がんばるさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

がんばる

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パプリカ(2006年製作の映画)

4.1

本当に独特だった。
個人的には絵や表現の気持ち悪さがとても好みだった。引き込まれた。

DCミニを盗んだ黒幕を追う内容が主軸かと思いきや、同時に刑事のトラウマに迫るストーリーが本命か?と感じた。

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モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

感想をひとことで表すなら「超イケてる」。
全てが洒落ててカッコいい。

デンゼルワシントンがカッコいいのはもちろんのこと、マネージャーのスパイクリーのファッションが出てくる度お洒落。

ラストの展開が
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無伴奏(2016年製作の映画)

3.5

高校生の時、親に内緒で映画館へ観に行った。原作も買った。

過去に観た作品だから詳細まで思い出せないが、時代背景とそれにぴったりな雰囲気がとにかく好きだった。

内容は当時の私には難しかった。というか
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.0

もっとポップで明るい話かと思いきや案外そんなことはなくて、貧困問題やお金・立場に振り回される悪い大人たちにもフォーカスが当てられてて観てて少しツラかった…これが現実なのかもだけど…

観ていてどこに軸
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.0

ジャケに騙された!!!!!笑
でもやっぱりCG無しの手作り感溢れるパニック映画は大好き。撮影の裏側に想いを馳せてしまう。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.0

どういう気持ちで観ればいいか迷子になってしまった…
ギャグも真面目な場面も銃撃戦も中途半端な気がしてしまってただ流れる映像の表面をなぞっているだけ。やけにことが上手く進むのにも違和感。悪いことしてるの
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.4

観終わった後とっても良い気分になった。

同じ1日を生きるとしても行動一つで自分や誰かを不幸にしたり、逆に幸せにできたりする。
主人公は長い間毎日同じ日を生きてようやく幸せに満ちた1日を作り出すことが
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

4.1

現代人はモノに執着していて、機能だけじゃなくて色や柄や触り心地やデザインにまでこだわって、そのモノから幸福を得ようとしている気がする。もちろん私もその一人。

たしかにモノは生活を豊かにしてくれる。け
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

絶対面白いはずなのに自分のキリスト教知識不足のせいで難しさが勝ってしまった…

難しいし理解が追いつかないのに興奮したしロマンを感じた。
もっと勉強してから出直します。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.4

小説読みながら映像を観ている感じ。

小6、中1でこんなませてて感受性豊かな子いる?と少しだけ違和感あったけど、短編3部の構成やハッピーでは終わらない切なさが良かった。
電車の遅延の場面が暗くて印象的
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

「君の名は。」同様、絵が細かすぎるしすごく綺麗だから大画面高画質で観るべし。

内容がつまらないというレビューも多いが、40分程度だし普通に良かったと思う。

まあたしかに、これといって印象に残る場面
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.2

何気ない日常の中の人種差別の話。

喧嘩っ早い、口が悪い、声がデカい、すぐ煽る、だから観てて疲れるし「日本人だから共感できない」の感想はわかる。私もそう。
でも、共感できない=知らなくていい、ではない
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.4

予告でとんでもなく怖そうだなと思う一方で「オカルトホラーでトラウマ級の映画ってそんなんあるかいな〜」と心の隅で甘くみてた私が馬鹿アホドジマヌケでした。

最初から最後まで胃痛がおさまらず、終わってから
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ピラニアシャーク(2014年製作の映画)

1.8

無性にB級パニック映画観たかったので、ジャケからしてB級臭プンプンのこの作品をチョイス。

しかしB通り越してZ!!!
いやぁ酷すぎる、時間無駄にした感(褒め言葉)

褒めてはいる、ほんとだよ、でもご
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

どれくらいみのもんたのミリオネアかとワクワクしてたら結構そのままみのもんたのミリオネアで笑っちゃいました。

問題が進むにつれて主人公の過去が明らかになる展開は面白かったけど、少し内容がチープに感じて
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.2

手本にはできないけど最高にイカしてて最高にクール。
初っ端イギーポップから始まりその他のサントラもめっちゃカッコよくてテンションが上がる。
演出も好き。

思わず「oh…」ってなる場面もあるけど全部ダ
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エコール(2004年製作の映画)

3.4

不思議な映画だった。
非現実的で説明も少ないから、観てると何箇所も「なぜ?」「どういうこと?」が浮上するけど、そこを追求して答えを出す映画ではないなと。

「象徴」を映像化した映画なんだろうなぁ。
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.8

行く先々でいろんな人と出会って、エピソードがあって、切ないながらも良いなぁとずっと思ってた。
内容に合ったゆっくりとしたスピードが心地良い。
そしてネギで笑ってた蒼井優ちゃんめちゃくちゃ可愛かったなぁ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.1

カンニングをビジネスにした高校生の話。

アクション映画かのようなスピード感と緊張感で手に汗握ったけどめちゃくちゃ面白かった。ほんとドキドキした。悪いことしてるのに応援してしまうし。

実話をもとにし
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8

いやぁひたすらに歪んでたな。全てが。
陣治に感動というレビューも多いけど、果たして感動なのか?と思ってしまう。
でも面白かった!

最後の最後、鳥がブワーッと飛んでいったシーンでタイトル思い出して鳥肌
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.2

窪塚洋介×井浦新が最高すぎる。
2人の関係性がとても好きだ。
シュールでクスッと笑うシーンがある一方で息を飲んで熱くなるシーンもある。
巻き戻して観たシーンいっぱいあるな〜

(2016年製作の映画)

2.9

井浦新が好きで試写会にまで足を運んで観ました。

終始暗く重いためどよーーーーんとした気持ちになる。ラストに向かうにつれて救いようのなさがわかる。
エンドロール中も具合悪くなるんじゃないかと思うくらい
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.5

コメディとあるけど、SFとかサスペンスの要素の方が強かった気がする。
確かにシュールで面白いんだけど、不条理で人間の闇を見てしまったような感覚。

まばたき一瞬くらいのタイミングで豪華俳優が登場するか
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

なーーーーーーんも考えずに気軽に観れる脱力系青春コメディ。
75分間ただひたすら座って喋ってるだけなのに面白い。

こういう青春もあるよなぁと羨ましく思ったり。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.4

ただただ安藤サクラに脱帽。
役者魂はもちろんなんだけども、あの役他じゃあり得ないって思うくらい良かった。

クスッと笑える場面も多くて好き。
あなたもきっと100円コンビニの歌が離れなくなることでしょ
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

息が詰まる場面多々。こちら側も萎縮してしまうくらいのピリピリ感。いやビリビリ?
終始食い気味で観てました。

割と想定外の展開があって少しびっくり。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.7

「私は何をしてるんだろう?」って思う時あるよね。心と行動がちぐはぐで、それでいて自分の心もよくわかっていない。

すぐそのへんで起きていてもおかしくないリアルな出来事。そしてそれは日常の一部で人生の一
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.7

やってることまじでサイコパスの極みなんだけど何故かレクター博士を憎めない自分がいる。不思議な感覚。

ただのサイコサスペンスではない気がするのは、多分この作品から感じる恋愛要素を否めないから。

にし
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.3

自分は映画音楽に惹かれがちな人間だけど、この音楽なしの生活音に溢れた作品もすごくいいなと感じた。

違和感というか引っかかりを残したまま終わっちゃうけど嫌じゃない。
最後の食卓を荒らす場面が好き。
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

B級感は否めないけど、自分が当事者だったらとその状況を想像するだけで恐ろしさを満喫することができたしハラハラドキドキを楽しめた。やっぱ海って怖い。

サメ映画で最高に面白いのを作るって難しいんじゃない
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.1

中盤、家族全員が最初の頃より生き生きしてて楽しそうなのに第三者から観ると狂気じみていて不気味さを感じる。
そしてそれを引き立てる不思議なBGMが印象的だった。

気持ち良い内容じゃないし、とことん「崩
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

言葉数は多くないけど表情やセリフの間や何気ない行動から伝わってくるものがあって、切なくなったり悲しくなったり愛おしくなったりする。

最後のあのシーンは目に焼き付いて離れないしめっちゃ泣いた。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.3

タランティーノ作品の満足感たるやこの上なしですわ!
相変わらず暴力的ではあるんだけど嫌じゃないし、終盤の高揚感ハンパない。
ラストは女の子たちと一緒にバンザイしちゃったよ。

アビーの着信音笑

サブマリン(2010年製作の映画)

2.3

たしかにウェスアンダーソンに似てる部分もあって、ウェスアンダーソン好きなんだけどこの映画はあまり自分にはまらなかった…なんでだろ、95分間が長く感じた…

ストーリーの軸もよくわからないし、ヒロインが
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.7

セリフを楽しむ映画だと感じた。
ベランダでワイン飲みながら心の声が漏れている場面が好きだった。
時々観客に語りかけてくる場面や急にアニメーションになったりなど演出も良かったと思う。
一つ一つの場面が短
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.7

ふざけてんのか真面目なのかわからなくて、楽しみながらも終始不思議な気持ちで鑑賞。
1と併せて、破茶滅茶感が大好き。