がんばるさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

がんばる

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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

2.8

タイトルの通り、自殺志願者のためのショップを営む一家の話。

「自殺」がテーマなもののミュージカル作品だから終始賑やか。
絵のタッチやブラックユーモアさが海外アニメだなーって感じ。

ハッピーエンドの
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.8

10代をケアする短期保護施設で働く者と保護された子供たちのストーリー

すごく丁寧で優しい作品だなと思った。
設定が設定だから重い背景があってつらくなってしまうけど、同時に終始あたたかさもあって何回か
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放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

3.0

クリームソーダを求めて純喫茶を巡る少女3人の冒険ストーリー。
この季節にぴったりの作品でした!☀️

ストーリーはまあよくある邦画の青春ものという感じ。
でも、登場するクリームソーダはどれもキラキラ可
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.7

ジャケットからB級感漂うシュール系ホラーかと思っていたら全然そんなことなかった。ちなみにループ系作品です。

前半は主人公とともに謎を解いていくミステリーのような感覚で進んでいくが、後半の主人公が自分
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YARN 人生を彩る糸(2016年製作の映画)

3.6

女性のアーティストを中心とした、クラフト・アート・ドキュメンタリー

女性の手仕事として認識されアートとして認められにくい「編み物」の凄みを強く感じ取ることができた。

鉄やコンクリートが糸や編み物を
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メメント(2000年製作の映画)

3.9

久しぶりに無い頭使って映画観た。
個人的にこういう時系列の作品は初めてだったから新鮮で面白かったけど私には超難解すぎてスコアはギリ4に届かず…
何回か巻き戻して観て整理。巻き戻せない映画館で観てたら頭
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.1

やばい!この作品めっちゃ好きだ!
どこを切り取ってもキュートすぎるんだ。
自分が女の子なんだと認識させられる。

ふわっと目にも耳にも心地よくて、不意に始まるミュージカルに溢れたこの作品を観終わる頃に
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.4

今を必死に生きる不器用な男女の物語。

共感できる人はすごくグッとくるのかもしれない。逆に共感できない人にはなかなか乗るのが難しいかも?私自身、わかるようでわからないまま観終わってしまった。

何気(
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.0

ケヴィンスペイシー目的で鑑賞。
「洋画ドラマ」のコーナーにあったけど、観るまで全くストーリーの想像ができなかった。ジャケットも明るいのか暗いのかわからないし、ケヴィンスペイシーが出てるというだけで重い
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.6

8月というクリスマスとは正反対の季節ですが観てみました。ノースリーブの部屋着、クーラーでキンキンに冷えた部屋、アイスを片手にだったけど、クリスマスの匂いを感じることができた〜!

オープニングとエンデ
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.6

『12人の怒れる男』の日本版オマージュというとこで面白そうだったので鑑賞。

元作と違ってコミカルに描かれていたから、パロディだと思われるシーンもまた違った雰囲気で楽しめた。
あと、全員のキャラが濃い
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

家族、学校、友達、恋愛、セックス、死…
思春期を取り巻く全てのものが見れてすごく濃かった。かといってそれぞれ中途半端に終わらせずに、繊細な部分までしっかり描かれていたのも良かった。
何度も何度も衝突し
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CUBE(1997年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

低予算+アイデアでこんな作品も撮れるんだな〜って視点で観てた。
セットはキューブ1つあれば(もう少しあるかも)あとはキューブの色を変えて出たり入ったりして、どんどん違う部屋に進んでる演出ができちゃうも
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

面白い面白くない以前に前情報何も無しに観たのが本当に後悔。
今から観ようとしてる人は「シャロン・テート殺害事件」と「マンソン・ファミリー」について予備知識をつけておくことをすすめます。絶対。

まあで
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ジャック(1996年製作の映画)

4.3

普通の人より年を取るのが4倍速い主人公のハートフルなストーリー。

この作品には心の汚い大人が出てこないから安心して観れるし気付きにくいかもだけど、子供の心ってほんっとに素敵。
ルイが言っていたように
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12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

4.0

陪審員に選ばれた12人の男が一つの部屋でひたすら被告人の有罪か無罪かを討論する映画。
久しぶりにかなりグッときた…

中盤までの、無罪主張側の意見も有罪主張側の意見もわかると感じた時、私がこの場にいた
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

前半はホラーお馴染みの手法で怖がらせてくるけど、特に主人公が犯人探しに強気になってからはポップさやエンタメ感があって楽しみながら観ることができた。
ホラー苦手な人でも観れるんじゃないかなー

オチは急
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.6

父親の残忍な復讐劇かと思ってたけど案外そんなことなくて。

1人目を殺した時、「おお」
2人目を殺した時、「……ん?」
3人目、「ちょ、これは笑笑」
以下省略
「完 全 に 笑 わ せ に
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.8

カウリスマキ2作目。
最初に観た『罪と罰』が個人的に全然のめり込めず、一緒に借りてたこの作品も観ずに返そうと思ってたけどせっかくだしと鑑賞。正直、返さずに観て良かった。

ストーリーに緩急がないのに7
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罪と罰(1983年製作の映画)

2.9

カウリスマキ監督の作品を初鑑賞。

色々深いんだろうし熱心なファンの心を掴む何かがあるんだろうけど、私にはまだ良さがわからなかった…早かった…

うーん、個人的に選曲がどうなんだろって思ってしまった…
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

80分間あっという間に感じた…
アニメとはいえこれは絶対に子どもの頃観てはいけない作品だ…(まあR15+の作品なので)
もうホラーだもんね…ショッキングなシーンも多数…

パプリカもそうだったけど、虚
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処刑人(1999年製作の映画)

4.0

バイオレンス強めで怖い映画だと思ったけど全然違かった。
エンタメ要素強くて設定や展開がややぶっ飛んでるけど、主人公の兄弟はイケメンだし音楽や演出がスタイリッシュで気軽に楽しめるアクション!面白かった!
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バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

3.1

前半はピリピリギスギスで観てるこっちも胸がざわざわ。

個人的になんだか色々急な展開だなという印象。
でも終始不思議な雰囲気ながらも優しくてどこかユルくて嫌ではなかった。

シンプルな作品ゆえ逆に難し
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.2

後半に差し掛かるまでは、静かで淡々と進む美しい映像に引き込まれたんだけど…

後半の夫が壊れ始めたあたりから個人的に怖くて怖くて仕方なかった…
狂気的な怖さではなくて、目を虚に不安定でふわふわしてる感
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恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

4.1

すごく久しぶりに台湾映画。
おなじみTSUTAYAの「発掘良品」のラベル付きという理由だけで借りたけど、期待を超える良さだった。
「発掘良品」、あなどれん。

初っ端から食欲をそそられるシーン。
料理
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.9

観たいと思いつつ謎の躊躇で時間が経ってしまった…
もっと早く観るべきだった。
そして、ここまで何映画か判別がつかない映画は初めてだ…

1時間を過ぎたあたりから「あれ…?」
そう感じたら時すでに遅し。
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モンスター上司(2011年製作の映画)

3.4

内容は期待せずケヴィン・スペイシー目的で鑑賞。

彼は相変わらずこういう超嫌な奴役が似合うなと、ファンとして惚れ惚れはしたが…

内容はまぁ可もなく不可もなく。笑ったシーンは何箇所かあったけど続編は観
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.0

TSUTAYAにて、ふと「発掘良品」のラベルがついたこのDVDが目に留まり何の前情報も無しに借りてみた。
始まった瞬間「あ、独特〜」と感じ、最後にはその独特さに完全にハマってた。

他の方もレビューさ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

ゲヴィンスペイシー目的で鑑賞。

序盤からぶっ放してくれるもんだからテンション上がるじゃないの!
カーアクションはあまり観たことがなかったけど、スケートリンクで滑っているかのような華麗なハンドルさばき
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.6

犯罪の話ではあるけど、主人公の人間味らしさが繊細に現れていたし、犯罪に手を染めてしまった経緯もしっかり描かれていたから彼女の罪を肯定するわけじゃないけど観てて嫌な気分にはならなかった。
主人公役を演じ
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ブルー・イン・ザ・フェイス(1995年製作の映画)

4.2

うわあああすごい良かった。超私好み。期待通り当たりだった。

スモークに引き続きハーヴェイ・カイテルの渋さとカッコ良さが光ってたな〜
みんながオーギーのところに集まってくるから彼の好かれ具合がよくわか
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スモーク(1995年製作の映画)

4.0

なんだろ、すごく良かったし雰囲気も私好みだったんだけど感想を書くにあたって上手い言葉が見つからないなぁ…

登場人物が全員良いキャラで、中には後ろめたい過去や辛い過去を背負ってる者もいるんだけど誰一人
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スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

3.5

インド映画観ると毎回思うけど、家庭環境によって生きる未来が変わってしまうくらい大きな差が生まれてくるよね…

スタンリー自身が優しく仲間想いだからこそ周囲の優しさを受けることができたんだよなぁ。手を差
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9

常に適度な緊張感のピリピリと暗く重い悲壮感が錯綜する110分間だった。

ジャケットからミステリー要素の強い作品かと勝手に思っていたが少し違った。

こちらまで寒くなるような雪舞台を感じながら、吹雪や
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

3.9

初めての三木聡監督の作品。
世界観すごいな〜!

最低でも10秒に1回はギャグをぶっ込んでくる。
「なんでよ〜〜笑」って言いながらずっと笑ってた。
くだらないのにどんどんツボにハマってしまう。

やけ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

いやあ…終始切ない作品だった。
感動ものの映画!として製作されたわけじゃないと思うけど、後半の畳み掛けからラストまで泣いてしまいました…

この映画が始まる前に、ブルースウィルスから「この映画には秘密
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