想いが見え隠れする。
狂っとる良い意味で笑
アメリカに突如火星人が襲来、人々を襲い出すブラックコメディ。
悪辣で悪趣味とも言える描写が目立つ(苦手な人いるかも…注意⚠️)。
人間らしさに欠けた人間に扮した火星人が超良!◎
何がいいって肝心のトマトの描写が超雑なところw
展開早いし死因も理解できない超展開で全体的に意味わからんけど他のB級映画と比べても全然見れる方!むしろ好き。
時々入るミュージカルシーン謎すぎる笑
傑作!これは凄い、今こそ見た方が良い。
結婚間近の男が誘拐の冤罪をかけられ暴徒と化した人々に襲われる。
たちまち町中に噂が広まる恐怖。
そして被害者の地獄の底から湧き上がる様な憤怒…。
題名があらゆる>>続きを読む
ゲイを公言し当選したカリフォルニア初の市政執行委員で、後に暗殺されたハーヴェイ・ミルクを追うドキュメンタリー。
彼らが勝ち取ろうとした「権利」は今本当の意味で手に入れられているのだろうか…。
ジョージアの山村を舞台に、代々伝わる癒しの水を守る一家の娘を描く。
時の流れ、関係、変わっていくものを繊細に表現。
台詞、BGM少ない静かな雰囲気の中丁寧に美しく映し出される山々や水、炎、人々の営みに>>続きを読む
九州から始まり日本各地の廃墟にある「扉」を閉めていくロードムービー。
物凄く丁寧に物語や人々、土地、記憶、起きた出来事を描写している…。
出てくる神様や設定が凄く日本的。
新海作品で一番分かりやすくて>>続きを読む
MCUマラソン再開という事で…。
現代に復活したキャプテンアメリカを描く。
アクション派手で楽しい!スティーブ、真面目で嘘つけない性格が良。
良映画。東京に住む二人の立場の違う女性を描く。
どうしても美紀の方に共感してしまうけど、華子ちゃんの苦しい立場も色々と考えさせられた…。
美紀のさっぱりした性格が好き。
北マケドニア首都スコピエの集合住宅の上層と下層に暮らす人々を描いた群像劇。
カイマックは北マケドニアで良く食べられるクリームで牛乳の上澄みから作られるそう。監督曰く最善の選択を取ろうとする人々を描いて>>続きを読む
死者の国と思われる廃墟でスターリンやヒトラー、ムッソリーニ、チャーチルらがある扉の開錠を試みる。
残存する彼らの映像を加工し、いかにも本当に会話しているかのよう…映像美に驚嘆。
もっと彼らの所業や人と>>続きを読む
⚠️R18作品です
何を見たんだ私は…。江戸時代の町絵師宮川長春らと御用絵師狩野春賀らの間で実際に起こった殺傷事件を背景から結末まで描く。
史実を大分誇張し(狩野派好き怒るのでは…)描かれる刃傷沙汰に>>続きを読む
溝口健二の同名映画とは全く異なる物語…。歌麿の元にやってくる女性達と彼の関係を描く。
こちらの映画では女性を美しく描く歌麿に惹かれる女性達を描いている。
時は江戸、「写楽」殺しの罪で処刑されようとしている女郎の身に一体何が起こったのかを回想する。
物語の設定も美術も斬新!浮世絵が飛び出たようなセットが前衛的。
このレビューはネタバレを含みます
未亡人マルリナの非道な行為への抵抗と惨劇、カタルシスを描く。
美しくのどかで静かな風景と巻き起こる惨事のコントラストが見事。🇮🇩の文化や風習が分かればより楽しめると思われる。
『許されざる者』をかなり>>続きを読む
前作忘れてた&色々ツッコミどころはあるけど面白かった!
伊坂幸太郎原作!東京発京都行の新幹線内、ブリーフケースとある男の死を引き金に大騒動が巻き起こる。
途中途中概ね原作と近いが大分脚色されてる。原作に思い入れある方は、別物として楽しんだ方が良いかも…。>>続きを読む
ルノワール映画で一番好きかも。ある上流階級の人々の恋愛模様を描く。叙情豊かに繊細に、かつ悲劇的に、ある出来事に収斂する様が美しい…。
とある脱走兵と女性の関係を描いた映画。まさに詩的リアリズム…。ペシミスティックで皮肉の混じる厭世感と美しい映像が見事。
シャネルがストラヴィンスキーの音楽に惚れ込み滞在場所を提供した二年を描く。
長い人生の中では一瞬にも思える刹那的な関係を美しい映像と旋律で表現。
バレエ・リュスの面々も度々出てくる◎
ココ・シャネルの出生からカペルの死までを淡々と美しい映像と共に描く。
恐らく物語の流れや設定が一番史実に近いのは1981年の『ココ・シャネル』だが、この映画では低い身分の女性が当時受けたであろう扱いを>>続きを読む
シャネルの半生とWW2戦後の復活を、シーンを反復させつつ描く。
彼女の仕事と女性の自立を特に強調して表現している。
度々登場するライバルのポワレの描かれ方に若干悪意を感じる笑
ココ・シャネルの生い立ちからファッションでの成功、WW1、カペルの死までを描く。多分シャネルの伝記映画で一番史実に近い(シャネルの目の悪さにカペルだけが気付いていた、というエピソードまで入っている)。>>続きを読む
1986年当時の目線でココ・シャネルを振り返る。カール・ラガーフェルドが若い…!
その時代にマッチしたデザインを見事にデザインする時代感覚の鋭さ…。
かっこよすぎる、到底この境地には辿り着けない…。
1920年代のパリを舞台に、贋作の仕事を頼まれた売れない🇺🇸人画家を描く。
美術好きにはショッキングな場面も…お洒落で皮肉も効いてる。
ヘミングウェイ、ガートルード・スタイン、アリス・B・トクラス…キ>>続きを読む
ようやく試聴…一部にはカルト的人気のあるリンチ版デューン。
ヴィルヌーヴ版と比較しても登場人物や美術デザイン等に悪辣さ、悪趣味が目立つ…私は好き。
登場人物の思考がアニメの様に音声で表現される驚き。
このレビューはネタバレを含みます
ハリウッド唯一の黒人経営牧場…ある日雲に覆われた謎の飛行物体を発見する。
加虐者と被虐者、支配と従属の関係を暗喩的に節々に描く。ゴーディは被虐者の象徴ではないだろうか(アジア系のリッキーがわざわざゴー>>続きを読む
本当にやりたい事が分からないユリヤの20代後半から30代前半にかけての出会いと別れを描く。
『ドライブ・マイ・カー』とアカデミー賞を競った作品。
ロマンチックで夢のような演出が彼女の心情を見事に表現。>>続きを読む
楽しかった!前作ちゃんと見直してくれば良かった……
脳神経学者が昏睡状態の女性の脳神経と自分を接続する実験を行う…脳を通じた彼女との交流は彼の妄想なのか彼女の記憶なのか。
凝った美術に音楽、痛み、夢、エロス、死…素晴しい。
デヴィッド・リンチ映画好きな>>続きを読む
終戦末期の昭和20年8月中旬、特攻隊員となった青年を描く青春映画…全編に漂うアンバランスさと虚無感…。
皮肉が強烈に効いており戦争に対する屈折した思いが描かれる。
ATG製作なだけあり前衛的表現もある>>続きを読む
凄すぎる、この映画が無名の意味がわからない。
町山智浩のトラウマ映画館で紹介された一作。
足腰の悪い裕福な中年女性…自宅のエレベーターが故障し一人閉じ込められてしまう
その間にならず者達に目をつけられ>>続きを読む
ダークで不条理なユーモア漂うチェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグの巨匠ヤロミル・イレシュ監督作品。
シュルレアリスム的不可思議な世界観と可憐な少女、絵画のような美しいカットにうっとり。
原作読まない>>続きを読む
リビア独立の父ムクタールがいかにムッソリーニ政権と戦ったか、その晩年を描く。
カダフィ大佐が制作に深く関与している。
主演は『ザ・メッセージ』と同様アンソニー・クイン。
イタリアでは一時上映禁止の騒ぎ>>続きを読む
黎明期にリュミエール兄弟やメリエスと並びパイオニアとして活躍した忘れられた女性監督アリス・ギイに迫るドキュメンタリー。
何故ここまでの傑物が歴史に埋もれた…。
錚々たる監督らの言葉にも注目。