mikanさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

『哭声』のナ・ホンジンがプロデュース!ある女神を崇拝する村で少女が何者かに取り憑かれた…事件を追うモキュメンタリー
カルマ…アジア的世界観に戦慄。
原題は「媒体」念頭に見た方が良いかも。

8時15分ヒロシマ 父から娘へ(2020年製作の映画)

3.8

19歳で被曝した男性の人生を伝えるドキュメンタリー。
地獄のような想像を絶する体験を当時の記録写真と共に映し出しつつ、それを乗り越え「許す心」を描く。
でも懐中時計の一件酷すぎる…。

呪詛(2022年製作の映画)

3.6

POVで、ある地下道に行ってしまった女性とその娘、周辺に何があったのかを語る。ちょっと低予算感が目についてしまった…。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

まさかグッチ家でこんな事件が起こっていたとは……。歴史上貴族間で行われていた権力争いを現代に焼き直したらこうなりそう、という印象。
ガガ様思ったより演技できる&美人で驚き。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

赤ちゃんブローカーとして暗躍する男達と赤ちゃんを連れ戻しに来た母親が出会い…養父母を探すロードムービー。
ブローカー、母親、警察それぞれの想いが丁寧に描かれる。
IUこんな演技できるんか!

宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)

3.7

岡本太郎デザインの宇宙人を見たくて鑑賞。
空飛ぶ円盤が散見される中、日本各所で謎のヒトデ型の宇宙人が目撃される…。
中々設定も面白い!

ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

3.8

元ネタは『鏡の国のアリス』に登場する「ジャバウォックの詩」。
舞台は中世🇬🇧、巨獣のために荒廃する国を何とかするために騎士を選出するが…。
「モンティ・パイソン」のギリアムが監督を務める不条理コメディ
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ドンバス(2018年製作の映画)

3.8

2014-15年、ドンバスで起こったウクライナ軍と分離派の紛争を13のエピソードを連ねて描く。
各エピソード実際の出来事や事件を基にしているそう。
これコメディなんですか…ブラック&ショッキングすぎて
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パトリオット(2000年製作の映画)

3.7

アメリカ独立戦争の映画初めて見た…家族を守る男の目線で戦争を追う。
主役がアメリカ民兵のため国王軍のイギリスとの対比が際立つ。
戦場の残忍性、非道を強調した内容。
エメリッヒ映画だけありエンタメ性あっ
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処刑人ソガの凄まじい人生(2009年製作の映画)

3.8

主演ペレスの実体験がベースとの事…凄まじすぎる。
殺された父親の復讐のために国の雇われ処刑人を続ける男が「正義」の在処に苦悩する。
初めて見たドミニカ映画🇩🇴
音楽が洒落てて映像もカッコ良い。
強盗に
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パキスタン・ゾンビ(2006年製作の映画)

3.7

若者達がコンサートに向かう道中、水質汚染も騒がれる「地獄の地」に迷い込んでしまう…。
あまり聞いたことのないパキスタン製ホラー!
所々で流れる音楽や生活感がパキスタンらしくて良。
設定や物語が結構社会
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三面夢姿繪 -みつおもてゆめのすがたえ-(2000年製作の映画)

3.8

スランプに陥った三人の画家(藤島武二、竹久夢二、伊藤晴雨)の元に、お葉というモデルが現れる。それぞれの元にいるお葉は見た目も性格も三者三様で…というサスペンス仕立て。
史実は上記三人の元でお葉がモデル
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およう(2002年製作の映画)

3.8

エンタメ性あって楽しい!
作風が全く異なる夢二と晴雨を対にして進物語も面白い。
元々晴雨とお葉のお話を作る構想だったため、晴雨の登場が多いよう。

竹久夢二物語 恋する(1975年製作の映画)

3.7

竹久夢二とたまき、彦乃の関係を、当時の社会情勢を交えて描く。
分かってても彦乃のお父さんの気持ちを思うと悲しすぎる…。
東郷青児の名前が「東上」になっていたのは、まだご存命だった東郷青児を気にしてだろ
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夢二 愛のとばしり(2015年製作の映画)

3.7

竹久夢二とたまき、彦乃の関係を描く。何となく知っていたけど、こうして映像で見ると本当にドラマのような恋愛模様…。
たまきの情念が恐ろしすぎる。

ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.8

人間の身体を乗っ取り暗躍する異星人を追う警察官とFBIのお話。
『ゼイリブ』を少し思い出す内容(この一年後の公開)。
ギャラガー、ツイン・ピークスのクーパーと似てると思ったらこれが原点だったんですね。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

何故か記録できてなかった…。
マーヴェリックが新世代パイロットらによる高難易度ミッションを成功へ導く為に教官として「トップガン」に戻ってくる。
時と共に前作から変わったキャラクターを見る事のできる正統
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

井上泰幸展行ったので早速視聴。ものすごい労力で作った美術セットが映画の中では一瞬で破壊されてしまうものなんだな…と改めて感じた。
ラドンの最期の演出切ない…。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

完全にウルトラマンファンのウルトラマンファンによるウルトラマンファンのための映画。各所にオマージュが散らばり、原作見た方が100倍楽しめる。
実相寺アングルを多用したカットにドキッとする。

地獄(1960年製作の映画)

3.8

もうぐちゃぐちゃ…。
罪の意識を抱える人間の苦悩と地獄の責め苦を描く。
同級生の田村がダンテ『神曲』の悪魔のような立ち位置だったり、日本だけでなく西洋の宗教観?も表現されているよう。
アヴァンギャルド
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霊幻道士(1985年製作の映画)

3.7

なかなか面白かった!先に幽幻道士見てしまってたけど……
幽☆遊☆白書とからんま1/2のルーツはここにあるの?

ミッション(1986年製作の映画)

3.8

1740年代の南米パラグアイ…🇪🇸🇵🇹領境で暮らす先住民とイエズス会宣教師らを描く。
当時の両国の関係もイエズス会が西欧全体で苦境に立たされていた事も知らず…。
モリコーネの音楽が重厚で素晴しい。

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.8

これはすごい!ある山小屋で呪文の録音されたテープを流した若者達の惨事を描くカルト映画。
悪夢すぎる…同時代のホラー映画と比べ丁寧に人物の内面や危機的状況での変容に迫ってたり戦闘も生々しい…表現も悪魔的
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

中々面白かった。何よりもまず映像が凄い&凝ってる…劇場で見るべきだった……。
物語もテーマ性が好き。後悔の過去と「時間」「摂理」の狭間で揺れ動く…。

13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!(1986年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前作の続きではなく前々作からの続き?という印象。メタ的コメディ要素もあって面白かった!

椿三十郎(1962年製作の映画)

3.8

恥ずかしながら初鑑賞、、
ある社殿に集まった9人の話を聞いていた浪人。縁あって彼らを助けることになり、大きな騒動に巻き込まれる事に…。
今見ても超面白い!多くの映画や漫画、アニメの原点のような作品。
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

色々ツッコミどころはあるけど面白かった!
バットマンシリーズは薄暗さとガジェットのかっこよさがすごく好き。首の爆弾や犯人からの暗号等、現実の事件を思い出させる。

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.8

これはすごい‼︎「スキャナーズ」と呼ばれる超能力者達の闘いを描く。
頭部破裂にテレパシー、洗脳、幻覚、発火……当時物凄く斬新だったと思う。
AKIRAの連載開始が1982年との事、参考にしている気がす
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.8

パリに行くために嫌々ファッションモデルになった女の子とカメラマンを描くミュージカル映画。
お洒落な映像にダンス、ジバンシィ…。
オードリーが信じられない程可愛い。
ラスト敢えて昼の演出なのは心理的表現
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闇のあとの光(2012年製作の映画)

3.8

メキシコの山村に暮らす若い夫婦と子供達…ある日事件が起こる。
平穏でありふれた日常を生々しく美しく描きつつ、自然と人間の生、性、死を映し出す。
マジックリアリズム的カットが悪夢的で鮮烈。

OK牧場の決斗(1957年製作の映画)

3.8

1881年OK牧場の決闘を題材にした西部劇
流石スタージェス監督、エンタメ性あって見やすい&分かりやすくて楽しい!
この映画に出てくるリンゴオ、駅馬車のリンゴ・キッドと同じモデルなの?衝撃なのですが…

荒野のガンマン/致命的な仲間(1961年製作の映画)

3.8

元北軍の男が、誤って殺してしまった子供の埋葬のために、父親の葬られた廃墟と化した街へ向かう。
音楽と相まって哀愁感が素晴らしい…。

コマンドー ディレクターズ・カット版(1985年製作の映画)

3.7

面白かった!4分の3くらいシュワちゃんマッスル映画だった笑
作中あれだけ人を殺す主人公に、人を殺し過ぎてると言わしめるベネットは何者…。

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.8

カーペンターレトロスペクティブにて。映像凝ってて美しい。アルジェント作品を思い出す。