SadaoMioさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

笑えます
スティーブ・カレルのダサいい人具合、ゴスリングのイケおじっぷり、その他の登場人物もみんな素敵に描かれていて、観ると幸せになれるハートウォーミングコメディ
サクサク進む展開、「この人がここで!
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

文句なしに面白いお祭り映画!
ぜひ映画館の大スクリーンで見て欲しい
今どき珍しい勧善懲悪で極めてわかりやすいストーリー、劇画並みに誇張された超人的スキルとアクション
こんなことあるかい!となりそうな荒
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トム・ホーン(1980年製作の映画)

3.4

開拓時代の終わり、凄腕ガンマンが必要悪から裁かれる悪になる時代の変わり目を描いた、枯れた味わいの西部劇

イーストウッド監督・主演の「許されざる者」と同工異曲という趣き

白眉は前半で何回か登場するマ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

劇場で見るべき航空パニックもの

定石通りの作りをハリウッド大作並みのクオリティでやってのける今の韓国映画って凄いな

様々な登場人物を手際よく紹介しながら、パニックに向かい刻々と進む前半や、地上で懸
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.4

西部劇の終わりを描いた傑作との世評のオスカー受賞作。確かに名作の品格と重厚な作りで見ごたえはある
しかし、自分はこの手の暗く重苦しくペシミスティックな作風は苦手なのでスコアは辛め

かつてマカロニウエ
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.6

シリーズ2作目。スターキャスト、豪華な舞台、どこかとぼけたキャラクターの探偵、疑わしき面々のろくでもなさ、といった要素をきっちり踏襲して、クライマックスには前作にはない大きな花火が用意されている

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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

ミステリーかくあるべし、のお手本のような良作。オールスターキャストで豪華な舞台で、いったいどうなる?という先の読めない謎めいた展開。
最後の締めくくりもお見事。
ノータイムトゥダイで短い出番ながら強い
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.5

主人公一家のお引っ越しとマンション住人と職場仲間の日常が、しょうもない小ネタの笑いとともに延々と描かれる。いつになったら陥没が起きるんだ?の前半

後半は一気にハリウッドの大作映画のような大スペクタク
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華麗なる賭け(1968年製作の映画)

3.8

マックィーンのカッコよさにしびれる
中学~高校のころの私のヒーローだったマックィーンの作品は、ほとんど見てるんだが本作はなぜか未見だった
オスカーを取った主題歌「風のささやき」も作品の一部ともいうべき
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.4

カルト的な人気作なので鑑賞
あまたのボンドガールの中でも、私のかなりのお気に入りブリット・エクランドが見れたのがヨカッタ

あとは、異端の島の宗教の不気味さだけでなく、そもそもキリスト教を含む宗教が「
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.3

トム・クルーズのフィルモグラフィでは異色の1作。誰でも虜にしちゃうハンサムフェイスを失い、醜いという感情に囚われた時、さてどうなる?

とにかくペネロペ・クルスが輝いています
トムもマスクごしだったり
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夢を生きた男 ザ・ベーブ(1991年製作の映画)

3.2

ジョン・グッドマンにベイブ・ルースをやらせる時点で成功でしょう
数ある偉人の伝記もの映画の中でも、そっくり度においては優勝

「野球の神様」といわれている人だから、なんとなく品行方正な紳士と思っていた
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

まさかここまでハチャメチャな(褒め言葉)作品とは!
できるだけ事前情報なしに観る主義なので、観てビックリ
伊坂幸太郎の原作は未読だが、どう考えても伊坂の小説では起こるはずもないことのオンパレードで、度
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

またもネトフリの資金力を見せつけられるアクション大作。これ、配信じゃもったいないヤツでしょ(笑)。劇場でみたかったなあ。

個人対個人の格闘も迫力あるけど、敵側が主人公をなかなか仕留められないので、戦
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.4

前半はすごく興味をそそられたんだが、後半はもうちょっとインパクトが欲しかったな、という印象

前半は日本における階級社会、というか東京と地方、男性社会と女性、従属と自立などなど、階級だけじゃない対立を
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.3

チャラ男のジェイク・ギレンホールとセックス中毒気味のアン・ハサウエイ

二人とも他の作品とは違うキャラが見れて楽しい映画
役になりきって、躊躇も惜しげもなく脱ぐアン・ハサウエイの役者魂にも拍手

とこ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

少年が、もしメンフィスの黒人居住区で育っていなかったら
天賦の音楽センスを持つ彼が、もしゴズペルやブルースに感化されなかったら
白人が歌うロックンロールは生まれていなかった
知られざるポップミュージッ
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バーレスク(2019年製作の映画)

3.5

アマゾンのお薦めにでてきて、☆4つ(アマゾン基準で)とかついてたんで。まあ、でもあまり期待せずに鑑賞

ちょっとおデブな女性がなんだかんだあって自分を見つけるお話
この女性がただのおデブではなくて、確
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グロリア(1980年製作の映画)

3.7

「きみ読む」鑑賞のながれで鑑賞

オープニングタイトルは画面いっぱいにでっかく
ROWLANDS as Gloria

そう、冒頭から「ジーナ・ローランズのグロリアっちゅう映画やねん!」が宣言される
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.5

一途な青年を演じる若きライアン・ゴスリングの輝き
幼さの残る、はっちゃけたお嬢様を演じるレイチェル・マクアダムスの愛らしさ
お気に入り二人の魅力が楽しめるラブストーリー

監督のニック・カサベテスの名
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

ん? 世間の評価はイマイチなの?
わたくしは充分楽しめたけどなあ

続編をパワーアップさせ続ける方法として、「パーク」という限定された空間のお話から、「ワールド」という地球全体が舞台のお話に移行してい
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プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

3.5

ゴールディ・ホーン様が見たくて久しぶりの鑑賞
クリッとした瞳がキュートで表情が豊か
画面にいるだけで見るものをハッピーにする天性のコメディエンヌ!

ストーリーに80年代のジェンダーフリームーブメント
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.8

これが実話とは驚き!という映画
もちろん脚色や推測、話を盛っているところも多々あるだろうけど
大胆な作戦と破綻したあとのもみ消し工作を見せられると、CIAならやっていそうと思える
かなり際どい話で明確
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INTERCEPTOR/インターセプター(2022年製作の映画)

3.4

配信会社制作のアクション物の典型のような作品
アクション、設定、俳優、予算。みんなそこそこ
いい時間つぶしにはなる

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

バカバカしい、という感想が褒め言葉になるバカバカしい作品(笑)

設定、人物キャラ、ストーリー、何から何まで現実離れしていて、けなそうと思えばいくらでもけなせる

が、「これは漫画だ」と思えば腹も立た
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

過激でユニーク。アメコミものはMARVELにせよDCにせよ、あまり見ないので、免疫がない。なのにアメコミものの中でも最凶?の一作と遭遇してしまい、毒気にあてられ、鑑賞後しばらくは感想も思い浮かばす呆然>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

あおり運転って日本だけじゃないんだと痛感
正確にはあおり運転とはレベルの違う恐怖に巻き込まれるお話なんだが、きっかけはドライバーなら誰しも経験のある、ささいな行動なので、見てるこっちも怖い

あと、巻
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.8

個人的トム祭りで再鑑賞

前作アウトローでは、クールでストイックであまり人間味を表に出さなかったジャック・リーチャーがかっこ良かった

本作では、女性2人と共にトラブルに巻き込まれるのだが、ジャックの
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.8

トップガンをたくさん見たので、個人的にトム・クルーズまつりがしたくて、久しぶり2回目の鑑賞

流れ者一匹狼の役を演じるトム・クルーズがかっこいい。ミッションインポッシブルシリーズのトムとは違う渋さは、
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

見たかったどおりの続編を作ってくれてありがとう!

1986年の第一作とは、あまりにも色々なことが変わっている。
冷戦は終わり、マーベリックは教えられる側から教える側に変わり、青春成長物語は次世代に何
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トップガン(1986年製作の映画)

3.9

マーベリックの予習で再鑑賞

F-14トム・キャットの飛翔シーンにうっとり が8割、20代のトム・クルーズのイケメンが際立つドラマ部分が2割という映画

米海軍全面協力の飛行シーンの数々は、CGでは出
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リベリオン(2002年製作の映画)

3.8

銃器に詳しい安東弘樹アナが「ガンアクションが凄い映画」として推していたので鑑賞

すごかった(笑)。
架空の戦法「ガンカタ」なるものを設定し、ガンアクションをショーアップ
みたことのない連射や格闘しつ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

評価が難しい映画だなあ

評価ポイント1:みたかったウルトラマンか?
NO! 見たかったものとはかなり違っていた。官僚のスーツ&ネクタイ姿の科特隊(そもそも表記漢字も違ってるし)なぞ見たくないのだ。
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オールド・ナイブス(2022年製作の映画)

3.3

可もなく不可もなく

それなりに最後まで興味をひかれる謎があり、切なさもあり
エスピオナージュものとして楽しむというよりは、男女のお話として味わう作品

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.7

主演の女優さんも知らない人だし、タイトルにも見覚えがなく、あまり期待せずに観たら、大アタリ!だったww

エンドロールみてリュック・ベッソンが監督と知る
なるほどね

アトミックブロンドやレッドスパロ
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デッドマン・ダウン(2013年製作の映画)

3.7

主人公の背景とやろうとしていることが、少しづつ明らかになっていくストーリーテリング。
あることがバレそうになるシークエンスのスリリングな演出。
絵になるマンションのベランダ越しの男女。
主役二人もそれ
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