ルーク大佐さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ライド・アロング 相棒見習い(2014年製作の映画)

3.3

ついつい見ちゃったが、めちゃくちゃギャグがおもろいってわけではない。
たぶん黒人界隈ではこれでいいんだろってとこ。
なにげに脇役は手堅くかためている。
まあまあかな。

ビッグゲーム 大統領と少年ハンター(2014年製作の映画)

3.0

『SISU/シス 不死身の男』の監督作ってことでコレを見始めたが、何で見ちゃったんだろー感が強い。子供向けアクションか。

オチはあれで許されるのかな。
ドラマシリーズじゃないんだから。
投げやり感満
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バッド・トレジャー(2021年製作の映画)

2.5

スコット・イーストウッドとメル・ギブソンが出演しながらもこのレベルの作品に終わってしまうとは・・この監督はもうまともな仕事来ないんじゃないの。

メル・ギブソンのキレ芸アクションがないのがもったいない
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

手軽に見れるホラーアクション。
多くの人が続編を希望する話だが、すでに第2弾の制作準備に入ったというニュースもある。

スクーター姿やウイスキーをガブのみするガブリエル神父がかわゆい。あの巨漢のラッセ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

フラッシュというキャラには、脇役でお調子者でやかましい等身大のヒーローイメージを持っていた。バットマンとスーパーマンの影に隠れた存在なため、正直そんなに食指が動いていなかった。すでにドラマ版でも目にし>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.8

10年くらいまえに見てから久々の再見。
数あるタイムリープモノの中でも良作のひとつ。
このパターンを大予算でつくったのがトム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』。

本作はストーリー自体
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新しき世界(2013年製作の映画)

3.5

10年前に見たのならばもっと高評価だったかも。
昭和のやくざ映画 by 韓国ってとこでしょう。
今だったら脚本にヒネリを加えるだろうね。
女性キャラの存在感が薄かったかなあ。ちょい長い。

トゥ・ザ・サミット:絶壁のレース(2023年製作の映画)

4.2

いかに早く登るか。
世界の山々で登攀スピードを競いあう2人のアルピニスト。
ロープはなし、ヘルプもなし。単独フリースタイルがルールだ。

2番じゃダメなんだよ、1番にしか意味がないーー。
これが彼らの
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

20年ぶりくらいに観たが、エンタメ視点で単純に楽しめた。
マイケル・ベイお得意の下から煽りカメラ&スロモ&感傷的音楽を何度もやってた。最近作『アンビュランス』でも同じ方式で撮ってるから、そこはいまでも
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

『スパイダーバースシリーズ』は、イエス・キリストをモチーフとする『マトリックス』のように、スパイダーソサイエティの救世主誕生系ストーリーになるのではないかな。来年公開の第3作が楽しみだ。

アニメ映画
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.1

久々にシリーズ再見。
映画化されたラングドン教授シリーズの『ダビンチコード』『インフェルノ』『天使と悪魔』をエンタメ視点でランキングすると、、

ダビンチコード=天使と悪魔>>インフェルノかなあ。
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.8

久しぶり再見。劇場公開時の印象はまあまあ。サスペンス度は高く、土壇場のドンデン返しちゃんと用意されている。

ダン・ブラウンの小説はジェフリー・ディーヴァー同様、ほぼどんでん返しがある。たいてい2回く
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.2

10年ぶりくらいに再見。映画公開時に見たときも原作小説を読んだときも夢中になるほど楽しめた。歴史ミステリーの傑作。

敬虔なキリスト教徒は受け入れにくいテーマなため、世界各国で非難が巻き起こった。日本
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ジャッカス FOREVER(2022年製作の映画)

3.5

おっさんがカラダを張って無意味(?)なボディアクションに挑む姿をみて、涙が出るほど笑った。特に前半は笑いっぱなし。
かなり下品で卑猥なシーンが連発するため、要注意。
吐き気をもよおすこともある。
彼ら
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.0

ドッグヴィル。そこは教会も学校も選挙(民主主義)もない村。
文字通り舞台は片田舎の「犬の村」で起こる。
何らとりえのない、世界に見放されているような場所である。

自分の欲と願望のみを求める村人。
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

ロアルド・ダール短編4作のうちでは、ストーリーのテーマが一番おもしろいが、超能力シーンの見せ場が本作では大幅にカットされているようだ。

映像では背景や演出など小細工を多用しているが、他3作のような自
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.8

過大な期待をせずに見始めたが、シチュエーションスリラーの良作の部類に入る。政情不安による国外脱出は昨今の移民、不法入国問題を背景にしたもの。もっと実力派監督がメガホンを握ったら傑作に仲間入りしたのでは>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

2.9

『毒』『ネズミ捕り』に続いて『白鳥』を見た。
ウェス&ロアルドの組み合わせは、どうも好みに合わない。

映画やドラマは脚本を重視しており、作り手の手抜き感や観客への配慮のなさがみえるとクリエイターとし
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.5

ネズミ捕りのプロになるのはネズミの行動様式を知らねばならず、「ミイラとりがミイラになる」(ちょっと違うか…)ように、彼は外見や歩き方や気質までネズミと同化していった。

ネズミ同様、ネズミ捕りは人々に
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(2023年製作の映画)

3.0

「オオカミが来る!オオカミが来る!「地震が来るから逃げろ!逃げろ!!」と言って、恐れる出来事が起こらなかったら、本来は良いことなのに、その語り主は嘘つきと批判され、周囲の信頼を失う。

本作はこういう
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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.6

30年くらいまえのデテクティブストーリーのような映画で、最近はあまり見かけないオチだった。一時期こういう話はよく見かけた。

刑事ベニチオは寡黙でもっさりとした動きで容疑者に会うときも威嚇はせず、丁寧
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モービウス(2022年製作の映画)

3.3

ファンの間で不評なのもわかる。
マルチバーズの世界観を期待する人は拍子抜けだし、
CGアクションも期待倒れだし、これはちょっときついかもね。

2000年くらいのB級吸血鬼風映画・ドラマをみたようなイ
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沈黙の艦隊(1995年製作の映画)

3.8

映画公開に合わせて25年以上前のアニメ作を見た。
これに続いて60分枠の続編が2本ある。
3本合わせて見ると、これからNY国連総会に向かうところまでが描かれる。

バトルシーンはいくつかあるし、アニメ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

『夕陽のガンマン』+『座頭市』+『ウォーキングデッド』などのキルアクションが3時間ぶっ続け。ストーリーはあってないようなもの。今まで見たことのないアクションに度肝抜かれた。

『マリグナントー狂暴な悪
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

4.0

20年っぷりに見たが、やっぱおもろい。思い出補正のポイント。
映画館で見たときも興奮した記憶がある。
特にわが身を犠牲に大統領を守る姿に。
その後のアクション映画にも影響を与えたかと。
『クリフハンガ
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キリング・ガンサー(2017年製作の映画)

3.0

シュワちゃんはこんな映画に出演していたんだ。
監督主演タラン・キラムの奥さんは『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のコビー・スマルダーズか。マッチョ系美人だよね。

さてモキュメンタリ
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セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

4.0

デヴィット・ローリー監督作『グリーンナイト』がツボったので本作を見たが、好みの映画だ。終始ほの暗く、ほの明るい光線の中で撮影され、音楽と映像シーンとのマッチングが絶妙であり、かなり地味な脚本だが傑作ク>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.6

本作は栄光の「ロッキー・サーガ」に連なるが、スタローン監督・脚本・出演もないのだからマイケル・ジョーダンは相当なプレッシャーで臨んだことだろう。その気合いは果たして良い方向に作用したのか。

スタロー
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.0

騎士、騎士道と称するものに欧米の歴史マニアや知識階級がどんな憧れやレスペクトの念を持っているのかを見せつけたような話だった。

ほとんど事前知識なしで見たため、いきなり原作は作者不詳で舞台は700年前
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.6

ずっとリストに入れたままにしていた作品。
大画面で集中して見る類の映画だ。音響や画面幅で鑑賞後の印象がかなり変わってくる。

タイトル『ファースト・マン』だが、アームストロングの名前は世界中に知られて
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アサルト33 要塞病棟(2021年製作の映画)

1.2

マイケル・ジェイ・ホワイトはファイトなしでマーク・ダカスコスは見せ場がほとんどなしのアホテロリスト。格闘シーンも学園祭レベル。
これ映画館で公開したのならば、アイタタ、トホホレベル。

スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

3.8

映画やドラマで女優の危険なアクションを代わりにやってきたスタントウーマンの内奥に迫る良作ドキュメンタリーだ。

『インディージョーンズ』『バックトゥザフューチャー』をはじめ『スピード』『トゥルーライズ
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伯爵(2023年製作の映画)

3.8

「もしも独裁者ヒトラーが〇●だったら…」「米国大統領が宇宙人だったら…」のようなチリ産改変ストーリー。政治ネタで攻めると重くなりすぎるからなのか、現代の若者も興味を持てるようにバンパイアをかませてきた>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

女性指揮者TARは世界最高峰のオーケストラのウィーンフィルと双璧のベルリンフィルにおいて、首席指揮者の地位にのぼりつめた。それまでの音楽界は男性優位で女性指揮者は飾り物にすぎない扱いを受けてきたと批判>>続きを読む

ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

2.8

モー、やかましインド人が
水牛追いかけ猪突モー進。

ヒンズー教徒がメジャーのインドでは牛を聖なる存在とみなすから、キリスト教徒が比較的多い南インドだから成立した話。

ラスト10分は度肝抜かれたが、
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.6

最後の方はマイケル・マン監督『ヒート』みたいになってる。
ドニー・イエン主演作はたいてい勧善懲悪ストーリーなので単純にアクションを楽しむもの。ときおりチャイナ流の政治プロパガンダを挟み込む作品はあるが
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