がんばるさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

がんばる

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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.7

他の方がレビューされてる通り、洋画版世にも奇妙な物語って感じ!しかもなかなかハイクオリティの回にある感じ。

SFチックなのはあまり観ないんだけど、これは普通に好き。
主な登場人物は3人。主な舞台は殺
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.1

まとめちゃうと、12万超えの指輪欲しさに援助交際する女子高生の話。

いやー、なんか凄いもの観たなって感じ。
独特な世界観と、斬新すぎるカメラワークと、テロップや間の使い方にヒリヒリさせられて目が離せ
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ビッグママ・ハウス(2000年製作の映画)

3.5

FBI捜査官が変装して内部調査する破茶滅茶ドタバタコメディ!

久しぶりにアメリカンコメディ観たかも!
あー、絶対今のバレる!っていうのも何故かクリアしちゃうのが良いし、こういう作品に出てくる人たちっ
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.1

勝手に官能的かコメディかのどっちかだと思ってたんだけど全くそんなことはなくて。

もっと早く観とけば良かった。ストーリー自体はまぁまぁなんだけど、ゆっく〜り流れる時間とフィルムっぽい映像と印象的なシー
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

2.9

ジャケットと「パリの街で2時間癌の検査結果を待つ女の話」っていうのが、良さそうと思って観てみたけど期待してたものと違ってつまらなかった…

この作品が悪いんじゃなくて、私がこの作品の良さをよくわかって
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チェインド(2012年製作の映画)

3.4

9歳の少年が殺人鬼に9年間軟禁される話。

面白かったのか面白くなかったのかイマイチ判断つかない。嫌いではない。
ただのサイコスリラーには分類できない作品だと思う。殺人や軟禁といったえげつない行動に潜
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リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?(2005年製作の映画)

3.0

最近疲れてて、でも映画観なきゃと謎の使命感で選んだのがコレ。ジャケを見て、頭使ったり感情が大きく揺さぶられて疲れることはまずないだろと判断。

半ば投げやりのように選んだけど、実は幼少期に予告編を見て
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.5

内容が内容だから終始物哀しさが漂っているんだけど、ずっと暖かい陽が肌を優しく撫でているような、そんな作品だった。
照度が高めで少しザラついてるフィルムっぽい映像もすごく良い。

サシャが突然亡くなった
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.8

「自閉症の妹を持つ兄が罪悪感を感じながらも妹に売春させて生計を立てようとする話」
もうこのあらすじだけで、精神が安定してる時にしか観れないと覚悟する。

最低であることには変わりないんだけど、怒りでは
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

4.2

私が女だからかな、今まで観たスケボー映画の中で1番好きかもしれない!ガールズスケーターが超クールで超キュート!

内容自体は特に深いわけでもなく分かりやすいんだけど、思春期女子の痛々しくも愛おしいやり
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

130分を感じさせないくらい飽きずにノンストップで観終えることができた…が…
期待してたのもあって、特別面白かったかと言われたらうーん、微妙なところ。

まさかの序盤で大まかなベースが明らかになるが、
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.9

やっと観れた〜!フ〜ッ!
やーーーーーーー、かっこいいに尽きる。

中盤〜終盤にかけて3人の矢印がどんどん違う方向に伸びていくのを感じたけど、ラストシーンの3人のシンクロした滑りが、根は変わらないんだ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.6

大賀が出てるって理由だけで前情報無しに観に行ったんだけど、想像をかなり超えてくる内容の重さに驚いて、ついていくのが大変だった。

なんだろう、「凄かった」って感想がまず出てくるんだけど、じゃあ「良かっ
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.9

2時間あっという間に過ぎた。海、風、日光、草原、空、思春期の少年、の画がとにかく美しい。でも、その広大な自然とは正反対な人との距離の窮屈さ。コミュニティの狭さ。考えの偏り。閉鎖感。

爽やかな青春を期
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.9

カルト映画を満員の映画館で観る謎の一体感よ。癖になりそう。そしてやっぱり私はカルト映画が結構好きなんだと確信した。

グロもホラー要素もなく、今まで観てきたカルト映画と比べると割とライトな方だったと思
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セブン・デイズ・イン・ハバナ(2012年製作の映画)

3.8

ハバナを舞台に月曜〜日曜までの7日間を7人の監督が1話ずつ紡いだオムニバス作品。

これ結構好みだった…
夜ご飯でお腹いっぱいにしてベッドでゆったりしながらお酒片手に観るのに超最適。
ハバナは疎かキュ
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.7

初テリーギリアム監督作品。

狂気的で独特だし視覚的に斬新だけどなんか観ていられる感じの作品だった。コメディかな?って思うくらい笑えるシーンも多々。テリーギリアム監督の作品って全部こんな感じなんですか
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プレッピー・コネクション(2015年製作の映画)

3.5

名門の全寮制学校内で起きたコカインまみれの実話。

私利私欲でできあがったコネクションやネットワークの脆さよ。
絶賛する面白さは個人的に感じられなかったけどそのリアルさにのめり込んでいた。

教育実習
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ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

3.5

私事ですが、教育実習のため3週間映画鑑賞を封印してました。やっと観れる〜!

視覚的に楽しい作品だったな(ぶっ飛んでるけど)。テンポも良いし(ぶっ飛んでるけど)。冒頭のシーンからまさかこんな展開になる
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

漫画原作の実写化映画は『デスノート』と『るろうに剣心』くらいしか観たことがないし、そもそもあまり興味がないんだけど、キングダムにハマってる友人に観ろと押され続け観ることに。

壮大なクオリティにスゲ〜
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.5

ジャケットから人体実験でもされた怪物人間の怖い話かと思ってたら違った(まあサイコスリラーではあるんですけど)。

難解映画とは言われているが途中でなんとなく展開は読めたし、ラスト10分くらいで伏線回収
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.7

多感な時期の女子高生のリアルとファンタジー要素の組み合わせが意外にも良かった。静かだけどじわじわとくる感じ。

よくある虐められていた子が突然現れた転校生によって救われハッピーエンドの展開かと序盤で確
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白河夜船(2015年製作の映画)

4.1

過去に原作を読んでいたので鑑賞。
小説だからこそ成り立つ言葉が少し気になってしまった。しょうがないけど口語的ではないよね…
とはいうものの私はとても好きな作品だった。しかし評価が極端に分かれるのもわか
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.0

またケヴィンスペイシー目的で鑑賞。
彼の自然だけど上手いと思わせるような表情にはやっぱり惚れ惚れしちゃう。
役回りも良かった。最後まで良い仕事しちゃうのを彼が演じるあたりも痺れた。

刑事たちの私利私
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.7

洋画ホラーは観るし好きだけど、Jホラーがとことんダメな私。韓国ホラーもJホラーと同じだと勝手に思って避けてきたけど友人と一緒に観ることに。つまり初韓国ホラー!
結果、この作品は洋画ホラーの後腐れのない
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

「人間みんな必死に生きているんだ」感や「青春!」や「切ない…泣」を無理矢理演出して全面に出していなかったのはドキュメンタリーの良さでリアルさで。

酒に溺れて「消えたい」と語るザック、厳しく躾けられ暴
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交渉人(1998年製作の映画)

4.0

サミュエルLジャクソンとケヴィンスペイシーのツートップって絶対私得じゃん…と思い鑑賞。
起承転結の承までは速かったが、大好きなケヴィンスペイシーがなかなか出てこない。あれ…?これほんとに彼出てくる…?
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.9

こちらも観なきゃ観なきゃと思いつつ謎にあっためすぎてた作品。

ミュージカル映画はもともと好んでよく観てきたけど、これはもうミュージカル映画の傑作ですね!ディズニー映画を観てるような感覚になった。
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

これ、魔法にかかった後を別のキャストが演じていたり、彼女が見てる完璧な容姿が観客にもわかるような演出だったらただのファンタジーコメディに終始してここまで訴えかける強いメッセージはなかったと思う。

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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.9

難しい。難しかった。
それはこの作品の解釈や意味が難しかったのではなくて、この作品を咀嚼して飲み込むことが難しかった。

親も子もそれぞれ個で生きる人間であるはずなのに、“血縁関係”であるが故の特別視
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

A24の作品ってだけで(当たり外れはあるけど)期待値が高まる。
上映されたばかりだからか評価が高いからか気抜くとすぐ席が埋まる。

私はmid90sの人間ではないから懐かしさを感じることはなかったし知
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ個人的なことですが、Filmarks記録200本目ということで何にしようかな〜と悩んで、謎にずっともったいぶって観てこなかったキューブリックの代表作をやっと鑑賞しました。

シーンが変わる
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

2.9

どうしよう、この映画の良さがわからぬまま終わってしまった。
80年代漂う雰囲気は嫌いじゃなかったけど、設定も展開もうーーーーんって感じ。
個人的にテンポも悪く感じて、途中何回か観るのやめようと思っちゃ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

久しぶりに明るい気持ちになれる映画観たなー!って感じ。
最後の船のシーンは現実味がないというか、いくらなんでも感で個人的に残念だったけど、終始ワクワクさせてくれるしテンポも良かったからあっという間に感
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.6

ほんとに甘くないストーリーだった…
でも、シビアな問題を取り上げつつも見やすいドキュメンタリー映画だった。

「砂糖を含む食品をスーパーから取り去ったら、8割が消えてしまう」
想像以上に砂糖にまみれた
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.5

※ただ観ただけでは3.0。解説・考察をよんで3.5。(いや4.0くらいでもいいか…?)

A24のホラーということで鑑賞。
ホラーでよくあるあからさまに恐怖心を煽るような作品ではなく、不安を蓄積させて
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