SadaoMioさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.8

好きだった過去作をもう一度みてみようシリーズ

世間ではアルマゲドンの方が有名だが、同じ年に公開された「隕石ものハリウッド作2本」では本作の方が断然好き

SFの体をとってはいるが、中身はゴリゴリのア
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.7

いつも通り体を張ったアクションの見せ場のつるべうち、しかしストーリーは「何も始まらない」まま、パート2への期待感マックスでエンディングという(笑)
これぞ「完璧なパート1」ですな

配信作品が映画館か
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.7

丁寧に作られたとてもいい作品。観ている間、常に誰かから誰かへの愛情を感じるお話で、登場人物もみな愛おしい。見終わったあと味も、変に重くなることなく軽やか
優しく愛情深い作品を観たいならオススメの上位に
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

第1作から劇場で観てきた一ファンとして、安心して観れる間違いない作りの娯楽作。劇場で観てこその満足感。
インディはこうでなくっちゃ、の作劇と展開は、マンネリではなく王道の踏襲
年老いたインディを正直に
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.2

うーーーーーん、、、、
私には響かなかった。コメディ部分も波長が合わず笑えなかったし、冗長で退屈だった

さかなくんは大好きだし、タレントでもあり学者でもありコミュニケーターでもあり、そのユニークで優
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.6

見て損のない映画だが、、、、
吉岡里帆はじめキャストの演技は悪くない
ただ、ストーリーのリアリティラインが自分には合わず、イマイチ物語にのめりこめなかった

ネタバレ感想はコメント欄で

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.9

これは面白い。各国でリメイクされるわけだ。

冒頭からトラブルの連続で、スピーディに予想外のストーリーが展開

主役二人のキャラづけ、演技も素晴らしい
笑えるフィルム・ノワールとして最高クラスの出来で
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

とても素敵な作品なので、まだ未見の方には是非見ることをオススメします
ぎこちなくて慎ましい高校生の男女の青春ストーリーです
二人とも、とても好感が持てるキャラクターで、友情なのか恋愛なのかわからないハ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

間違いなく映画の格や等級からいったら「第1級」「最上級」といっていい映画
ただし、1回見ただけでは全ては理解できない作りになっていて、見終わった後の消化不良状態(頭の中が????状態)も本作の魅力の一
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

納得はできないけど、興味は最後まで持続させられたかな

予備知識なしでみないと面白味半減
セットは豪華、役者も悪くない、設定もユニーク
でも、ストーリーの推進力(シェフの動機とか)が若干弱いのが残念な
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.6

高さを活かした俯瞰ショットのゾワゾワ感が凄い。配信で見なから「やめて〜」と叫びそうになったり「ヒッ」と音が出て呼吸が停まる瞬間があったくらいだから、映画館でみたら寿命が縮まったのではないかと(笑)
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ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)

3.9

好きだった過去作をもう一度見てみようシリーズ

初見から40年以上経っての再鑑賞だったけど、作品の魅力は全く色褪せてなかった。大好きな作品の一本です。

後に職人監督となる大森一樹のデビュー作にして最
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元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

3.6

「水平線」ってタイトル(原題)じゃ客よべないから、思いきりポップな邦題にして成功?じゃないかな

だってタイトルが面白そうだから鑑賞した人間がここに1人いますから(笑)

ポップなタイトルの予想をいい
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

スラダン世代の娘を持つ親という年齢なので、コミックスもテレビアニメも全くかすったことさえない我々夫婦。
なぜか不思議なことに妻が映画館で観たいと言う。
世評の高い本作、お誘いにもちろん意義などなく(笑
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.4

オスカー主演男優賞は納得の熱演。元々舞台劇だから、主役はほぼ全編出ずっぱりで、演技力と胆力がないとつとまらない役。ブレンダン・フレイザー、久々の主演作とのことだが、円熟味を感じさせるいい仕事でした>>続きを読む

フェノミナン(1996年製作の映画)

4.0

好きだった過去作をもう一度みてみようシリーズ

いやーー、やっぱり好きだなあ
「イケてるあんちゃん」(サタデーナイトフィーバー、グリース)でデビューしたトラボルタは、やがて「アクの強い悪役」(ブローク
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愛が微笑む時(1993年製作の映画)

3.7

製作年(1993年)の割にはクラシックな作りのハートウオーミングコメディ
きらきら輝いているロバート・ダウニー・Jr。のちのアイアンマンとは思えないくらいの好青年っぷり
小品ながらウェルメイドな佳作

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

タイトルよく聞くけど未見の過去作シリーズ

想像以上に良かった。いろんな方がレビューしている通り、ロードムービーとしても、女性バディものとしても、傑作。
かつて傑作がたくさんあったアメリカンニューシネ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.8

妻のチョイスで鑑賞

私なら選ばないであろう作品と映画館で出会え、幸せ&妻に感謝

人情噺といってしまえばそのとおりなのだが、パリをめぐるタクシーで、歴史を振り返りながら語られる人生は、さすがフランス
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

登場人物それぞれに役割が割りふられている。プランを推進する職員、生活のために制度の現場の裏方で働く者、マニュアルに従って利用者を電話でケアするオペレーター、そしてプランを利用する当事者である主人公。>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

リドリー・スコットの職人技に感心
実話ベースのドラマをサクサクと、しかし軽くなり過ぎずに1本の映画に仕上げる手腕
しかもクリストファー・プラマーの役はケビン・スペイシー(スキャンダルで降板)の急遽の代
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

3.7

妻のチョイスで鑑賞

ボウイに影響を受けたわけでも、ファンというわけでもない私でも、彼のパフォーマーとしての魅力に改めて心とらわれる

彼自身アーカイブしていた映像で綴られる本作。ボウイのことを知らな
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

私には合わなかった

画面もセリフも情報量が多いので、字幕を読みながら画面を消化していくのに苦労する場面もしばしば
SFは嫌いじゃないのでマルチバースには抵抗ないが、その設定がどう使われてストーリーを
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友情にSOS(2022年製作の映画)

3.7

キャンパスライフの一大イベント、パーティーナイトの一夜の大騒動をコミカルに描きながら、シリアスな人種差別の現実を突き付けてくる

差別は根深く、深刻
だからこそ、訴えるには笑いをまとわせる必要があるの
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.8

とても心地よい余韻に包まれる作品
ジュリア・ロバーツが我々に見せてくれる「エリン・ブロコビッチ」その人が素晴らしい
無学・無教養など関係ない、弁護士事務所にふさわしくない服?だろうと着たい服を着る彼女
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ドミノ(2005年製作の映画)

3.3

もっと面白くなるはずなのに、色々残念な一作

キーラ・ナイトレイといえばパイレーツ・オブ・カリビアンとかラブ・アクチュアリーでの気品ある美しさ
今作では黒いアイシャドーのいかにも悪そうなぶっ飛んだビッ
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.7

舞台となる月面基地、月面移動車などの美術レベルが高い
SFはそこが大事だから、まずは及第点確定
ストーリーは「意表をつく」というより「なるほどそういうことね」と思わせる作りで、人間性やアイデンティティ
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.7

お気楽印のM:I

スゴ腕エージェントと巻き込まれたお人よし美女の冒険を、軽妙なタッチでおふざけ満載で描く「安心して観れる」娯楽作

見て損はないが続編が見たいというほどではない

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.7

永野芽郁ちゃん、普段の優等生っぽいイメージとは違うキャラを演じてますが、全く違和感なし。なりきってます。大したもんです。

ストーリーは悲しいし、やるせない。マリコを救うことはできなかったのか、という
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.7

CIAとか犯罪組織がらみのクライムサスペンスかと思ってたが、全然違った
盗聴がハイテク化して、誰もが知らぬ間に盗聴されているかもしれないという得体のしれない恐怖が社会背景にある、ある種のサイコスリラー
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

4.2

何度見ても「笑わせてもらいました!いいもの見せてもらいました!」と心から思う傑作
ウォーレン・ベイティのチャーミングさ、ジュリー・クリスティの凛々しさ、ちょっとおまぬけな悪役二人のナイスなコメディアン
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アトラクション -侵略-(2020年製作の映画)

3.0

え!続編があるんだ
1作目はひどかったけど、どうかなあ
1作目の反省を活かして、今度はまともな脚本になっているかもしれん

ということで鑑賞
で、今回も観る必要なかった(笑)
CGがすごくてもストーリ
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アトラクション -制圧-(2017年製作の映画)

2.9

ロシアのSF大作という物珍しさから鑑賞

結果、観なくても良かった(笑)
CGはお金かかっている感ありますが、ストーリーがスカスカ
見栄えする服を着たでくのぼうのような映画でした

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

3.7

イーストウッドのあまたの作品中、おそらくナンバー1変態映画(笑)

男性に対する免疫が全くない女の園に、負傷した若い軍人がかくまわれる。そこで何が起きるのか。

最初は「慈悲」や「良識」を示す女性たち
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

笑えます
スティーブ・カレルのダサいい人具合、ゴスリングのイケおじっぷり、その他の登場人物もみんな素敵に描かれていて、観ると幸せになれるハートウォーミングコメディ
サクサク進む展開、「この人がここで!
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

文句なしに面白いお祭り映画!
ぜひ映画館の大スクリーンで見て欲しい
今どき珍しい勧善懲悪で極めてわかりやすいストーリー、劇画並みに誇張された超人的スキルとアクション
こんなことあるかい!となりそうな荒
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