RYOHEIさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

バレット(2012年製作の映画)

3.4

スタローン主演のバイオレンスアクション。

内容としてはバディ物。
凸凹バディがあーでもないこーでもない言いながらドタバタしてあっという間に終結しちゃう感じの作品です。
まぁ普通に面白いんですが、アク
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モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

3.5

全体的にクスッと笑える程度だけど、あるシーンだけは爆笑物。これは笑うなと言うのが無理です。

ホーリーグレイル同様悪ノリ系のコメディで、本作品はイエスキリストを題材にしただけあって、公開当時はかなり物
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.8

ずっと観たかったロードムービーの傑作。
パリ・テキサスとは何なのか。

主人公のトラヴィスに感情移入しにくいのがちと難点か。弟夫婦に迷惑ばかりかけて、少し勝手過ぎやしないかな。
もちろん全体的な評価と
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

4.2

倒産寸前の靴工場が一発逆転の賭けに出る。
実話を元にしたストーリー。
日本人なら好きな内容じゃないかな。

ジョエル・エドガートンが靴工場を継いだ主人公を、キウェテル・イジョフォーがドラッグクイーンの
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

ジャケットにもある通り、心を揺さぶられる物語でした。
山本賢治という1人のヤクザが、移り変わっていく時代の変化に翻弄される姿を壮大なストーリーと共に描いています。

ストーリー、脚本については文句なし
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ノー・ワン・リヴズ(2012年製作の映画)

3.5

過去鑑賞。
ルーク・エヴァンスがかなりハマリ役だった。
いわゆる怒らせた相手が悪かった系の作品です。
全体的に悪くはなかったし、ルーク演じる主人公とチンピラ達との攻防や駆け引きも迫力があって良かったと
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.5

2連続でテリー・ギリアム監督作品を鑑賞。災害や資金難、キャストの降板など、度重なるトラブルを乗り越えて完成した作品らしい。

ジャンルとしてはコメディ色が強めのアドベンチャーで、自らをドン・キホーテと
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

未来が舞台なのに所々がアナログなのが面白いし、登場人物みんな癖が強い。
現代社会を皮肉る演出はまさにギリアムワールド全開といった感じ。
笑えるシーンも多いし、なかにはゾッとさせられるシーンも。
少し長
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

3.6

ニコール・キッドマン過去最大の汚れ役か。

周りから疎まれるがさつな女刑事をニコール・キッドマンが熱演。
渾身の老け顔メイクで誰か分からないくらいでした。役柄の方は彼女のイメージとギャップがあるので新
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.6

ストックホルム症候群の語源になった銀行強盗事件を元にした作品。
いくらか脚色してはいるだろうけど、犯人と人質との間で一種の連帯感が生まれるというのは、人間の思考の複雑さから見ても不思議ではないのかも。
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ドレッサー(2015年製作の映画)

3.8

アンソニー・ホプキンス、イアン・マッケランのまさしく演技合戦と言える作品。
大御所2人の掛け合いはハラハラする所もクスッと笑ってしまうユニークなところも。熟練された演技力から生まれる絶妙な"間"やそれ
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恋のためらい/フランキーとジョニー(1991年製作の映画)

4.2

アル・パチーノ、ミシェル・ファイファー共演の恋愛もの。
スカーフェイスでも共演していたこの2人が、今度は全く正反対の性格ながら惹かれ合っていく男女を演じてます。

不器用な大人の恋はもどかしくも微笑ま
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.5

風刺が利いたマンハント物。

誰が主役か分からなくなる序盤の展開と演出は新鮮で面白い。
個人的にはこのシーンと、主人公とヒラリー・スワンクがドンパチするシーンしか印象に残らなかった。

全体的に見ても
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フラッド(1998年製作の映画)

3.5

アカデミー賞関連の作品を観たいけど映画館に行く時間がない!
最近はスキマ時間で映画を観るしかないので必然的に映画量が減ってきて焦る。

そんなこんなでクリスチャン・スレーター目当てで今作を鑑賞。
災害
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実録外伝 大阪電撃作戦(1976年製作の映画)

3.6

またまた松方弘樹主演で、こちらはヤクザ物。
渡瀬恒彦が無謀な鉄砲玉で、どこか仁義なき戦いを思わせる。
仁義なき戦いやこの作品を観る前までは、渡瀬恒彦と言えば西村京太郎の十津川警部というイメージしかなか
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暴動島根刑務所(1975年製作の映画)

3.6

島根刑務所という恐ろしくシュールなタイトル…。
僕自身も島根出身なので、どうしても反応してしまったわけで。
観た結果、これどこの刑務所でも良かったやん!というのが感想。まぁ県民としては島根を舞台に選ん
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.5

グロさを全面に押し出している感じがしますが、まぁチープなのでそこまでグロいとは思わなかったです。
エロとグロの狭間をゆる~く彷徨うホラーコメディですね。
オープニングのセンスは良かったと思います。
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

4.0

ジーン・ハックマン、ウィレム・デフォー共演の骨太社会派サスペンス。
人種差別が色濃いアメリカ南部、どこか排他的なミシシッピーの小さな町が舞台。町の活動家3人が行方不明になり、FBI捜査官の2人が町に足
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クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)

4.0

デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン共演の潜水艦映画。
潜水艦もの特有の閉鎖感はあまり感じられず。しかし現場の緊張感、緊迫感はかなりの物がありました。
主演2人の迫真の演技も物語を更に盛り上げてい
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ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005年製作の映画)

3.5

ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリスがはまり役。エド・ハリスの悪人面がいい味出してました。

怒らせた相手が悪かった系ですが、ジョン・ウィックみたいなキレキレアクションではないです。
クローネンバーグ監
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.8

ロデオで落馬し頭を負傷した主人公。
仕事や人生、その葛藤に揺れ動く姿を描いた作品。

アメリカ辺境の雄大な自然は本当に現代なのかと疑ってしまうほど手付かずで美しかった。そこで暮らす人々の生活もどこか原
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青いドレスの女(1995年製作の映画)

3.8

アメリカンノワールという趣が強くていい感じでした。こういう雰囲気好きです。
主演のデンゼル・ワシントンは勿論、危ない友人役のドン・チードルがいい味出してました。短気、短絡すぎて笑ってしまいます。

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博士と狂人(2018年製作の映画)

4.2

メル・ギブソン、ショーン・ペン共演のドラマ。
どちらもファンなので、この映画の鑑賞は前から楽しみにしていました。

あらゆる時代の言葉を網羅した辞典を作るという、素人目から見ればどのくらい大変か想像も
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マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

4.0

この作品を観て思うことは、ただただチャドウィック・ボーズマンの死が悲しく、そして残念だということ。
ブラックパンサーの時には感じなかったけど、この作品では彼の演技力の高さが垣間見れます。本作の主人公の
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.2

ロビン・ウィリアムズ主演映画の中でも素直に感動できる良作。
笑いの力で患者を治療しようとした医師の実話がベース。こんな面白い先生がいるなら病気になって入院しても毎日が楽しいかもしれませんね。

自身が
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

動物好きにはかなりしんどい描写あり。

戦争は人を怪物に変えると言うけど、凶悪なモンスターと化した人間達が目白押し。主人公を含め、この映画にまともな人間は出てきません。

精神的にドシンとくる内容。
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.0

ジョニー・デップの演技久しぶりに見た気がします。
何だかんだでいい俳優だなぁとしみじみ思いました。

余命宣告された大学教授、リチャードのハチャメチャっぷりが止まらない。刹那的に余生を生きるリチャード
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.4

海底洞窟で盲目になったサメの不気味さがいい味出してます。

水中に沈んだ遺跡が舞台。
狭く暗い空間でサメに襲われるという絶望的な内容で、サメ映画の中では異色な感じ。
前作は現実味がある内容でしたが、今
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.5

序盤から何やら怪しく不穏な感じ。
これから何が待ち受けているのか、そのドキドキと期待感でハードルが上がってしまったかな。
ジャケット写真と独特な謳い文句で普通の映画ではないことは百も承知。なのでその期
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

僕もドリトル先生のように動物と話したい!
動物が大好きな人にとって夢のようなシチュエーションですよね。
動物だけではなく、タコや昆虫まで。もう何でもありです(笑)
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アンダーカヴァー(2007年製作の映画)

4.0

マーク・ウォールバーグ、ホアキン・フェニックス、好きな俳優が共演しているので前から観たかった作品。

潜入捜査の系統の作品と思いましたが、少しそれとは違う内容でした。
それでも充分面白かったですし、最
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.0

相変わらずガル・ガドット綺麗ですね~。360度どこから見ても綺麗です。
前作に引き続きアクションも迫力、キレがありますし、ストーリーも難しい内容ながら何とか纏められていたので一安心。

自らの願いを叶
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