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一つの謎をあばくと更に大きな謎があった、ミステリーエンタメ的な構造。
属性の効果で勝つ、と終盤が少年漫画チックで何か笑えた。前半のトーンの方が好み。
墓、風水、そしてその国特有の話をエンタメ作品とし>>続きを読む
試写会にて。創作と作者の2パート進行で、どちらも一つの作品として作れるぐらいの内容だった。エンタメとヒューマンドラマどちらも楽しめてお得な気分。
でも2パート進行はどうしてもテンポの悪さやキャラへの>>続きを読む
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開始早々の説明台詞だらけに微妙かと思ったけど終盤の試合、初めの一打までの沈黙が良かった。「え、大丈夫?」と不安になるぐらいの長い間は良い。
レジェンド役者が無名の役者に負ける作中作は攻めすぎな内容と思>>続きを読む
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IMAXで見たけど迫力あって良かった。主人公たちが向かう場所というドラマ上の目的地設定や観客が感情移入しやすい新米キャラの存在と思っていた以上に見やすい、分かりやすい映画。最後は憧れの人の死を撮る、と>>続きを読む
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いい話風に終わったけど、2回目の作戦が「本気でそれでいいと思ってる?」と引っかかった。適材適所とはいえ自分の身内に違う子を会わす夫はドン引きだと思う。
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どの話も皮肉や純文学的な味わいで好み。
ラストの良さから2話が一番好き。
自分は、男が女と同じ「動物」になれたことで二人は出会えたと解釈した。
こういったマニアックな映画が配信限定とかではなく映画館>>続きを読む
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一歩間違えたらバラエティー番組企画のツッコミありきのドラマにしか見えないところ、そうは見えなかったのは映像の強さからだと思う。モニターの音は雰囲気があって良い。最初から最後まで緊張感あった。佐野くんが>>続きを読む
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「私が嫌いだから会おうとしない」
「弱っている姿を見せたくなかった。絵のプレゼントという理由を作ることでようやく会えた」といった流れが心に来た。
そして、ラストの長回しの為に今までがあったような映画>>続きを読む
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炎の感じや終盤のハラハラの煽り感がテレビドラマみたいなの以外は全部良かったと思った。
ベルトコンベアの音が雰囲気あってよくて、冒頭から謎の暗号を見せると掴みも良い。ファウスト、とゲーテ作品を匂わせる>>続きを読む
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BGM、アクションの感じが好き。女性が手塚治虫漫画に出てきそうな、男性を導くミューズぽくて良かった。終盤の迷路みたいな路地も雰囲気あって良い。暗い青年漫画が原作と嘘言われても納得できてしまう。
見る>>続きを読む
期待していた通りの良さでよかった。こういうタイプの作品で誰が誰かなど混乱せずスッと観れたの初めてかもしれない。端的なテロップにある種のゲーム的説明映像、そして各陣営のアイコンとなるキャラクターのハッキ>>続きを読む
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映像、特に冒頭が古い傑作アジア映画感があってテンションが上がった。さりげなくする行動に『エドワード・ヤンの恋愛時代』を思い出したりもした。そう思えば意表を突く映像演出もあったりと楽しい。監督の作品を初>>続きを読む
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キャラクターが強い映画。続編や何らかのユニバース内のゲストキャラとしても作れそう。原作を知っていても原作の確認にとどまらず純粋に楽しめた。
漫画と映画、両方ともならではの良さがあった。一枚絵的な良さ>>続きを読む
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冒頭が雰囲気あって大好き。映像の感じが古典名作チック。
墓を荒らす者達、場所の再利用する達と対比が効いている。
夢の途中で目覚めるのを何度も繰り返してからラストの夢の続きが良い。赤い糸といいロマンチ>>続きを読む
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ひき止めたくて結婚を申し込むのは、漫画のある種の軽さなら受け入れられたかもしれないけど生身の実写だと受け入れにくい。
ラストの答えあわせな感じで「二人は運命」みたいなのを付与していても、「そこまでの仲>>続きを読む
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日常系なトーンかと思いきや強い掴みだったのが印象的。謎の男や謎の名前、情報開示の配置など前半はエンタメ性が高かった。
「不在」を使うことで様々な象徴を表現しているように感じた。例えば車。父親が車のキ>>続きを読む
淡々として刺激的。過去話の挿入が多用されているけどパートの切り替えが印象的、引きが強い所でなるからかったるくなかった。
どの人物の説明も過不足なくて地味に凄い。
終わり方に秀逸なCMみたいな洗練さを感>>続きを読む
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よくある恋愛ものかと思えば両親の問題が重なり「選ばれる、選ばれない」のヒューマンドラマの映画だと分かった。
双子のダブル主人公もあって物語上のポジティブとネガティブがコロコロと動き、最後まで飽きずに見>>続きを読む
愛想笑いはやり過ごすだけではなく自分を犠牲にしているのが伝わる映画。そして当たり前だけどやり過ごせた後にも人生は続くという事も。
人間描写が面白い(興味深い)からあらすじだけ見てわかった気になって見な>>続きを読む
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曲が良かった。
ラストは普通に考えたら過去話が今後描かれる匂わせとかに思えたけど、あそこだけ浮いているというかスッキリしない終わり方で好きじゃなかった。作り手の考察してもらおう感もどこか感じた。
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どこかで見たことある既視感ある展開で好みではなかった。
ある種の「推し」による想いから、というのは現代性があるけどキャラクター自体に面白さを感じなかった。特にアンナに関してはほとんどが気を失っていて感>>続きを読む
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脚本の書き方みたいな本に参考として載りそうなぐらい巧い脚本と感じた。絞った数人だけの話、洗練された会話、多面的なキャラクター像。嘘をつかないからの生徒のために嘘をつく、という流れはベタながらも綺麗な構>>続きを読む
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エンタメ作品ではないけど、物語上のポジティブとネガティブの動きがくっきりとしていて最後まで集中して観た。
娘をママと呼ぶ母親の人物像が興味深かった。実は母親には辛い過去が、みたいな展開が無かったのも>>続きを読む
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試写会で観た。物語の目的地がはっきりとしていて見守るような思いで観た映画。正解のないモノだからこその、制作途中で「これで本当にいいのか?」と迷いが生じる過程に強く共感した。
想像のシーンがあるけど過>>続きを読む
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腕を出した服にたいして「今を生きる女」みたいな皮肉(似合ってないというメッセージ)?の台詞が印象的。
bgmが昔の作品のように感じさせる。ラストは知れば知るほどよく分からなくなった、という解釈をした。>>続きを読む
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最後まで集中力途切れなかった面白さで純粋に凄い。学校というある種の箱の中で未確定の事を事実として報道するなどの事、「社会」を表現していた。
そして犯人探しの話ではなく人間の情緒、ヒューマンドラマなのが>>続きを読む
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原作通りで、物語を確認した感覚。「背中を見て」タイトルからの後ろを振り返り、サインが入った服を発見は綺麗な構成だと再実感した。
スーと読める漫画の時は思わなかったけど、「引きこもりの娘を一人にして玄関>>続きを読む
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長いけど集中力が続いたのは登場人物たちのいく末が気になったから。主な3パートどれも集中力途切れなかった。話しかける為に眼鏡を落とす、ガラスの入った水筒を渡すなど人間描写が描かれていた。それぞれのパート>>続きを読む
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途中から男同士でキスしていた所など、見る度に印象が変わりそうな映画。色々と考えることができる。あまり見ない方向性の物語で新鮮さがあった。
女性が二人の仲を裂くも、終盤の暗号によって二人は仲直りをして>>続きを読む
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物語はよく分からない、というより興味を持てなかったけど映像が好き。冒頭の奥行きあるシーンなど一枚絵的な良さが沢山ある。特に横移動からの人間と犬の配置が2回とも大好き。階段の配置も良い。
総集編だけど「バンドをやっている理由」をテーマにしていて違和感なく一本の物語として見えた。
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音がエンドロールまで含めて印象的。映像表現も印象的で特に彼女を映す表現。「人間」らしい穏やかな家族に対し、彼女はまるで謎の「生物」かのよう。異常が続いた、もはや異常が正常となった世界での異質な存在さを>>続きを読む
アニメも現実の馬も知らないけど普通に楽しめた。盛り上がる演出はもちろん、何よりレースからヒューマン的ドラマチックな物語を作り上げるの地味に凄いと思う。タキオンのキャラクターは人気ありそうと感じた。